お詫びとおことわり
タイトルに惹かれてご閲覧くださった方々へ
記事中の、団体名や大会名は架空の設定でございます。
AJオダックスジャパン関係者並びにランドヌーブ宮城の皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
でも・・・ブルベへの憧れ故のことで御座いますので何卒大目に見て下さいたく候。
エヘヘ(*^▽^*)
それと、例によってなが~いレポートなのでお時間を割いてしまって恐縮です。
わさび割り焼酎と、エイのヒレでもしゃぶりながらお楽しみいただければ幸いでございます。
09BRM614福島300km
6月14日(日)
ランドヌーブ福島主催による
第一回※BRM福島大会が開催された。
※BRN=Brevet de Randonneurs Mondiaux
規定の距離を規定の条件で完走すると認定される長距離サイクリング
参加者は
ちゃりけん一名のみである。
(当たり前です。勝手に一人でやってんだもん)
コースは5月23日に行われたBRM宮城300のルートの福島バージョンでR。
ルールは
300㎞を16時間以内で完走すること。
BRM宮城300に参加してる友人KTくん&KYさんの記録は16~17時間。
彼らは長距離のスペシャリストで数々の大会に参加中だ。
300は走ったことないがアベ20km/hなら俺でもなんとかできそうかな。
今回のルートはALPSLUBさんにアップしましのたのでご参照あれ。
Part1
福島~上山までの133km
梁川まではサイクリングロード、その後角田まで349、角田から113、七ヶ宿から金山峠経由で上山へ
<object codebase="http://fpdownload.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=8,0,22,0" width="320" height="240"><param name="movie" value="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" /><param name="flashvars" value="routeid=928064e6cb6d0bbf705c49827f72ace4" /><embed src="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" width="320" height="240" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="routeid=928064e6cb6d0bbf705c49827f72ace4" /></object>
携帯用URL:http://m.alpslab.jp/r/m/koBk5sttC79wXEmCf3Ks5A
3時
自宅出発
天候は曇り。
少し肌寒いのでレッグウオーマー、アームウオーマーをつけウインドブレーカーも着込む。
ザックの中身はカッパ、補給食、工具やパーツ類など。
トップチューブバッグには財布、タバコ、ラジオ。
一人っきりのランドネなのでラジオは相棒。

4時すぎ
25km
梁川。ここまではサイクリングロードを使った。
街灯のないサイクリングロードは怖い。
SuperFire501の明るさは何度も実感済みだが、これ一本しか持たなかったので万一故障したらアウトだ。
さすが名機と呼ばれるSF501。
遠方へのスポットとしては物足りないが、今回のようなのんびりツーリングにはもってこいのワイドな配光。
まさにブルベ用ライトと言っても過言じゃない気がした。
曇り空の切れ目から月齢20下弦間近のハーフムーンと明けの明星がランデブーしてるのが時折見えて綺麗だった。

厚い雲が空を支配しているせいか、いつもより夜明けが遅かった。
ライトを消せたのは5時すぎてからだった。
6時前
58km 角田
ロケットのある町。ここから113へと進路を変える。初めて走る場所だ。

角田市と白石市との境目にプチ峠。というか坂道。
少しポツポツと雨。路面はまだドライ。

車の往来が殆どないので道の真ん中を独占して走れた。

白石市に入ると霧雨。徐々に粒が大きくなり計器類に水滴が着き始めた。
今回使用したメーターは3つ。あほですね。
①はシマノのフライトデッキ。
ギアの場所がわかるから重宝なのだがケイデンスは計算上のものだから役に立たず。
雨や汗に弱い。センサーの誤作動が多い。
②は猫目のCC-TR300TW
こいつが今、一番お気に入りのサイコン。
土砂降りでも高圧電線の下でも誤作動しない。
安心できる一台だ。
ケイデンスも心拍もきちんと表示してると思う。
ただ・・・数字が小さくて見ずらいのが玉に傷。
③はガーミンEdge305
最近はカラーの705が人気のようだが、305でも十分ログは取れる。
プログラムソフトの違いだろうが、消費カロリーが大袈裟に計算される。
知らない道をむちゃくちゃに走っても、軌道が記録されるので帰宅後の楽しみが増える。
防水性が低いので完璧に防水加工を施して使用している。
標高や方角、勾配もほぼ正確に表示するので山にはもってこいだ。
タイムラグも1秒~2秒程度。記録容量はわからないが3000㎞は大丈夫だろう。
ただし一回の充電で使用できるのは10~12時間。
今回のようなロングランだと測りきれないのでエネループの予備電源も繋いだ。
この場合だと連続で20時間以上は大丈夫だ。
この3つのメーターに、先ほど話したSF501、更にマップケースまで取り付けたハンドル回りは※ホイドである。
※ホイド=福島弁で、ビンボーくせえとかいう意味かなあ?

