子供の作文が帰ってきました
なにを書いたのかしらなかったので、読んでみました 娘が書いたものです
少年犯罪者をなくすために
先日、少年有期刑が引き上げられたとの記事が新聞に出ていた
これは18歳未満の少年には死刑宣告ができないなど、同じ罪をおかしても成人より罪が軽い現行の法律を厳しくしようと
方向転換したものだ。
テレビや新聞等の報道機関では、毎日のように殺人や障害事件が報道されている。すべての犯罪が報道されているわけではないので
実際にはもっと多くの件数があると推定できる。 また、こういった事件の犯人は再犯が多いと聞く。
なぜ、罪を償ったはずの人が再び罪をおかすのであろう。
刑務所等で、きちんと立ち直っていなかったからだろうか。 心底自分の行いを反省していなければ、罪をおかした時と同じ状況がうまれれば、再犯のかの性がでると思う。 そこで私は、現行の刑務所等での更生について調べた。
まず、社会に出て自立できるように、建築についての技能を教える施設があった。
各自にひとつづつの課題を与え、責任をもって取り組める方法をとっているようだ。
北海道ではその広大な土地を利用し、農作物中心の生活をとうして更生を支援するところもあった
中学校でも就学旅行などで環境を変えて生活することがあるが、日常生活と違うとこをすることで、自分をみつめ治すことができるのではないかと思った。
ここまできて、私は以前よんだ本のことを思い出した。
その本では、大きな過ちを犯した15歳の少年が刑務所に行く前に1年間無人島で生活をする様子が描かれていた。
始めは苛立った気持ちをおさえられなかった少年だったが、島で一人暮らしをすることで自分を見つめ返し、心から立ち直ることができたのだ。
私は、こういった制度が本当にあったらいいと思い調べてみたが、現在の日本ではおこなれていなかった。
しかし、アメリカやカナダでは1990年からこの制度が取り入られ、その後も関連する制度が維持されている。
ニュージーランドやオーストラリアでも導入されているという。
しかし、北海道の少年院のように、普段とは違う生活をさせたり、あたらしい環境で生活させることで、ジブを見つめ直し犯した罪を考え治すことができると思う。
自分の犯した罪を考え直すという趣旨では「ロールプレーイング」という、先進国でおこなわれているプログラムも同じである。
これは通称「役割演技法」と呼ばれている教育訓練法のひとつである。
ここでは自分のおかした罪を再現する。 例として、10人ほどの犯罪者が集まり、自分のおかした罪や生い立ちを話合い、被害者の子持ちになって考える。 長い時間をかけ、ゆっくりと行われるそうだ。
そして、その犯罪をメンバーで再現していくのだ。 その歳、犯罪者は自分の役だけではなく、被害者など様々な役を演じ自分の過ちを考え直すそうだ。 こういったプログラムは、少年たちに対しては大きな成果を残すようだ。
しかし、成人にはいかされることが少ないとも言われている。
同じ犯罪でも、少年と成人では立ち直りの早さがかわってくる。
これからの社会を動かしていくのは、今の子供たちである。 成人の犯罪者を更生させようと力をいれることは大切だと思う。
しかし、今後の社会のことを考えると、少年たちがしっかり立ち直ることができるように支援することのほうが大切だと考える。
それより、10年後、20年後に起きるであろう犯罪を防ぐことができるのだ。 同時に罪を犯してしまったらどうなるのか、犯罪者えお更生させるためにどのような手立てをとっているのか、どんな努力をしているのか等々を皆に知ってもらうことで、犯罪防止にもつながるし、犯罪者たちが偏見をもたれずに生活ができる社会が築けると思う。
そして、今よりもずっと平和で明るい社会が築けると思う。
ちょっと文章が変ですが・・・・こんな作文でした