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梶原順&関根彰良 Acoustic Duo Tour

ギタリストの梶原順さんと関根彰良さんのデュオツアー松山公演@ワイズカフェを観に行きました。

梶原順さんは数々のアーティストのライブ、レコーディング、そして指導者としても長年活躍されています。参加楽曲数はなんと1,000曲以上だそうです。そして関根彰良さんはロック、ジャズ、クラシック、フラメンコなどを学び、現在はソリストとしてもご活躍。朝ドラ『らんまん』での美しいギターの音色をいつも聴いています。


実は関根さんとは12年前に東京・新宿で来日中のフラメンコギタリスト、チャノ・カラスコさんのプライベートレッスンを一緒に受講したことがあります。(コーディネーターは鈴木一義さん)いつか関根さんのライブに行きたいと思いSNSでフォローしながらも、いつもスケジュールが重なっていたり…気が付けば12年近く経ってしまいました。



2011.10.27
(左から)関根さん、ダンサーのオルーコさん、チャノさん、智詠
写真の元記事はこちら


ツアーの中で急遽決まったという松山公演、今度こそ!と思っていたところへ、松山公演の企画をされている井上真弓さんからお誘いをいただき、関根さんから「せっかくだから飛び入りしませんか?」で急遽参加することに。


関根さんとは本当に12年ぶりでしたがもっとお会いしているはず…と思えるほど自然に再会させていただきました。前日に参加曲が決まり、当日にアンコール用の譜面をいただき、開演30分前にお2人にごあいさつ(梶原さんとは初対面)自分のマイクのセッティングは休憩中にこっそりと…という飛び入り感満載の流れです。


ライブ前半は観客としてDUOの演奏を堪能。梶原さんの「音の芯」をとらえるプレイはまさに匠の技。本当に勉強になります。そして関根さんの多彩なバックボーンから繰り出される緩急自在のギター、2つの音色が組み合わさって本当に心地よい空間でした。


後半の1曲目に呼んでいただきセッション。7~8分ほどの時間があっという間に過ぎるほど楽しい時間でした。すでにDUOで築かれているサウンドの中にここに自分が入ってしまっていいのだろうかという不安がありましたが、共演が終わった後に梶原さんがMCで静かに言ってくださった、


「ミュージシャンのいいところって、一曲、一緒に演奏すれば、もう仲間なんだよね」


に感動しました…いろいろ報われる瞬間だったと思います。


そのまま引き続きDUOを客席からというまた至福の時間。さらにアンコールでもう1回加えていただき、素晴らしい時間となりました。



ちなみに梶原さんがMCでおっしゃった

「一回酒を一緒に飲んだだけじゃ分からないけど、
一回演奏した後に酒を飲んだら最高だよね」

の通り、打ち上げは深夜にまで及ぶのでした…。


DUOツアーは翌日広島、そして徳島、愛知(一宮)、東京(大塚)と続くそうです。ツアーのご成功を!本当にありがとうございます。


梶原順さんのホームページ







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