cheeky~ひろりん☆ぶろぐ~

ラジオで言い足りなかったことか本の感想ブログ

別物

2010-09-12 19:30:12 | 日記

別物

春にやってたドラマの原作本です。

私はドラマは初回しか観ませんでした。

道尾秀介が原作って聞いてたので「さぞおもしろかろう」と観てみたのですが、全くおもしろくないので観るのをやめちゃったんです。

で、原作本を読んだのですが、驚きました。

ここまで全く別物とは!!

まず原作ではほぼ主人公である「弥生」がドラマにいない。

ここでもうドラマの方向性を見失ってしまったんでしょうね。

ドラマが始まる前にネットで「キムタクドラマ、綾瀬はるかにオファーするも断られる」というのを見た気がするんですが、確かに綾瀬はるか=弥生って感じするものなぁ。

上戸彩でも良かったかも?

「蓮介」は本を読んでる間、ずっとキムタクのイメージで読んでました。

これは合ってると思います。

道尾さんがあとがきで「テレビ局側から舞台となる場所(これは上海ってとこかな?)、登場人物、彼らの背景にあるもの、ストーリーに対し、希望や制約があった」と書かれているので、もしかしたらキムタクをイメージして描かれたものなのかもしれませんね。

道尾さんの原作本はラブストーリーとして単純におもしろかったです。

道尾さんらしくない展開の本ですが、それはドラマの制約があったからなんでしょう。

連続ドラマっぽい展開が本の中で繰り広げられていて、まさに月9ドラマらしい本でした。

気になったのは「シュウメイが台湾人なのに上海で働いていた理由」が描かれていなかったこと。

これも制約のひとつだったのでしょうか?