chieのひとり言

気ままに!

65年目に届いた形見の品

2009-01-17 15:38:33 | Weblog
年賀状の近状報告が取り持った話  
主人の母は産後の経過が思わしくなく中国緩遠省 厚和 で昭和19年4月29日に亡くなったのだった  
赤ん坊の主人を日本に連れ帰ってくれたのが仙台の伯母(姉) 従妹の母親、当時学校の先生をしていた伯母は色々な伝手を頼り緩遠省・厚和 から赤ん坊を(大変な苦労をし)連れ帰ったそうだ。
その伯母も<size="4">宮城県沖地震(1978年6月・M7.4) で腰を痛め8年前に亡くなった。
仙台の従妹とは年賀状の遣り取りだけの付き合いに成っていたのが、近状報告に「こちらに出て来られたら是非お会いしたい」と書き記したのが縁で 伯母の遺品整理をして見つけた物が手元に届く 
母親の顔も知らずに育った主人は、母が手にした物(自筆)を感極まって眺め、伯母の思い出に花を咲かせて いた。

裏面に昭和18年の墨字が読める。
 裏面に美恵子の手書きの墨字が読める。

宮城県沖地震の後に伯母を訪ねた時の緩遠省・厚和 への辿り着くまでの様子、日本に辿り着くまでの苦労話、今でも自分自身が体験した様に頭の片隅に刻まれている。
山崎豊子大地の子 が  NHK放送70周年記念番組(1995年)の時も伯母に有った時に話題に成ったのが懐かしく思い出される。
 に帰り を掛けなくてはと言ってる矢先に仙台の従妹から電話が有り、又そこで叔母の下の妹の所に(今日は)出かけて折り、お嬢様から が届き懐かしく話題に成ったとか  
昨日、今日と素晴らしい の誕生祝いが届いた様子、暗い話題のこの頃、悪い事ばかりでは無く心が和んだ