今回は平成28年度雲雀丘学園中学校、理科の問題の中から1問を解説します！
【問題】
大問２の 1
次の文章は、「一生のうた（作.本川達雄）」の歌詞の一部です。
ゾウさんも ねこも ネズミも 心臓は
ドッキン ドッキン ドッキンと 20億回 打って止まる
（中略）
スゥハア スゥハア スゥハア 息を3億回 吸って終わる
（1）ゾウのじゅ命は平均して80年、ネズミは4年と言われています。歌詞の内容から正しいと考えられる文はどれですか。次のア～カから1つ選び、記号で答えなさい。
ア ゾウの心臓は、ネズミよりも速くはく動している。
イ ネズミの心臓は、ゾウよりも速くはく動している。
ウ ゾウの心臓は、ネズミよりもじょうぶである。
エ ネズミの心臓は、ゾウよりもじょうぶである。
オ ゾウの心臓は、ネズミよりも大きい。
カ ネズミの心臓は、ゾウよりも大きい。
（出典：雲雀丘学園 平成28年度 入学考査問題集）
【解説】
（1）の問題文より、ゾウのじゅ命は80年、ネズミは4年です。
歌詞中に、ゾウもネズミも心臓は20億回打って止まるとあるので
ゾウの一年間のはく動の回数は
20億回÷80年=2500万回
ネズミの一年間のはく動の回数は
20億回÷4年=5億回
となります。
ここから分かることは、選択肢イの「ネズミの心臓は、ゾウよりも速くはく動している。」ということです。
したがって、答えは イ となります。
歌詞の内容と、問題文にある情報の補足を用いて解く問題でした！
次回もお楽しみに♪
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