6時半
68㎞
白石市突入である。
西空には濃い霧が見える。うううやっぱし雨かな。
※あっちの方角は鬼門で、俺が行くと必ず雨が降るというジンクスがある。
※あっちの方面=国見、茂庭、白石、七ヶ宿方面
7時半
85㎞
小原温泉付近

ほらこんな感じ。練習で走るならこの雨雲の中になんか絶対向かってないな。
でも今日は特別な日だ。行くしかないな。
90㎞
材木岩付近
標高330まで登ってきた。

幸いなことに登りでスピードが10~15㎞くらいしか出せないから、※シッパネはひどくない。霧雨のような雨でカッパを着ることも不要。涼しくてちょうどよかった。
※シッパネ=泥はね
8時前
93㎞
七ヶ宿ダム

霧が薄くなってきた。どうやら雨雲が流れていったようだ。
ここまでの登りで随分時間がかかったな。
休憩しすぎだ。メーターの平均速度は24㎞/hだが3時にスタートしてから5時間でまだ100km走ってない。

8時半
114km
標高500m
ようやく金山峠への分岐だ。

ほどなく山形県との県境。
白石川の源流。小さな小川が流れていた。遊歩道もあり面白そう。今度MTBで来ようかな。

8時50分
118km
標高625m
金山峠制圧。峠というほどの勾配も距離もない。
反対側の上山方面方は登り甲斐ありそうだ。
それにしても県境ってのは面白い。
宮城県の看板はバカでかいのに、山形県側はこれだけしかない。
宮城県側は舗装もしっかりして道幅も広いのに、山形県側は古い舗装のままで狭いぐにゃぐにゃ道。
コーナーが多く楽しめそうだが、路面が濡れてる状況では、※曽呂利新左衛門である。
※曽呂利新左衛門=そろりしんざえもん そろり、と曽呂利を掛けた駄洒落。今は死後かなあ。
峠を下りきった所に、こんにゃく番所があった。
こんきゃくのいい匂いがただよってる。
そのとき、携帯がなった。
誰だ?と思い受けたら、きゃさりんからだった。
「すごいよ!ギャーギャー○×△!!んで×○△!!ギャーギャー」
大騒ぎしてる。
落ち着かせて話を聞いてみた。
すると・・・
朝5時半ごろに姥堂出発して7時半に浄土平到着したが、雨と落雷で下山できずにいる。
幸いCTC福島の方々がいたのでレストハウスで天候回復を待ってるとのことだった。
「雨ひどいの?山形は晴れてきたよ」
「土砂降りだし雷がひどい。トイレの電源もおちたよ」
その後きゃさりんは天候回復を待ち、土湯側ルートで無事下山できたらしいと報告あり。
再出発して上山温泉へ
9時半
133km
上山着。
Prt2
上山~高畠
<object codebase="http://fpdownload.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=8,0,22,0" width="320" height="240"><param name="movie" value="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" /><param name="flashvars" value="routeid=066809a671630e133041a807d0c1ac67" /><embed src="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" width="320" height="240" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="routeid=066809a671630e133041a807d0c1ac67" /></object>
携帯用URL:http://m.alpslab.jp/r/m/BmgJpnFjDhMwQagH0MGsZw
これはまるっきし5月のBRM宮城のコースです。
上山~山形~寒河江~朝日~白鷹~長井~赤湯(南陽)~高畠
13号線を直行し奥羽線の踏切を渡る。

