家電や車など人にとって自動化することはよいことだ。
何時間もかかっていた労力を削減して時間、体力を節約できる。まさに文明だ。
仕事でも毎回手を動かさなくても済むようにプログラムして自動化しておこうという発想になるわけだが、このとき一般消費者とは異なる意味合いになってくる。
プロを名乗る者としては、何が自動化されているのかまで把握している、把握していないまでもすぐに思い出せる状態にあることが必要不可欠だと思う。だが、同業であっても一般消費者と同じ認識でいる人もおり、これには閉口する。思ったように自動化されてない、作ったやつの責任だ、中身がよく分からないので作ったやつが直せばいいや、これである。これで果たしてプロだろうか。
自動化の仕組みを作る方が複雑怪奇なものを作り出してしまい誰にも理解されないということもある。これについても業務効率化に繋げようとしているわけでアートを創作しているわけではない。自分以外の人が仕事として使うんだと思えば、何が自動化されるのか理解しやすいものにしないといけない。使う方であっても作る方であってもどちらにしてもプログラムを理解しようとすることは必須となる。
この業界で仕事するのであればどんな職種であってもヤングだろうとシニアだろうとプログラムに興味をもつべきではないだろうか。技術系じゃないので、管理職なので、営業なのでetc...後は任せたってあんたさっきまで技術についてエラそうに語ってたじゃんといった場面は日ごろからけっこう遭遇する。まあ自分だけはそんなプロもどきにならないように日々精進したいと思う。
POLYSICS 『MEGA OVER DRIVE』