ホワイエでコーヒーを飲みながら♪

観劇の感想もろもろな備忘録。
「つれづれな日々のつぶやき♪」からお引越し中。

『蛮幽鬼』ストーリーと感想

2021-06-22 09:22:15 | テレビ
WOWOWライブで2020.10.20(火)放送の舞台 劇団☆新感線ゲキ×シネ『蛮幽鬼』を録画したものを観ました。

ストーリーと感想を備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【ストーリー】
遠い昔。ようやくひとつの政権で統治され始めた島国・鳳来(ほうらい)の国にまつわる物語。
無実の罪で監獄島に幽閉された《伊達土門》(だてのどもん)。10年の歳月が流れてもなお、濡れ衣を着せた者たちへの復讐を生きる糧にしている。
監獄島の奥深くに捕らえられていた《サジと名乗る男》の力を得て脱獄、復讐への道を着実に歩む土門の前に立ちはだかったのは、かつて将来を誓った女、《美古都》(みこと)だった…。
 
土門の復讐は果たされるのか?
サジと名乗る男は一体何者なのか?
美古都の心の奥底に秘めた想いとは…。


【感想】
デュマ作の『モンテ・クリスト伯』(巌窟王)をモーチーフにした復讐譚。
人が人を恨み、呪い、殺し合うことの愚かしさと無常を描いている。

客演の舞台がホームだった俳優陣が素晴らしい演技と殺陣を魅せてくれる。
上川隆也はキャラメルボックス。だてに劇団内で"サイボーグ”とあだ名されていたわけではないな~。
堺雅人は東京オレンジ。常に人懐こい笑顔だが、その眼は笑ってなくて笑顔も貼りついた仮面のよう。怖い。
早乙女太一は劇団朱雀。舞姫の怪しく美しい舞、キレッキレの殺陣は美しくもはや芸術♡

ラストのサジと土門の長時間の殺陣は圧巻。
サジと土門は恨みとともに、ずっと監獄島に囚われたままだった。辛く哀しい…。


【余談】
こちらも一年近く録画したものの、HDに入ったままだった舞台作品。ようやく観られた~。遅い。
観始めてから気づく、これ見覚えがある…。以前にも録画して観た作品だった。
ブログにストーリーと感想をアップしておかないと、劇場で観た作品と違って忘れてしまいがち。事実忘れていたしな~。苦笑。
やっぱり面倒がらずに、観たらさくさくとアップしとかないとね~。
でも、いい作品なのでまた観られてよかったな♪

今思い出した。この舞台も観たくてチケットをとろうとしたけど、確か瞬殺でとれなかったんだっけ。
やっぱり劇場で観たかったな~。


【リンク】
WOWOWオンライン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。