新型つばさ。かっこぜ~!この新幹線、何分で福島に行くのかな?俺の家のすぐ近くを奥羽線が走っているのでなんとなく不思議な気分。

自転車と新幹線。このスピードの差はなんだろか。目の目を一瞬で通り過ぎる車両に思わず笑ってしまった。
上山から国道458へ出る道を間違えて県道51を走った。
この道、ベッドタウンの見晴らしの丘団地を通るせいか、すごく整備されてて気持ちよかった。

道が山形市内に向かいそうだったので左に曲がり458へ出た。
やたらサクランボ畑が多い。
この458号線の旧道は、複雑に入り組んだ路地を駆け抜ける場所もあったりして楽しかった。
寒河江市で左折。羽前高松から287号線に乗り移る。
11時
173㎞
道の駅おおえ

陽も差してきて暑いくらい。
ホントに福島は雨?信じられないなあ。

287は最上川沿いに走る。数年前北海道旅の帰路時、秋田からの帰りに通ったことがある。
なかなか気持ちのいい道だ。たくさんのローディと挨拶を交わした。
大きく豊かな川。阿武隈川とは感じが違ってて、水の色が深く濃い。
釣り人も多かった。

最上のゆるやかな流れ、棚田、サクランボ、そして葡萄畑。
いつしかブルベの意識は消えうせ、いつものキャンプツーリングの時のような高揚した気分になった。
おケツの痛みも首や肩の痛みも心地よい。
坂が現れる度に楽しくなる。登ったり下りたりが楽しくてしょうがない。
適度なアップダウンとはこういうことを言うんですぜツーリングマップルのカソリさま。
街から街へ。橋を渡り丘を超えて変化する景色にワクワクする。
今泉から113号線にて赤湯温泉へ。
計画とは少し離れたが無事高畠へ到着。
14時
228㎞
高畠(国道13号付近)
Part3
高畠~福島
二井宿峠~七ヶ宿~小坂峠~飯坂~あづま運動公園~自宅
<object codebase="http://fpdownload.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=8,0,22,0" width="320" height="240"><param name="movie" value="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" /><param name="flashvars" value="routeid=5cae2c219117469d73d97a3af2cbfd0e" /><embed src="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" width="320" height="240" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="routeid=5cae2c219117469d73d97a3af2cbfd0e" /></object>
携帯用URL:http://m.alpslab.jp/r/m/XK4sIZEXRp1z2Xo68sv9Dg
14時半
235km
道の駅たかはた

大休止。
日没までには帰れそうだ。
二井宿峠への登りはあっという間。トンネルが見えたらもう終わりだ。
2本の長いトンネルの間から見えた景色は美しかった。
トンネルではリアのフラッシュライトが効果絶大だった。
ツーリング車のグレートジャーニーⅡから移植したのだが猫目のTL-LD1100はいい。
15時半
252㎞
宮城との県境付近
標高585m
あとはしばらく下るだけだ。
16時
280km
赤井畑
ここから113号を離れて小坂峠への登り。

