14日の水曜日、パルコ劇場にて、「HANAGATA狂言」夜の部を観てきました。
もっぴー（ちりとてちんの小草若ちゃん）見たさに去年初めて観に行った狂言が想像以上に面白くて、また観たいな～と思っていたところで見つけたこちらの公演。
大蔵流茂山千五郎家の若手5人が集まって開いた狂言会。
5人とは、狂言界の大御所、茂山千作・千之丞兄弟のお孫さんのことで、千作の長男・千五郎の子の正邦、茂兄弟。千五郎の弟・七五三の子の宗彦、逸平兄弟。そして千之丞の子のあきらの長男・童司。
茂山第三世代の若くて素敵な方々です。皆さんイケメンなんですよね～ フフフ。
歌舞伎も花形歌舞伎だとか、若手が活躍する場があるのと同じように、狂言の世界でも若い世代が頑張って伝統を継承しようと活動するのは意義のあることなんだなだと思います。
ちなみに逸平くんは朝ドラ「だんだん」に出ていたし、狂言師の方って意外と色んなところで大活躍みたいです。
能楽堂ではないので雰囲気には若干欠けるけど、現代劇っぽい新作狂言もあるので全然アリでしたし、リラックスして大いに笑った舞台でした。
ＨＡＮＡＧＡＴＡ狂言 夜公演
●古典狂言「縄綯」（なわない）
宗彦、茂、正邦
●新作狂言「かけとり」 茂山逸平作
逸平、茂、童司、丸石やすし
●新作狂言「わちゃわちゃ」 わかぎゑふ作
正邦、童司、わかぎゑふ
「縄綯」はお目当てのもっぴーが太郎冠者。
仕事をしないで主人の悪口を影で言うどうしようもない奴なんですが、最後は悪口を聞かれてしまい追いかけられるというお話。
面白いと思ったのが全部のお芝居が太郎冠者以外の役名が役者さん本人の名前だったってことです。
観ている人に分かりやすいしいいかもって思いました。
悪口を言ってるのがバレたときのもっぴーの顔がおかしすぎ、怒った顔の正邦さんも面白かったです。
でも正直長かったかな～、ちょっとだけ眠くなっちゃいました。
2つ目の「かけとり」は逸平君が作った演目。
狂言って古典ばかりだと勝手に思っていたのでびっくり。
落語の「掛取り」をベースとした内容ですっごく面白かったです。
この日の演目の中で一番面白かったんじゃないかな。
だらしない男（逸平）が借金の返済から逃れようと、能が好きな大家には能を演じてみせたり、負けん気の強い酒屋には勝負を挑んでみせたりして、なんとか追いやるも、結局奥さんに博打で負けたのがバレて最後追いかけられるといったあらすじ。
丸石さんが演じる能好きの大家さん役、本家本元だけに最高にかっこいいのに、でもまんまと騙されちゃう所がおかしくって大爆笑。手を叩いて笑っちゃうほどでした。
奥さん役の茂さんもとっても可愛くて。プロフィール読んだら「茂山家の玉三郎」なんて呼ばれているらしいです。
横笛の口真似とか、ほんと笑えました。
他にも「借金は志の輔に払って貰え」なんて、今月パルコ劇場で落語会をしている志の輔の名前を挙げたりと遊び心もあり、狂言ってこんなこともできちゃうのね～って驚きと興奮の連続でした。
三つめは、劇団リリパットアーミーⅡ主宰者わかぎゑふさんが作った新作狂言「わちゃわちゃ」。
しかもわかぎさん本人が出演までしちゃってます。
異例中の異例らしいのですが、こういう自由な試みも狂言って出来ちゃうんですね、すごいわ～
設定は現代で、仮病を使って女医（わかぎ）に取り入ろうとする男に正邦、裏切られて仕返しをする男に童司。
現代劇なんだけど、言葉遣いは狂言っぽいのがまたおかしくって。
衣装もなんだか派手なポンチョみたいのをかぶってるし、白衣着てるし、ほんとに斬新！
正邦さんのとぼけたお芝居、童司のたくらんだ顔、上手いな～って思いました。
最後に全員でカーテンコール、皆さん私服でゆる～い感じ。
紋付袴姿も見てみたかったけど、こんなラフなのもたまにはいいかも。
お正月だから？タオル捲きがありまして、座席が後方にもかかわらずわたくし見事ゲットしました～♪
丑さんのかわいいタオルです。嬉しいな～
終演後は出演者全員ロビーにいらっしゃったので、ここぞとばかりにサイン＆写真をお願いしちゃいました！
皆さんとっても親切で、狂言師の方々がとても近くに感じられた瞬間でした。
逸平君は背が高くてかわいくてとっても気さくな方でした。最後に自分が出ていない公演のビラ配りまでされてました（笑）。
人気者のもっぴーはサインも長蛇の列でして。
昼公演もあったからか、お疲れの様子でちょっと不機嫌っぽかったですが、「春狂言行きます！」って言ったらにっこり笑顔になってくれてほっとしました。
スターも大変なのね。
左の写真はパンフレットに書いてもらった全員のサイン！と思いきや童司さんに2回もサイン貰ってしまい（私のバカー！）、もっぴーはパンフの中に書いてくださりました。
いやー楽しい公演でした。
狂言、完全はまっちゃいました。
