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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

六月大歌舞伎<夜の部>@歌舞伎座

2008年06月11日 | 歌舞伎
六月大歌舞伎<夜の部>の感想。

寝不足と買い物疲れのため、少々体調がよくなかったこともあって、若干眠くもなりましたが、色んな演目が観れてなかなか楽しかったです。

演目は・・・
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
  すし屋

いがみの権太  吉右衛門
お里      芝 雀
弥助実は平維盛 染五郎
梶原の臣    由次郎
同       桂 三
同       種太郎
おくら     吉之丞
若葉内侍    高麗蔵
弥左衛門    歌 六
梶原景時    段四郎

2年位歌舞伎を観ていると、結構同じ演目をやることが多くて、特にこの「すし屋」は有名なこともあり観るのは3度目になります。でも演じる人が違うだけで印象が全然違うので、歌舞伎って面白いなって思います。

吉右衛門さんがいがみの権太を演じるのは30年ぶりとのこと、さすがベテラン役者、粋でシブくてとってもかっこいい権太でした。

染五郎さん演じる維盛は弥助の時はなよなよしていて頼りないけど、維盛と明かした途端、ぴしっとして威厳を出すところの切り替えが決まってて惚れぼれしちゃいました。

この話は色んな登場人物が出てくるけど私は身分違いの恋をしてしまうお里にすごく感情移入してしまいます。芝雀さん演じるお里がすごくいじらしくて切なかったです。
あっと驚くどんでん返しに悲しいラスト、何度観ても泣ける演目です。


二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)

山蔭右京    仁左衛門
太郎冠者    錦之助
腰元小枝    隼 人
腰元千枝    巳之助
奥方玉の井   段四郎

夜の部はこれだけのためにお金を払ったと言っても過言ではない、という位楽しみだった演目。
身替座禅も何度も観ているけど、仁左衛門さんの右京がどうしても観てみたかったので念願叶いました。

右京は浮気相手の花子の元に行きたいがために奥方に座禅を組むと言って家来の太郎冠者を身替りにして一晩家を抜け出すのですが、奥方にバレてさあ大変!というメチャクチャ楽しい話です。

とにかく仁左衛門さんの右京はとってもお茶目でかわいらしいんです。
女としては浮気をしに行く夫を許せないけど、どうしても行きたいって駄々をこねる右京を見てると「もうしょうがないな~」って気になっちゃいます。

酔っ払ってルンルンで家に帰ってきて楽しかった出来事を語る右京がバカっぽくてまたかわいいんですよね~
最後奥方に浮気がバレタ瞬間の慌てた表情がまた最高におかしくて、爆笑ものでした。
逃げる時に両手を合わせて振り向きながら「ゴメンネ」ってする仁左衛門さんがツボでした。

あんなに二枚目なのに、三枚目も完璧にこなせちゃう仁左衛門さん、大好きです。
奥方役の段四郎が顔も演技もメチャクチャ怖いんだけど、それがまた余計に可笑しかったです。


三、生きている小平次(いきているこへいじ)

那古太九郎   幸四郎
小幡小平次   染五郎
おちか     福 助

幸四郎、染五郎の親子共演。
染五郎演じる小平次が太久郎に奥さんを譲ってくれと迫るも、太久郎に殺されてしまい、化けて出るというちょっぴりホラーな話。

染五郎さんが美しいだけに幽霊になるとより一層はかなげに見えて、化けて出てきた時は背筋がゾッとしました。
でも女房役の福助がおちゃめな人で、変わり身があまりに早いのに笑ってしまいました。
30分位で終わってしまって、もっと観たかったなって思いました。


四、三人形(みつにんぎょう)

傾城      芝 雀
若衆      錦之助
奴       歌 昇

3人が華やかな衣装を着て踊ります。4演目目だから疲れ果ててほとんど観てません。
錦之助さん好きなのにな・・・


今月は昼の部も再来週観に行く予定♪
「新薄雪物語」、日経に載ってた劇評がなかなか良かったので楽しみです。

この日ランチで食べた「梅林」のカツ丼。
銀座の老舗のとんかつ屋さんです。
甘めのタレがカツにしみ込んでいて美味でした。ご飯も美味しかったです。


  

そういえば、歌舞伎座のたい焼き売り場でワッフルを売ってて、食べてみました。
抹茶ワッフル、生地がフワフワで美味しかった~また食べようっと。


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