16時半
286km
小坂峠
標高451m

ここからはいつものルート、飯坂~農免道路で帰着だ。
17時15分
300km
飯坂温泉
ちょうど飯坂で300km
ここまでで15時間15分だ。平均時速20kmの目標より45分の貯金。
フルーツライン~農免道路で荒井のあづま運動公園と四季の里を巡回してから帰宅。
18時13分
331km
帰宅。
@@@
走行距離331.58km
走行時間16時間13分(ストップしてた時間も含めて)
平均時速 ?バカだから計算できん。20kmはクリアした。
@@@
走ってみて・・・
途中から気づいたのだが、自転車はキモチのいいものだ。
当たり前なのに忘れかけてた。
今回の旅は一日だけであったが、日本一周してるときの気持ちになれた。
ひやすら前へ!次の街へ!次の川へ!
楽しくて。たぶん笑いながら走ってたと思う。
原点回帰の一日。
思いっきりリフレッシュできた。
思ったよりも疲れなかった。
次は400かな。
トリプルセンチュリーの480かな。
んでいつかは600!1000!
あはは!新たなる目標が出来てうれし~~!
来年はAJ登録しよっかな。
皆様ご心配お掛けしましたがもう大丈夫です。
俺の太陽はまだ真っ赤だった。
燃え続けているのを感じた。
幸せです俺は。
皆様ホントにありがとう!
ロードでもMTBでもレースでもロングでも耐久でも探検でもなんでもど~んとこい!
ちなみにきゃさりんさんはCTCに影響されてトライアスロンに興味津々のようだ。
さすが雷なんかものともせずにスカイラインソロ一周を朝飯前にやっちゃう人だ。
オイラはオイラのやりかたでいいさ。
お誘い待ってます!なるべく日曜ね!
☆彡いや~自転車っていいない!こでらんにな~い!☆彡
最後に大好きな金子みすずさんの詩をどうぞ。
先月の山陰天幕旅のときに寄れなかったみすず記念館。
いつかかならず行こう。
私が両手を広げても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
じべたを速くは走れない
私がからだをゆすっても
きれいな音は出ないけど
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ
鈴と 小鳥と それから私
みんなちがって みんないい
タイトルに惹かれてご閲覧くださった方々へ
記事中の、団体名や大会名は架空の設定でございます。
AJオダックスジャパン関係者並びにランドヌーブ宮城の皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
でも・・・ブルベへの憧れ故のことで御座いますので何卒大目に見て下さいたく候。
エヘヘ(*^▽^*)
それと、例によってなが~いレポートなのでお時間を割いてしまって恐縮です。
わさび割り焼酎と、エイのヒレでもしゃぶりながらお楽しみいただければ幸いでございます。
09BRM614福島300km
6月14日(日)
ランドヌーブ福島主催による
第一回※BRM福島大会が開催された。
※BRN=Brevet de Randonneurs Mondiaux
規定の距離を規定の条件で完走すると認定される長距離サイクリング
参加者は
ちゃりけん一名のみである。
(当たり前です。勝手に一人でやってんだもん)
コースは5月23日に行われたBRM宮城300のルートの福島バージョンでR。
ルールは
300㎞を16時間以内で完走すること。
BRM宮城300に参加してる友人KTくん&KYさんの記録は16~17時間。
彼らは長距離のスペシャリストで数々の大会に参加中だ。
300は走ったことないがアベ20km/hなら俺でもなんとかできそうかな。
今回のルートはALPSLUBさんにアップしましのたのでご参照あれ。
Part1
福島~上山までの133km
梁川まではサイクリングロード、その後角田まで349、角田から113、七ヶ宿から金山峠経由で上山へ
<object codebase="http://fpdownload.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=8,0,22,0" width="320" height="240"><param name="movie" value="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" /><param name="flashvars" value="routeid=928064e6cb6d0bbf705c49827f72ace4" /><embed src="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" width="320" height="240" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="routeid=928064e6cb6d0bbf705c49827f72ace4" /></object>
携帯用URL:http://m.alpslab.jp/r/m/koBk5sttC79wXEmCf3Ks5A
3時
自宅出発
天候は曇り。
少し肌寒いのでレッグウオーマー、アームウオーマーをつけウインドブレーカーも着込む。
ザックの中身はカッパ、補給食、工具やパーツ類など。
トップチューブバッグには財布、タバコ、ラジオ。
一人っきりのランドネなのでラジオは相棒。

4時すぎ
25km
梁川。ここまではサイクリングロードを使った。
街灯のないサイクリングロードは怖い。
SuperFire501の明るさは何度も実感済みだが、これ一本しか持たなかったので万一故障したらアウトだ。
さすが名機と呼ばれるSF501。
遠方へのスポットとしては物足りないが、今回のようなのんびりツーリングにはもってこいのワイドな配光。
まさにブルベ用ライトと言っても過言じゃない気がした。
曇り空の切れ目から月齢20下弦間近のハーフムーンと明けの明星がランデブーしてるのが時折見えて綺麗だった。

厚い雲が空を支配しているせいか、いつもより夜明けが遅かった。
ライトを消せたのは5時すぎてからだった。
6時前
58km 角田
ロケットのある町。ここから113へと進路を変える。初めて走る場所だ。

