「初心者ですが...なにか?」
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『Blues for Greeny』 / Gary Moore
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今回は'90年代に録られたサンバースト・レスポール・サウンドです。 Peter Green奏でる”Greeny(Greenie?)”の音に惚れ込んだ勢いで、発表から15年以上経ち、初めて聴きましたわ。 Gary Mooreのアルバムは、『Still got the Blues』を持っとりますが、”全然黒くないリズム隊”と”ゲイリーの弾きまくり”が「ブルースじゃねえ!!」てな具合で、受け付けなかったんですわ。
注)また、アホな烏が啼いとるわ...くらいに流してくださいよ。 ゲイリー・ファンて、そーとー熱そうで怖いし。
10代の頃から、ランディー・ローズのチョーキング・シカメッ面はOKでしたが、ゲイリーの顰めっ面は受け付けなかったんですわ。
あちらこちらで目にする『Blues for Greeny』の評判は、そーとー良さげでしたが、実際聴いてみて、こりゃ、そーとー良いですわ。 音数が少ないのと、歪ませすぎてないのが、なにより。 サンバースト・レスポールは、弾きまくる楽器ではなく、音を聴かせる楽器。 フルドライブさせた音も良いが、小出力ピュア・チューブ・アンプのクリーン~クランチで鳴らせば一番良さがあらわれる。
というわけで、阿呆烏のこのアルバムのハイライトは⑧『Driftin'』...ではなく、④『I Loved Another Woman』、⑤『Need Your Love So Bad』、⑩『Love That Burns』...ラブ???だらけや...そして、③『Merry Go Round』。
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『Merry Go Round』
小出力チューブ・アンプ直の醍醐味! 見事にピーターのフィンガリングとピッキングを再現している!! 使うギターも同じとくりゃ、当然、この至高のサウンドが生まれますがな。 クリーンからクランチしかけのあのフェイズアウト・ミックス・サウンド。 輪郭がくっきりした「カラン、コロン」と明るく乾ききった音とトーン。 すばらしい!!
『I Loved Another Woman』
こちらは、師匠のフィンガリング、ピッキング、サウンドに、あのリヴァーブのオマケ付きで、見事に再現されております。 すばらしい!! いやもう、GreenyのシグネイチャーにMATAMPのFirst Ladyアンプなんぞがマジで欲しくなりますわ。
『Need Your Love So Bad』
阿呆烏一推し曲のカバー。 オリジナルを聴きこんでる分、師匠とゲイリーのニュアンスがわかっちゃったりもしちゃうのです。 いい音やぁ~。
『Love That Burns』
古ツイード・チャンプにダイレクト!みたいな、チョイと擦れた倍音が堪りませんわ。
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その他では、
オープン・チューニングのフェイズアウト・ミックスで小出力アンプ。リヴァーブをトッピングすれば、このカッチョよいサウンドが生まれるの?的な『Showbiz Blues』。 リヴァーブにコーラス、ディレイ咬ませたような味わいのサウンドがおもろい『Lookin' for Somebody』。 王道のクランチ~ドライブ・サウンド&倍音を満喫できる『Driftin'』(弾きまくりすぎない名演!)。 艶っぽい『If You Be My Baby』と、Freeの一枚目みたいな、アタマからケツまで安心して聴ける佳アルバム。
「キュイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」
の『Supernatural』は、も少し歪みが少なかったら、最高だったのに、残念。
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最後に、初心者なもんで、使ってるアンプなど々、勉強不足でわからず、すみません。
クソッ、当時のギター・マガジンなんぞ残ってたらよかったのにな。
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