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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

神楽坂で落語会

2008年07月01日 | 落語
金曜日の夜は、神楽坂上にある劇場シアターイワトにて、落語を聴いてきました。
100人くらいしか入らない小さな劇場なのですが、超大入、楽しい落語会でした。

この日は上方の桂吉坊さんという女性の噺家さんがメインの「吉坊の日」というイベント。

吉坊さんは桂米朝さんの弟子の吉朝さんの弟子で、私のお気に入りの吉弥さんの妹分にあたる方です。
女性なのに髪形がショートカットで、まるで少年のような風貌なのですが、ハッキリと滑舌のいいしゃべりと、人懐っこそうな笑顔がとても好印象でした。

さらに古典芸能に精通しているようで、この日はまくらで歌舞伎役者の団十郎さんの話をしてくれたたのが興味深かったです。
ちりとてちんや吉弥さんのことにも触れてくれたりして、ちょっと嬉しかったです。

「吉坊の日」
笑福亭呂竹「寄合酒」
桂吉坊「遊山船」
桂まん我「佐々木裁き」
桂吉坊「仔猫」

「遊山船」はお馴染みの喜六と清八が橋の上で夕涼みをしながら、橋の下を通る船の様子を面白おかしく話すという噺なのですが、2人の掛け合いが粋でとにかく面白い。吉坊さんの人物描写がすごくわかりやすくて、2人の様子が目に浮かぶようでした。

綺麗な浴衣を着た稽古屋の船に「さってもきれいないかりの模様」に対して「風が吹いても流れんように」と返ってくるのも粋なのですが、さらに家に帰った清さんがお嫁さんに向かって「さっても汚いいかりの模様」と言うのに対し、お嫁さんが「質に置いても流れんように」と返すサゲもまた粋で清々しいなと思いました。


まん我さんは吉弥さんの落語会で一度聴いたことがあるので2回目。
若くて、気さくなお兄ちゃんって感じ。
「佐々木裁き」はお奉行さんごっこをしている子供を本物のお奉行さんが見ていて、その子供と知恵比べをするという噺。

この子供が一休さん並のとんちが効く子で、生意気なんだけどあっぱれなんです。
まん我さんが子供に成りきっているのがかわいくって惹きこまれちゃいました。
まん我さんの他の落語また聴いてみたいな~


吉坊さんの「仔猫」。
田舎娘おなべの問屋での出来事についての噺。
吉坊さんのなまった言い回しがすっごく上手くて結構笑ってたんだけど、最後になるにつれあれ?これもしや怖い方向に行く?と思ったらひゅーどんどんって怪談話の時によく聞く鳴物が鳴ったからびっくり。

サゲの「猫かぶってる」にはガクっと来たけど、全体的に面白いなと思いました。

この神楽坂のシアターイワトでは定期的に落語会をやってるようで、神楽坂なら会社から近いし、いつでも行けるので通っちゃおうかなって思ってます。


落語のあとは神楽坂で美味しいもの食べなくっちゃ!ってことで向かったのが東西線神楽坂駅近くにあるフランス人イブさんがオーナーのカフェバー「イブテラス」へ。

このお店は以前訪れた時いっぱいで入れなかったのでリベンジ。
ローストチキンが有名なので、もちろんローストチキン1/2サイズ、とベジタブル・クスクス・ピリピリ(名前がかわいい)をオーダー。



ローストチキンは皮はパリパリ、中はジューシー。付け合わせのマッシュポテトもソースも美味しくって夢中で食べてしまいました。



ピリカラ味のクスクスもめちゃくちゃ美味しくて感動!ニンジン、タマネギ、ピーマンがたっぷり入ってるし、上に乗ったパクチーがいいアクセントになってました。

いっぱい笑って、いっぱい食べて、楽しい夜でした。
落語会、7月は数えてみたら6回も行くことが判明(笑)
ハマると周りが見えなくなってしまうのが私の悪い癖です。


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