角田市と白石市との境目にプチ峠。というか坂道。
少しポツポツと雨。路面はまだドライ。

車の往来が殆どないので道の真ん中を独占して走れた。

白石市に入ると霧雨。徐々に粒が大きくなり計器類に水滴が着き始めた。
今回使用したメーターは3つ。あほですね。
①はシマノのフライトデッキ。
ギアの場所がわかるから重宝なのだがケイデンスは計算上のものだから役に立たず。
雨や汗に弱い。センサーの誤作動が多い。
②は猫目のCC-TR300TW
こいつが今、一番お気に入りのサイコン。
土砂降りでも高圧電線の下でも誤作動しない。
安心できる一台だ。
ケイデンスも心拍もきちんと表示してると思う。
ただ・・・数字が小さくて見ずらいのが玉に傷。
③はガーミンEdge305
最近はカラーの705が人気のようだが、305でも十分ログは取れる。
プログラムソフトの違いだろうが、消費カロリーが大袈裟に計算される。
知らない道をむちゃくちゃに走っても、軌道が記録されるので帰宅後の楽しみが増える。
防水性が低いので完璧に防水加工を施して使用している。
標高や方角、勾配もほぼ正確に表示するので山にはもってこいだ。
タイムラグも1秒~2秒程度。記録容量はわからないが3000㎞は大丈夫だろう。
ただし一回の充電で使用できるのは10~12時間。
今回のようなロングランだと測りきれないのでエネループの予備電源も繋いだ。
この場合だと連続で20時間以上は大丈夫だ。
この3つのメーターに、先ほど話したSF501、更にマップケースまで取り付けたハンドル回りは※ホイドである。
※ホイド=福島弁で、ビンボーくせえとかいう意味かなあ?

6時半
68㎞
白石市突入である。
西空には濃い霧が見える。うううやっぱし雨かな。
※あっちの方角は鬼門で、俺が行くと必ず雨が降るというジンクスがある。
※あっちの方面=国見、茂庭、白石、七ヶ宿方面
7時半
85㎞
小原温泉付近

ほらこんな感じ。練習で走るならこの雨雲の中になんか絶対向かってないな。
でも今日は特別な日だ。行くしかないな。
90㎞
材木岩付近
標高330まで登ってきた。

幸いなことに登りでスピードが10~15㎞くらいしか出せないから、※シッパネはひどくない。霧雨のような雨でカッパを着ることも不要。涼しくてちょうどよかった。
※シッパネ=泥はね
8時前
93㎞
七ヶ宿ダム

霧が薄くなってきた。どうやら雨雲が流れていったようだ。
ここまでの登りで随分時間がかかったな。
休憩しすぎだ。メーターの平均速度は24㎞/hだが3時にスタートしてから5時間でまだ100km走ってない。

8時半
114km
標高500m
ようやく金山峠への分岐だ。

ほどなく山形県との県境。
白石川の源流。小さな小川が流れていた。遊歩道もあり面白そう。今度MTBで来ようかな。

8時50分
118km
標高625m
金山峠制圧。峠というほどの勾配も距離もない。
反対側の上山方面方は登り甲斐ありそうだ。
それにしても県境ってのは面白い。
宮城県の看板はバカでかいのに、山形県側はこれだけしかない。
宮城県側は舗装もしっかりして道幅も広いのに、山形県側は古い舗装のままで狭いぐにゃぐにゃ道。
コーナーが多く楽しめそうだが、路面が濡れてる状況では、※曽呂利新左衛門である。
※曽呂利新左衛門=そろりしんざえもん そろり、と曽呂利を掛けた駄洒落。今は死後かなあ。
峠を下りきった所に、こんにゃく番所があった。
こんきゃくのいい匂いがただよってる。
そのとき、携帯がなった。
誰だ?と思い受けたら、きゃさりんからだった。
「すごいよ!ギャーギャー○×△!!んで×○△!!ギャーギャー」
大騒ぎしてる。
落ち着かせて話を聞いてみた。
すると・・・
朝5時半ごろに姥堂出発して7時半に浄土平到着したが、雨と落雷で下山できずにいる。
幸いCTC福島の方々がいたのでレストハウスで天候回復を待ってるとのことだった。
「雨ひどいの?山形は晴れてきたよ」
「土砂降りだし雷がひどい。トイレの電源もおちたよ」
その後きゃさりんは天候回復を待ち、土湯側ルートで無事下山できたらしいと報告あり。
再出発して上山温泉へ
9時半
133km
上山着。
Prt2
上山~高畠
<object codebase="http://fpdownload.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=8,0,22,0" width="320" height="240"><param name="movie" value="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" /><param name="flashvars" value="routeid=066809a671630e133041a807d0c1ac67" /><embed src="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" width="320" height="240" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="routeid=066809a671630e133041a807d0c1ac67" /></object>
携帯用URL:http://m.alpslab.jp/r/m/BmgJpnFjDhMwQagH0MGsZw
これはまるっきし5月のBRM宮城のコースです。
上山~山形~寒河江~朝日~白鷹~長井~赤湯(南陽)~高畠
13号線を直行し奥羽線の踏切を渡る。

