ちゃんどこスキーバカ日誌

スーパー滑りどきサポート!!何~それ~?

■春のゲレンデ制覇運動ふりかえり■

2008年03月21日 | 07-08シーズン


苗場で技術選観戦を終え、翌日。

chammikaさんは久しぶりに萌えて、いや燃えておりました。

ゲレンデ制覇は女のロマン。

なのに誰も分かってくれないこの寂しさよ(笑)



てなワケで、今回は石打・六日町エリアゲレンデ制覇の旅でございます。

まず最初に向かったのは、石打花岡スキー場。

マニアックすぎてあまり知っている人いませんが・・・。

JR石打駅から5分ほどの便利な立地条件。

車も湯沢の健康ランドから国道走ってあっという間。

おかげでちょっと寝坊してもリフト開始の8時に間に合いました。

駐車場にはわずか数台しか止まっておらず、まだ誰もゲレンデに出る気配はなし。

でも、ロマンを追い続ける女、chammikaさんは、いつでもリフト乗れるよう、

バッチリ準備して、リフト券売り場で待っておりました。


・・・・・が、リフト券売り場にまったく人の気配なし。

リフトも、8時15分くらいからようやく試運転。

仕方ないので、けん制しつつも、ストレッチ開始。

しばらくすると、おじさんが近づいてきた。


「まだリフト券販売できないから、何本か滑って開いたら買ってください」


このリフト1本しかないゲレンデで1日券を買うつもりはなかったので、正直に


「3本だけ乗りたかったのですが・・・回数券も買えないですか?」


と言ってみたら、おじさん


「3本なら・・・(タダで)乗っていいよ」





これぞゲレンデ制覇の醍醐味!!(爆)


ということで、アサイチの青空の下、誰もいない中斜面を独り占め。



たのも―――――っ!!




幸せです。

ピッチリとピステンかかった固めのバーンをかっ飛ばし大回り。

ピッチリピステンですよ。

ピッチリ横分け鼻デカ兄さんじゃないですよ。

それじゃ中井貴一ですよ。



あっと言う間の3本滑り、リフトのおじさんにお礼を言ってゲレンデを

さっさと去りました(笑)

この花岡スキー場は、めっさめさコンパクトですが、コソ練するには最高です。

また、ゲレンデ整備もしっかりしてる。

圧雪車のラインで出来た雪の盛り上がりを、こんな感じで丁寧に叩いてるし。



自分がスキー学校に所属して初めて、経営側の色んな苦労が目に付くようになりました。

ホント、気持ちよく滑らせてもらえて感謝感謝です。(しかもタダ・・・)

次に向かったのは、シャトー塩沢。

こちらもややコンパクトながら、奥行きのある楽しそうなゲレンデ。

リフトに乗ろうとしたら、リフト券売り場が無い。

おじさんに聞いたら


「ああ、この上の方にあるよ」

「どうやって行くんですか?」

「ここまで降りてきちゃったの?登って戻らないと買えないねぇ」


仕方なく板を外し、上がろうとしたら、リフト1本乗っていいと言われた。

・・・・・その時、邪な心がささやいた。



(このまま乗って滑ってゲレンデ制覇終了しちまえよ!!)



その後天使がささやいた。



(せっかく乗せてもらったんだから、回数券買いなさい)



・・・買うことにしました(笑)

さすがに花岡でもタダでここでもタダというのは・・・ねぇ?



しかし、ちょっと1本乗るつもりだったのに、このリフト。



長ぇ!!∑( ̄□ ̄;)




ええ、10分ほど乗りました。

そして、まっ平らな初級者コースを15秒で降りて戻りましたよ。

回数券を買い、気を取り直してイチバン上のコースまで。

行こうとしたんです。


さっきのクソ長いリフト(暴言)をもう1回乗って、おいしそうな斜度の

リフトに乗ろうとしたその瞬間。


「このリフト、機械の調子が悪いので整備点検入ります!下がって下さい!」



∑(T▽T)ええっ?



「いっぽんだけのせてくださぁぁぁぁぁぁぁい!!」


「ダメダメ!途中で止まったらどうすんの!!」


「止まってもいいからぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「下がって下さい!!」



冗談に聞こえますがマジでこんなやり取りしました・・・。

本当に無念ナリ。覚えてろよ!シャトー塩沢っ!
(私が覚えてるかどうか微妙)

