一心寺(いっしんじ)

天王寺にある一心寺。とにかく人目をひくデザインの仁王門は必見!境内には、人の骨で作った仏様、謎の果皮入れなど、ちょっと変わったものがあります。
【参拝時間】
5:00~18:00
【定休日】
年中無休
【料金】
無料
前回:
【大阪】異様な熱気の商売人フェス『今宮戎神社の十日戎』(今宮戎駅)
≪以下レポート≫
2017/1/9(月)
とにかく印象的なデザインの仁王門を見るために、一心寺へ。
最寄り駅は天王寺駅/四天王寺前夕陽ヶ丘駅。
私は今宮戎神社から歩いていきました。
通天閣を横目に歩いていくと

見えてきました・・・!

■インパクト抜群の仁王門
これが一心寺の仁王門(山門)!

これを見てお寺の門だと誰が想像できるでしょうか。真っ先に思い付くのは美術館。
しかし、よく見るとちゃんと左右に仁王像います。

仁王様、心なしか落ち着かなそう。
でも、通り抜けようとすると、ビシッとされます。

扉には天女が。

天女ってもっと羽衣をまとっているイメージでしたが、ここの天女はほぼ裸です。
■境内散策
仁王様の足元を無事に通り抜け、境内に入りました。


特徴的な八角形屋根のこちらは、総合案内所・販売所。

力士発見!!

何かを支えてます。以前上野の花園稲荷では手水を支えていた力士。
ここでは何をささえているのでしょうか。
ちょっと引いてみましょう!

あれ、まだ上に伸びてます。

なんと、お堂の雨といを支えてます!なんという縁の下の力持ち。
境内にいる謎の生き物。

これなに?
よく見ると果皮入れと書いてあります。
境内のあちこちに設置されておりますが、このお寺ではそんなに果物食べるの……?
調べたところ、果皮入れは中国語でゴミ箱のことでした。
なお、実態は

灰皿でした!
■人の骨でつくられた骨仏
この一心寺には骨仏があります。

骨仏というのは、文字通り人の骨でつくられた仏様のこと。
十数万人の遺骨をもとにつくられた仏様、その顔には故人の面影が映るとも言われています。
10年毎に骨仏はつくられており、最も古いのは昭和22年。

昭和22年は1947年。戦後です。
それ以前のものは、大阪空襲で燃やされてしまったようです。
■禁酒のお寺・・・?
禁酒しないと……でもやめられないよなぁ……
そんなあなたにおすすめがこちらのお寺。
『この寺には大坂夏の陣の天王寺・岡山の戦いで最前線に立ち討ち死にした本多忠朝の墓所があるが、彼は酒を飲んでいたため冬の陣で敗退し家康に叱責され、見返そうと夏の陣で奮戦したが討ち死にし、死の間際に「酒のために身をあやまる者を救おう」と遺言したといわれることから「酒封じの神」とされるようになった。今でも墓所には禁酒を誓う人がよく詣でている』
(参照:Wikipedia)
300円のシャモジを買ってお参りすれば、きっとお酒やめられるはず!
それでも不安な方は2000円で祈願回向もできます!
3日間の大阪編も次でラスト!
物凄く長い歴史を持つ四天王寺へ参ります!
そして、初詣おみくじラストチャンス!
つづき:
【大阪】1400年の歴史の重み『四天王寺』(天王寺駅/四天王寺前夕陽ヶ丘駅)
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