新型つばさ。かっこぜ~!この新幹線、何分で福島に行くのかな?俺の家のすぐ近くを奥羽線が走っているのでなんとなく不思議な気分。

自転車と新幹線。このスピードの差はなんだろか。目の目を一瞬で通り過ぎる車両に思わず笑ってしまった。
上山から国道458へ出る道を間違えて県道51を走った。
この道、ベッドタウンの見晴らしの丘団地を通るせいか、すごく整備されてて気持ちよかった。

道が山形市内に向かいそうだったので左に曲がり458へ出た。
やたらサクランボ畑が多い。
この458号線の旧道は、複雑に入り組んだ路地を駆け抜ける場所もあったりして楽しかった。
寒河江市で左折。羽前高松から287号線に乗り移る。
11時
173㎞
道の駅おおえ

陽も差してきて暑いくらい。
ホントに福島は雨?信じられないなあ。

287は最上川沿いに走る。数年前北海道旅の帰路時、秋田からの帰りに通ったことがある。
なかなか気持ちのいい道だ。たくさんのローディと挨拶を交わした。
大きく豊かな川。阿武隈川とは感じが違ってて、水の色が深く濃い。
釣り人も多かった。

最上のゆるやかな流れ、棚田、サクランボ、そして葡萄畑。
いつしかブルベの意識は消えうせ、いつものキャンプツーリングの時のような高揚した気分になった。
おケツの痛みも首や肩の痛みも心地よい。
坂が現れる度に楽しくなる。登ったり下りたりが楽しくてしょうがない。
適度なアップダウンとはこういうことを言うんですぜツーリングマップルのカソリさま。
街から街へ。橋を渡り丘を超えて変化する景色にワクワクする。
今泉から113号線にて赤湯温泉へ。
計画とは少し離れたが無事高畠へ到着。
14時
228㎞
高畠(国道13号付近)
Part3
高畠~福島
二井宿峠~七ヶ宿~小坂峠~飯坂~あづま運動公園~自宅
<object codebase="http://fpdownload.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=8,0,22,0" width="320" height="240"><param name="movie" value="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" /><param name="flashvars" value="routeid=5cae2c219117469d73d97a3af2cbfd0e" /><embed src="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" width="320" height="240" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="routeid=5cae2c219117469d73d97a3af2cbfd0e" /></object>
携帯用URL:http://m.alpslab.jp/r/m/XK4sIZEXRp1z2Xo68sv9Dg
14時半
235km
道の駅たかはた

大休止。
日没までには帰れそうだ。
二井宿峠への登りはあっという間。トンネルが見えたらもう終わりだ。
2本の長いトンネルの間から見えた景色は美しかった。
トンネルではリアのフラッシュライトが効果絶大だった。
ツーリング車のグレートジャーニーⅡから移植したのだが猫目のTL-LD1100はいい。
15時半
252㎞
宮城との県境付近
標高585m
あとはしばらく下るだけだ。
16時
280km
赤井畑
ここから113号を離れて小坂峠への登り。