仕方ないので、さっきと反対側のゲレンデで数本滑りました。

下まで降りて、ふと気づいた。


・・・アレ?さっきと景色が違う・・・。


どうもchammikaさん、最初に乗ったリフトと違うゲレンデに降りて来た模様。

もう1回リフト乗らないと戻れない雰囲気。

しかし回数券は底をつき・・・。

そしてリフトのおじさんに。


「あっちのゲレンデは歩いて戻れますかぁ~?」

「リフト2本乗らないと戻れないよ」

「えーっ回数券使っちゃったぁ・・・戻れないよぅ~」

「じゃあリフト乗っていいよ」



・・・これぞゲレンデ制覇の醍醐味!!(爆)

しかし、問題は2本目。

いまと同じ手が使えるか。



・・・かなりてこずりましたが、なんとか乗せてもらえました。

こんなことなら半日券買ってあげて良かったような・・・(笑)


随分塩沢で道草くってしまい、お昼前。

このまま浦佐滑って終わろうかと思ったのですが。

気づいたらエクス子は五日町スキー場へ・・・(笑)



たのも―――――っ!!




たかが町営のロコスキー場と思って行くなかれ。

ゲレンデでまず目に飛び込んだのは、リフト横のモーグルコース。

ちゃんとエア台も2つあって、ラインも四つほどある。

・・・行かなかったけどね(笑)

だって回数券4枚しかないから(もっと買えよ!!)

ペアリフト乗って、シングルリフト乗って終わりかな~?と思ってたら

シングルリフトが



長ぇ!!∑( ̄□ ̄;)




なんちゅう奥行き・・・10分ほど乗りましたよ。

上のほうから、かんじき履いたチビッコ集団がわやわやと降りてきてた。

どうもかんじき体験ツアーでもやってたのか?

ゲレンデのど真ん中を歩いて降りてますが・・・(笑)


上にいけばいくほど、ワクワクするような急斜面とか、コブがあってびっくり。

しまった。ここでもっと時間使いたかった。

そう感じるくらい、素晴らしいゲレンデでした。



後ろ髪引かれながらも、最後に向かったのは、スキー道場浦佐!!

まさに、この言葉がイチバンしっくりくるゲレンデですな。



たのも―――――っ!!




国道17号沿いを入ってすぐがゲレンデでびっくり。

そのまま滑って止まんなかったら危険?(笑)

スキーヤーの聖地だけあって、ボーダーはほとんどいません。

いや、聖地だけどほとんどみんな整地滑ってません(笑)

みんなコブ滑ってます。

chammikaさんも、この辺でコブ練習しないと・・・。

前回マウントジーンズで練習した、縦に向かっていくイメージを持ちつつ、

板を横に振らないよう気をつけて滑ってたんだけど、全然上手く行かない!!


・・・なんだ?いつからオイラこんなにコブに入れなくなっちまっただ?


昨年くらいから、本当にコブが入れなくなった。

これは真剣にまずい。

これから先に進めない。


そんな危機感を持って、なんどか入るけど、外れてしまう。

とくに右ターン全滅・・・。

焦りだけが汗とともにダラダラ・・・。



リフトでふと、冷静に自分の滑りを分析した。

自分のヘナチョコ滑りをイメージしてみよう。

何が出来てない?

何が足りない?




・・・・・ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、ポク、チーン。


ひらめきました。

あきらかに、ストック突いてない。



それが突破口になるかどうか分かんないけど、ひとつずつしっかりと

今まで言われたことをこなして行こう。


さっきまで滑ってたコースと反対側の中斜面に、コブが生まれてた。

スクールのレッスンでみんなワサワサと作り始めてる。ラッキー(笑)

そのコブを少し拝借。

まずは、ストック。

前に前に突く。

突く時に、足を伸ばす。

ややベンディングのイメージ。







・・・・・出来た。


二十数個のコブ、完走(T▽T)


まぐれかもしれないので、もう一度行ってみた。


・・・・・行けた。


暴走せず、ちゃんと小回った(T▽T)


でもまだ信用できないので、これが行けたら今日はもう上がろう。


3本目。


完走できました。


手ごたえアリ。


2年近くスランプだったコブが、ようやく楽しくなりました。


シーズン後半は逆ひねりとか、外向作る練習とかを青木っ湖で地道に練習したのが

もしかしたら功を奏したのかもしれない。

信じられないくらい体が回らなくなった。

良かった・・・これで春スキーもエンジョイなり・・・。


気持ちよく終わったので、朝も早かったし、移動も多かったし、

「コブは3時以降滑っちゃいけない」

という、スキー仲間のおじいちゃんの遺言に従って、帰りました(笑)


石打・六日町エリアには、まだまだ制覇してないゲレンデがたくさんありますが、

今回この4ゲレンデが選ばれた理由はズバリ。





駐車場が無料





ちゅーことですわ(笑)

chammikaさんにゲレンデ制覇して欲しかったら、土日の駐車場は無料にすべし!!




今回リフト1日引換券をくれたエスキモーのてんちょに感謝