京都市美術館のツタンカーメン展へ
京都市美術館の歴代入場者ベスト10の第一位は1965年この年開催のツタンカーメン展で、前年のビーナスや後のモナリザ展を超えた第一位だが、いかに混雑したか皆さんには想像できないだろうな。
そのツタンカーメン展に祭日に出かけた。それも受験生の身にも関わらずだから、如何にデートの理由が欲しかったのか!
一時間以上も並んで、黄金のマスクの前を通り過ぎたのは1分足らず。早々に美術館を出てお決まりのデートコース、疏水沿いに白川通から南禅寺へ歩いた。
受験生らしからぬ最高の贅沢デートだったが、「文化の日は晴れの特異日」で暑い日差しの休日だった。そんな陽照りの下を、歩道が整備されていない当時の仁王門通なので、疏水脇を歩くことができなかったのが心残り…かな
この日をスタートにこの道はふたりのお決まりのデートコースとなり、デート記念日となったのだ。
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