16時半
286km
小坂峠
標高451m

ここからはいつものルート、飯坂~農免道路で帰着だ。
17時15分
300km
飯坂温泉
ちょうど飯坂で300km
ここまでで15時間15分だ。平均時速20kmの目標より45分の貯金。
フルーツライン~農免道路で荒井のあづま運動公園と四季の里を巡回してから帰宅。
18時13分
331km
帰宅。
@@@
走行距離331.58km
走行時間16時間13分(ストップしてた時間も含めて)
平均時速 ?バカだから計算できん。20kmはクリアした。
@@@
走ってみて・・・
途中から気づいたのだが、自転車はキモチのいいものだ。
当たり前なのに忘れかけてた。
今回の旅は一日だけであったが、日本一周してるときの気持ちになれた。
ひやすら前へ!次の街へ!次の川へ!
楽しくて。たぶん笑いながら走ってたと思う。
原点回帰の一日。
思いっきりリフレッシュできた。
思ったよりも疲れなかった。
次は400かな。
トリプルセンチュリーの480かな。
んでいつかは600!1000!
あはは!新たなる目標が出来てうれし~~!
来年はAJ登録しよっかな。
皆様ご心配お掛けしましたがもう大丈夫です。
俺の太陽はまだ真っ赤だった。
燃え続けているのを感じた。
幸せです俺は。
皆様ホントにありがとう!
ロードでもMTBでもレースでもロングでも耐久でも探検でもなんでもど~んとこい!
ちなみにきゃさりんさんはCTCに影響されてトライアスロンに興味津々のようだ。
さすが雷なんかものともせずにスカイラインソロ一周を朝飯前にやっちゃう人だ。
オイラはオイラのやりかたでいいさ。
お誘い待ってます!なるべく日曜ね!
☆彡いや~自転車っていいない!こでらんにな~い!☆彡
最後に大好きな金子みすずさんの詩をどうぞ。
先月の山陰天幕旅のときに寄れなかったみすず記念館。
いつかかならず行こう。
私が両手を広げても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
じべたを速くは走れない
私がからだをゆすっても
きれいな音は出ないけど
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ
鈴と 小鳥と それから私
みんなちがって みんないい
勝手に弟子になってます、、、
ブルベ出る時は、教えて下さいね。
次週は、御霊櫃楽しんで下さい。自分はGF飯豊です。
300キロオーバーって・・・・考えた事もねぇぞい。
200キロオーバー目指してたのに、かすんじまったじゃねぇがよ~~ん。
でも、お陰でやってみたかった事をヤルキになってきた。
これで完全フッカツですね~
BRM宮城600、まだ受付中ですよ~
仙台・泉ヶ岳の3時間耐久もありますゼ~
私も何で自転車に乗っているんだろうと感じることがあります。少し強迫観念にとらわれているのかなと思うときもありますが、多分変わっていく自分を客観的に見ているのが好きなのかなと思っています。何というか自分の体を使って実験しているような感覚です。もちろんそれはおかしいと思う人もいると思いますが、いまはそんな自転車の楽しみ方で満足です。世の中に楽しいことはたくさんありますが、とりあえず今は自転車を楽しんでいこうと思っています。
1人で走ると30分で帰りたくなります。
ぎったれなので、知らない道は走れない。
是非、道案内をお願いします。
それまで、ケツの皮と尿道周りを鍛えておきます~
グラフォンなんてやっちゃうTさんのほうがよほど凄い!師匠はあなた!オイラが弟子っす。
飯豊って・・・小国のほう?熊出そうだ~!
帰り福島市回りならちょこっと寄って話聞かせてちょ。怪我ないように楽しんで!
単純バカですいません。
前よりもっとチャリ好きになたかもです。
やる気になったのはよかった!
んじゃ400越え一緒に行きますか~!
600はまだ無理っしょオイラにゃ。
すげえなあ。頑張ってください!
泉ヶ岳・・・翌週鳥海HCあるしなあ。
3耐は大槻公園で過酷さ知ってるし・・・
単独ブルベ『BRM614福島300km』完走おめでとうございました。いままでの十分すぎるほどの経験があるのですから、400、600、1,000だってモノに出来るはずです。ますますもって、自転車って“こでらんに”ですよね。
200オーバーおめでとうございます。
ロングにはロングにしかない世界ありますよね。
強迫観念。確かにレース数日前に逃げ出したくなったり、走っててもなんでこんなことしてるんだろう・・とか思っちゃいますよね。
それをいいストレスに変えて楽しめればいいですよね。趣味だもん。
「変わっていく自分を客観的に見ているのが好き」
うんうんわかる!俺も好きだもん。成長する自分が大好きだもん。
こでらんに~って笑うべない!