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『シレンとラギ』ストーリーと感想

2021-06-21 10:23:38 | テレビ
WOWOWライブで2020.9.4(金)放送の舞台 劇団☆新感線ゲキ×シネ『シレンとラギ』を録画したものを観ました。

ストーリーと感想を備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【ストーリー】
引き寄せられた二つの魂は、あらがうことの出来ない宿命に翻弄される―北と南に国が隔てられた時代。
暗殺者の一族に生まれた伝説の女“シレン”(永作博美)。
シレンへ羨望の眼差しを向ける若き剣士 “ラギ”(藤原竜也)。
かつてシレンが殺めた南の王“ゴダイ”(高橋克実)が復活したとの一報が北に届く。
北の重臣“キョウゴク”(古田新太)から、ゴダイ暗殺の命が再びシレンに下る。
殺めたはずのゴダイが生きていたことに動揺するシレンの気持ちを悟ったラギは、自らシレンに同行することを志願。
自分の気持ちに寄り添い支える覚悟を見せてくれるラギに、シレンの凍てついた心は次第に溶かされていく…。
ついに訪れたゴダイ襲撃の時。愛を知ったはずの二人に、驚愕の真実が告げられるのだった。


【感想】
日本と中国の南北朝時代や、実在した歴史上の人物も登場させた架空の国の話。同じようなシュチュエーションでも野田作品と違ってわかりやすい。
殺陣も多くて派手! 笑いも多め。ときどきすべるのはもにょっとするが。
知らなかったとはいえ、ラギとシレンが禁断の近親相姦になったくだりで、ラギ役の藤原竜也が演じた『身毒丸』を思い出した。あちらは義母との関係だが。

シレン役の永作博美がとにかくいい♪ キュートで小悪魔的で、そしてとても哀しい…。
ラギ役の藤原竜也はこの頃が一番よかったな~。
キョウゴク役の古田新太、ゴダイ役の高橋克実は悪くて凄みがあって怖い。でもそれがいい!

「殺し合いは愛」「所詮、この世は生き地獄」
この台詞は怖い…。
ラストシーンの台詞が胸を打つ。泣けた…。
ラギ「その言葉は母として? それとも女として?」
シレン「いいえ、人として」(満面の笑みで)


【余談】
一年近く録画したままHDに入ったままだった舞台作品。ようやく観られた~。遅い。
観始めてから気づく、これ見覚えがある…。以前にも録画して観た作品だった。
ブログにストーリーと感想をアップしておかないと、劇場で観た作品と違って忘れてしまいがち。事実忘れていたしな~。苦笑。
やっぱり面倒がらずに、観たらさくさくとアップしとかないとね~。
でも、いい作品なのでまた観られてよかったな♪

今思い出した。この舞台、観たくてチケットをとろうとしたけど、確か瞬殺でとれなかったんだっけ。
やっぱり劇場で観たかったな~。



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