今年は色々観に行ってみようかな～
もっぴー（ちりとてちんの小草若ちゃん）見たさに去年初めて観に行った狂言が想像以上に面白くて、また観たいな～と思っていたところで見つけたこちらの公演。
大蔵流茂山千五郎家の若手5人が集まって開いた狂言会。
5人とは、狂言界の大御所、茂山千作・千之丞兄弟のお孫さんのことで、千作の長男・千五郎の子の正邦、茂兄弟。千五郎の弟・七五三の子の宗彦、逸平兄弟。そして千之丞の子のあきらの長男・童司。
茂山第三世代の若くて素敵な方々です。皆さんイケメンなんですよね～ フフフ。
歌舞伎も花形歌舞伎だとか、若手が活躍する場があるのと同じように、狂言の世界でも若い世代が頑張って伝統を継承しようと活動するのは意義のあることなんだなだと思います。
ちなみに逸平くんは朝ドラ「だんだん」に出ていたし、狂言師の方って意外と色んなところで大活躍みたいです。
能楽堂ではないので雰囲気には若干欠けるけど、現代劇っぽい新作狂言もあるので全然アリでしたし、リラックスして大いに笑った舞台でした。
ＨＡＮＡＧＡＴＡ狂言 夜公演
●古典狂言「縄綯」（なわない）
宗彦、茂、正邦
●新作狂言「かけとり」 茂山逸平作
逸平、茂、童司、丸石やすし
●新作狂言「わちゃわちゃ」 わかぎゑふ作
正邦、童司、わかぎゑふ
「縄綯」はお目当てのもっぴーが太郎冠者。
仕事をしないで主人の悪口を影で言うどうしようもない奴なんですが、最後は悪口を聞かれてしまい追いかけられるというお話。
面白いと思ったのが全部のお芝居が太郎冠者以外の役名が役者さん本人の名前だったってことです。
観ている人に分かりやすいしいいかもって思いました。
悪口を言ってるのがバレたときのもっぴーの顔がおかしすぎ、怒った顔の正邦さんも面白かったです。
でも正直長かったかな～、ちょっとだけ眠くなっちゃいました。
2つ目の「かけとり」は逸平君が作った演目。
狂言って古典ばかりだと勝手に思っていたのでびっくり。
落語の「掛取り」をベースとした内容ですっごく面白かったです。
この日の演目の中で一番面白かったんじゃないかな。
だらしない男（逸平）が借金の返済から逃れようと、能が好きな大家には能を演じてみせたり、負けん気の強い酒屋には勝負を挑んでみせたりして、なんとか追いやるも、結局奥さんに博打で負けたのがバレて最後追いかけられるといったあらすじ。
丸石さんが演じる能好きの大家さん役、本家本元だけに最高にかっこいいのに、でもまんまと騙されちゃう所がおかしくって大爆笑。手を叩いて笑っちゃうほどでした。
奥さん役の茂さんもとっても可愛くて。プロフィール読んだら「茂山家の玉三郎」なんて呼ばれているらしいです。
横笛の口真似とか、ほんと笑えました。
他にも「借金は志の輔に払って貰え」なんて、今月パルコ劇場で落語会をしている志の輔の名前を挙げたりと遊び心もあり、狂言ってこんなこともできちゃうのね～って驚きと興奮の連続でした。
三つめは、劇団リリパットアーミーⅡ主宰者わかぎゑふさんが作った新作狂言「わちゃわちゃ」。
しかもわかぎさん本人が出演までしちゃってます。
異例中の異例らしいのですが、こういう自由な試みも狂言って出来ちゃうんですね、すごいわ～
設定は現代で、仮病を使って女医（わかぎ）に取り入ろうとする男に正邦、裏切られて仕返しをする男に童司。
現代劇なんだけど、言葉遣いは狂言っぽいのがまたおかしくって。
衣装もなんだか派手なポンチョみたいのをかぶってるし、白衣着てるし、ほんとに斬新！
正邦さんのとぼけたお芝居、童司のたくらんだ顔、上手いな～って思いました。
最後に全員でカーテンコール、皆さん私服でゆる～い感じ。
紋付袴姿も見てみたかったけど、こんなラフなのもたまにはいいかも。
お正月だから？タオル捲きがありまして、座席が後方にもかかわらずわたくし見事ゲットしました～♪
丑さんのかわいいタオルです。嬉しいな～
終演後は出演者全員ロビーにいらっしゃったので、ここぞとばかりにサイン＆写真をお願いしちゃいました！
皆さんとっても親切で、狂言師の方々がとても近くに感じられた瞬間でした。
逸平君は背が高くてかわいくてとっても気さくな方でした。最後に自分が出ていない公演のビラ配りまでされてました（笑）。
人気者のもっぴーはサインも長蛇の列でして。
昼公演もあったからか、お疲れの様子でちょっと不機嫌っぽかったですが、「春狂言行きます！」って言ったらにっこり笑顔になってくれてほっとしました。
スターも大変なのね。
左の写真はパンフレットに書いてもらった全員のサイン！と思いきや童司さんに2回もサイン貰ってしまい（私のバカー！）、もっぴーはパンフの中に書いてくださりました。
いやー楽しい公演でした。
狂言、完全はまっちゃいました。
今年は色々観に行ってみようかな～