自転車屋男 2

神戸で自転車屋を営み
4年半スナックを営んだ
変な男の人生色々日記

「自転車屋の生き物歳時記」!!「コイチャコガネ」!!

2024-06-27 14:46:04 | 面白ネタ
「6月27日(木)」

「自転車屋の生き物歳時記」

「コイチャコガネ」

小型のコガネムシ特集
これもたまに見かける事がありますね。

コイチャコガネ Adoretus tenuimaculatus Waterhouse
はコガネムシ科の昆虫の1つ。

小型のコガネムシで、
体表に粉を吹いたような茶色をしている。

広葉樹と芝生の害虫として知られている。

概形は長楕円形とやや細長い形の小型のコガネムシ。

体長は8.5-10.5mm、体幅は4.7-6.0mm。

地色は濃褐色で、
体表には全体に黄褐色の鱗状の毛を密生しており、
見かけでは茶色に見える。

頭部は大きく、
頭楯は半円形で縁は濃褐色で上に反り返り、
横皺があり、鱗毛は後ろに向かって並んでいる。

頭部の中央は盛り上がる。

複眼はかなり大きくて黒い。

触角は小さくて黄褐色。

雌雄共に10節からなり、
前方に片状部を持つ節は3節。

前胸背板は幅が長さの2倍強で、
両側の縁は弧を描き、前の端では鋭く尖り、
後ろの端は尖りは鈍い。

また前の縁、後ろの縁共に中央がやや膨らむ。

背面には浅い粗大な点刻がやや密にあり、
鱗毛は中央に向けて生えており、
中央には小さな白い斑紋のように集まる。

小楯板はほぼ三角形。

前翅は長さが前胸背板の約2倍あり、
真ん中付近で盛り上がり、
また中央付近で1番幅が広い。

外の縁に沿った外縁隆起は曲がったあたりに達し、
また背面には左右それぞれに3本の隆起がある。

またこの線上の所々に白斑を生じる。

雌雄の差として、
腹部末端の尾節板が雄では中央が高まり、
後方に突出するのに対して、雌では突出しない。

幼虫は老熟して体長20mm程度になり、
円筒形の身体を腹面に曲げたCの字状をしている。

本種は、かつてはチャイロコガネの名を用いた。

九州以北の日本各地に分布し、
国外では朝鮮半島、中国、台湾に分布する。

各地にごく普通に見られ、
明かりに集まることもあるので
プールで溺れかけている個体がよく見つかるという。

発生は年1回であるが、
成虫の出現期間はとても長く、
春先から初夏には越冬した成体が見られ、
夏の終わりから秋にかけては
その年に発生した新成体が見られる。

越冬態は成虫で、
5~6月に地上に姿を見せると餌の植物を摂食し、
交尾の後に雌成虫は土に浅く潜って
40個程度の卵を産み付ける。

卵の期間は8~18日で、
生まれた幼虫は生きた植物の根や腐植物を
餌として成長し、
37~46日間で3齢を経過して老熟幼虫となる。

老熟した幼虫は地下10cm程のところで蛹となり、
10~19日後に羽化する。

新成虫は
8月上旬~10月上旬に出現し、
餌を食べ始め、
その後に土中に潜り込んで越冬する。

成虫は昼間に広葉樹の葉を食い,
またその場で交尾も行われる。

夕方から夜には芝草地に飛来して地下に潜り、
翌朝に再び地上に出て餌を食べる。

葉を食べる際には葉裏から穴を開けて食べ始め、
葉脈だけを残す。


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