
結論から話しますね。
前半、シュートは無かったように思いますが監督の指示するサッカーは完璧だったと思います。
驚くのは就任から10日足らずで、ここまでアルビのサッカーを変えてしまうのかという事。
前任の三浦監督の進めたカウンターサッカーの骨子は変わってないのに・・・です。
後半、一番疲れているときに仙台のあの外人が入ったことがターニングポイント。
それまではおそらく満点のアルビサッカー。
あれが一番嫌だった。
一番警戒していた。
けどヤラレタ。
そういう事。
武蔵はスタメンで使ってこそ・・・というのは以前から言われていました。
楔としてその役目も次第にサマになってます。
そして左サイドのゴメス。
ご結婚おめでとうございます。
そして左サイドスタメン獲得おめでとうございます。
当初、なんでゴメスを移籍金払ってまで取るのか、という疑念もこれで払拭されました。
あとはゲームを通して安定したプレーしてください。今はできてないけど。
呂比須監督の注文は至極簡単。
前半、しっかりブロックを作って守備からリズムを生み出す。
前半無失点ならほぼこの試合は合格。
そのために無理に前に出るな、つられて飛び出すな、体力を無駄に使うな、寄せるところは
しっかり寄せて刈り取れ。
サポからすると見てて物足りないと思いますが、今後は前半無失点なら大いに騒いで喜ぶべき
サッカーということです。
武蔵の前半は合格。
あらゆる場面でほぼターゲットになっていました。
それが証拠に、これだけの場面尽く武蔵です。
今までこんなことは無かった。
ココ! という場面、シャッターチャンスは武蔵でした。
もう一皮むけたら・・・。
ギュンも体を張って守備。
左サイドでもかなり下がって守備するのでDF? という錯覚も。
ただ、それだけコンパクトに前半の守備をこなしていたと。
ガリャは言わずもがな。
本当に体を張って守備しますし、チームを鼓舞する当り外人。
そうこうするうち、こんな場面がちょくちょく出始めます。
焦れた相手がラインを上げ、その裏が空き始めます。
この突破をもっと多く、そして正確に決められればアルビの得点は増えます。
今はじっと熟成を待つしかない。
その起点のかんぺーさん。
本当に感謝してもしきれない。
彼がいなければこの守備陣は無かった。
次第に相手エリアでのプレーが増える。
セットプレーではかんぺーさんの指示が活きる。
そんなこんなで前半終了。
ここまでは満点のアルビサッカーでした。
物足りないけど、相手を術中に嵌めていたのです。