これだけ降ると思い出す…

お昼からもまだまだ雪は降っています
これだけ降ると、十数年前のグァム旅行（正確にはその帰り）を思い出す…

十数年前のクリスマス、暑いクリスマスを経験しようと家族（両親と弟と私）で、グァムに
卒業論文を提出した次の日が出発かなんかで行く前は旅行どころの気持ちではなく、どっちかっていうと気乗りしなかったんだけど、行ってしまうと楽しい

だけど…
暑いクリスマスを満喫して日本に帰ってきたら、なんと大雪
弟は大学が名古屋でそっちに住んでいたので、両親と私は車で名古屋に行って合流してグァムに行ったんだけど、雪のせいで高速も閉鎖され、新幹線も止まっていた
ありえない…
次の日、父はどうしても会社に行かないといけなかったし、私も冬休み中だったけど、どうしてもバイトに行って店（雑貨屋にいました）を開けないといけなかった
車があるし、高速が通れるようになったら乗って帰ってくるってことで、母は弟のアパートにお泊り。
ワンルームで、どうやって寝たんだろう。
今となると想像したらおもしろい
父と私は帰れるところまで帰ろうと（そもそもその発想で良かったのか？）、鈍行で滋賀に向かうことに。
そして、なんとか米原までたどり着いたのです

だけど、そこからが問題だった
そこから先への電車は無かったのです…
米原から家まではすっごく遠いけど、仕方なくタクシーを待つことに。
父が買ってくれた缶コーヒーが、あっという間に冷たくなるくらいの寒さ。
しかも大雪。
よく見ると、父は麻のパンツとジャケット、中はアロハシャツ
めっちゃ南国の格好やん
荷物になるからとコートを持って行かなかった父は、きっとすっごく後悔していたと思う
雪のせいでたくさん出ているのか、タクシーはなかなか来ない。
やっと来たと思ったら、そんな遠いところまで行きたくないと言われてしまった
普通近くはイヤって言われても、遠くはイヤって言われないのに…。
父が頼み込んで頼み込んで、やっと乗せてもらえることに

でも、その道中はめっちゃ怖かった
何台も車やトラックが田んぼにはまっていたし、そもそも道路なのか田んぼなのか溝なのかわからないくらいに雪が積もっていた。
私達の乗ってるタクシーも何回も滑ってた。
ちゃんとたどり着けるのかすっごく不安だった。
そして
我が家が見えたときの嬉しさ
助かったぁと思いました

はたしてあのタクシーの運転手さん、無事に帰れたのだろうか…

家族４人で旅行に行ったのは、これが最後だったような気がします。
中学・高校生の時は部活で忙しかったし、そのうち友達と出かけるようになったりして…
大きくなってからは、母とは女同士で旅行に行ったりもしたけど、家族４人っていうのはあんまりなかったなぁ。
レンが大きくなったら、なかなか一緒に旅行になんて行けなくなるのかもしれない。
今のうちにたくさん遊びに出かけたいなぁ

暖かい部屋から出たくなくって、レンが寝ている間パソコンに向かって思い出に浸ってしまいました