
曹洞宗福島青年会主催のチャリティイベントに参加しました
大勢の竹原ピストルがいる!と思ったら全員曹洞宗のお坊様でした(笑)
曹洞宗の大きな大会が行われていてその一環として遺児支援チャリティイベントが開催されたようです
水谷修先生、夜回り先生と言った方がなじみ深いですね
生で講演を聞くのは二回目。
郡山で昨年だったか行われた、さだまさし、宇崎竜童、阿木洋子、泉谷しげる、とのチャリティコンサート以来のことです
講演の内容は・・・あまりにも壮絶で、わたしたち大人がいかにこのダメな日本を作ってきてしまったか、いろいろと考えさせられる話ばかりで胸が重く苦しくなりました
受付で渡された紙袋の中にはハンカチが一枚入っていました
この可愛らしくて微笑ましい絵の作者は妃花ちゃん。デザイナーを目指していたいわきの小学校4年生だった女の子です
だった、と言うのは彼女は東日本大震災で命を奪われてしまったからです
水谷先生の話は極論もありますが、今の日本にたりなりもの、失ってきたもの、粗末にしてきたもの
忘れてしまいそうになってること、目を背けちゃんと見てこなかったこと・・・・
話を聞きながら、つい二日前に聞いた95歳の住職の説法と重なって聞こえてきました
子供がぐれるのは、リストカットするのは、ひきこもりやうつになってしまうのは
本人がやさしすぎるから。
まわりがちゃんと守ってあげなかったから
水谷氏は決して子供たちの事を悪者にはしません
「大人になっても鬱病になってしまい精神科へ行くと薬をもらうけど、彼らは病気を治そうとはしません
睡眠薬、こう鬱病、安定剤、みんな麻薬。少しずつ量を増やしてゆく殺人者です」
「虫歯が痛いからと歯医者に行って痛み止めもらうけど、何か月も痛みどめだけで虫歯の医療をしなかったら歯は抜けてしまいます
そんな歯医者はやぶ医者でしょう!まともな精神科の先生は凄く少ない、治そうとせず薬を投与し続けるだけの先生が多すぎる」
ショッキングな話ですが、確かにそうだよなあと思いました
心がやさしければやさしいほど、悪をしたり麻薬に走ったり、うつになったり死にたくなってしまう
まわりが守ってあげないからどんどん自信を無くして弱くなっていってしまう
世界で一番精神力が強いのはアラブ人だそうです
逆に弱いのはインド人だそうです
理由はよくわからなかったけど、日本人はその間位でしょうか。韓国人よりもメンタルが弱い人が多いそうです
それはなんとなくわかりました
人に何を言われても貫き通せる人は、昼の世界では政治家になったり社長になったり
夜の世界では暴力団の組長になったり夜の世界で成功したり・・・
だそうです。
弱い人はひとことひとこが気になって悩んだりします
自分も含め大多数の大人も子供もそうですよね
もともと人間なんて弱い生き物だと思うから
だから励ましあって助け合って仲良くしてゆかなければ。
著書「約束」の亜衣さんとの話もあり、死ぬ間際に彼女が訴えた言葉で水谷氏は自分の責任を重く感じ
彼女との約束を守り続けています。彼女との約束とは何か。先生の本を読むなり講演を聞いてください
ライブ前にしては心の中にグサっと突き刺さる講演でした
初っ端に登場したaveさんは珍しくスーツ姿。しかも芸能人のようなビシッと決めたスーツ
緊張してるのが客席からもわかりました
「いきなり半ズボンからってわけには行かないでしょうから・・・」とaveさん
でも歌を歌い始めればそれは歌手ですから、会場を盛り上げてゆきます
真琴さんやターキンさん、ヒロポンさんのステージで十分加熱してから、竹原ピストルさんの登場で一気に燃え上がります
それぞれ出演者は曲を選ぶのに注意していてピストルさんも福島県になじみのある歌や今回のテーマに合せた歌が多かったです
いわきの「だいすけ」や会津若松の「風待亭」など・・・
「ライブイン和歌山」も歌いました
野狐禅時代、とあるライブのMCで「僕たちの歌ううたはすべて人生の応援歌です」と語っていましたが
ソロになっても竹原ピストルは一貫してると思います
最後はお待ちかねチェリーボーイズの登場!
ピストルさん、ほんと楽しそうで仲良し4人組はやっぱいい。ピストルさんもチェリーボーイズ大好きなんだろうなあ。
最後の最後はブルーハーツの「青空」
飯坂の音酔い祭りでも歌った歌
飯坂のお寺さんの住職のお気に入りの一曲を、会場ひとつになって大合唱!
全てが終わり
会場の外に出たらあれほど土砂降りだった雨が上がってました
いい時間を過ごせたな
そして今朝は素晴らしいお天気
まぶしいほど青い空の真下で・・・
ave37祭より
福の歌 / チェリーボーイズ
こんなに離れていても / 福岡県新宮東小学校4年1組(竹原ピストルとaveとチェリーボーイズ)