Charme de France

小さなフランス語教室の主宰者の個人的なブログです。(*^-^*)

大阪ヨーロッパ映画祭で...☆オトコマエに出会った~(^-^)v

2008年11月10日 | 映画・ドラマ

 いよいよ大阪ヨーロッパ映画祭の季節になりました。今年の主賓は「アラビアのロレンス」や「ドクトル・ジバコ」等、数多くの映画音楽を手掛けている巨匠、モーリス・ジャール氏で、もちろん、「アラビアのロレンス」も上映されます。心に染みる巨匠の名曲とともに、巨匠のご子息のジャン・ミッシェル・ジャールさんのシンセサイザーを駆使した楽曲もフランスでは人気があります。ジャン・ミッシェルさんはフランスで開催されたワールド・サッカーの際、某小室哲哉さんと仲良く共演していました。当時は小室哲哉さんはフランスにも進出していて、華々しい活躍をしていたミュージシャンですが、話を再びヨーロッパ映画祭に戻させて頂きます。


 さて、今年はフランスの俳優さんでは、ブノワ・マジメルさんが来日されます。ブノワ・マジメルさんの映画で、私の心に残っている作品は「王は踊る」です。太陽王の時代のフランスの歴史や当時のバレエに興味のある人には必見の映画です。この度、映画祭で上映されるブノワさん主演の映画「いのちの戦場」はアルジェリア戦争をテーマにした重厚な作品で、ブノワさんの並々ならぬ思いがこもった作品ですから、映画上映後のサイン会やディスカッションが楽しみですね。ブノワさんファンは、是非、この機会にブノワさんに会って、握手、サイン、質問と猛アタックして下さい。ブノワさんに会える日は11月23日の日曜日の朝です。日曜日は「ごろごろしたいねん」という人も、ブノワさんが好きなら、「ごろ寝してる場合やないわ」とがばっと早起きして、オトコマエ・ブノワさんに是非、逢って来て下さい。
 因みに、私は一度、映画祭のパーティでとても残念なことをしてしまいました。何故か生真面目な私は、ガラ・パーティにすごく早く出かけてしまい、パーティはまだ準備中でしたので、会場前のロビーで待っていました。ロビーには知っている関係者は誰もいなくて、がら~んとしていて、まったく手持無沙汰だったので、ロビーのソファにちんと座っていました。すると、何故か生真面目な人がもう一人やって来て「どうしていいかわからない」という感じで、その人は私のすぐ傍に腰を掛けました。ちらりと横目で見ると、その男性は超男前で、優しそうで、しかも私と何か話したいような様子でした。あぁ、それなのに、私は自分から何を話していいのかさっぱりわからなくて、ちょっとだけ微笑んで、その後は、二人ともシ~ンと黙って座っていました。そして、だんだん、人が集まってきて、いよいよパーティが始まってから、その方はフランスの男優さんのマチュー・シモネさんで、"WATARIDORI"を監督したジャック・ぺランさんの息子さんだということがわかりました。が、しかし、その時には、もはや、彼の周りには、女性の輪がぐるりと出来ていて、私が入り込む余地は全くありませんでした。
 "WATARIDORI"の話もジャック・ぺランさんの話も私はボワトーさんとどれ程したかわからないくらいでしたし、撮影に参加していたシモネさんのこともボワトーさんから伺っていましたので、なんと残念なことをしてしまったのでしょう。シモネさんとお話したいことは山ほどあったのに。しかも無視してしまったなんて、本当にごめんなさい。私のような民間人に無視されたシモネさんが気の毒で、パーティが始まってから、何枚か写真を撮りましたが、シモネさんはいつも柔和な笑顔を絶やさず、優しい物腰で、本当に素敵な方でした。結果、小心者の私としては、身の丈に合った楽しい体験をしました。ということで、皆さんも大阪ヨーロッパ映画祭で非日常の面白い経験をして下さいね。 


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