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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

舞台 『夜中に犬に起こった奇妙な事件』@世田谷パブリックシアター

2014年04月12日 | 舞台
森田剛くん主演舞台「夜中に犬に起こった奇妙な事件」を観に行ってきました!




あ、ネタバレあるんで、これからご覧になる方は読まないのをオススメします!



この作品は全世界で1000万部を超えるベストセラー作品を舞台化したもので、今作は日本オリジナルとしては初なんだそう。

これまで剛君の舞台何作か観させてもらいましたが、今までのお芝居とはちょっと違う雰囲気でして、ブロードウェイで言えば、オンではない、オフブロードウェイ作品ぽい感じで、舞台演出やセットは派手ではないけれど、キャスト全員で舞台を作り上げていく動きのあるストレートプレイ作品でした。

最近蜷川さんとか、三谷さん、新感線、井上ひさし作品、を好んで観てたので、なんだかすっごい新鮮で、剛君のお芝居もだけど、ストーリーが意外な方向に進んでく感じにぐいぐい惹きこまれて、いや~面白かったです。


剛君演じるのはアスペルガー症候群(自閉症の一種)の15歳の少年で、抜群の記憶力、数学能力の持ち主。

でも他人の心の機微は理解できずに、新しいことや予想外のことにはパニックを起こしてしまう、という難しい役どころですが、剛君、見事に役に入りきってて全く違和感なく演じてたのはさすが。
しかし、剛君すっごい細くてちょっと心配になるくらい。でもそれも役作りなら納得です。

周りのキャストも、劇団出身だったり、ダンサーだったり、実力派ぞろいで、高い身体能力と、演技力にうならされるところが多々ありました。
男性陣が剛君をリフトしてダンスするシーンとかあるんですけど、動きが軽やかで見惚れちゃったなぁ~。
電車に乗るシーンで、学校の椅子と机を即時に移動させてセットに見立ててお芝居するのとか、ほんと見事でした。

そして、これはネタバレになっちゃうんだけど、大冒険のあとに、出会うのが一匹のワンコ!ゴールデンレトリバーの子犬で、めっちゃくちゃ可愛かったです。

そして、アンコールのあとにもお楽しみが♪

劇中で数学の数式の解き方をあとで観客の皆さんに披露します、って言ってて、なんだろ?と思ってたら、キャスト全員による、ショータイム!!!

剛君が数式をラップ調みたいな感じで、歌うってかしゃべったりするんですよ~(ちなみにキラキラ衣装)

手拍子に合せてノリノリだし、踊るし、最後銀テ飛ぶし!

ちょっとコンサートのノリで、めっちゃくちゃ盛り上がりました!!!

友達と、Vコン行きたくなっちゃうね~!なんて話してました。


いや~色んな意味で面白いお芝居でした。

あ、そうそう客席で渡辺えりさん、篠田まりこちゃん、須賀健太くんとかお見かけしました!健太君と言えば、ナポリタン!!可愛かったですよ♪



<あらすじ>

15歳の少年の幸人(森田剛)はある日、近所に住む佐久間婦人の家の庭で、彼女の飼い犬が石で殴り殺され死んでいるのを発見する。

犬を殺したのではないかと疑われた幸人は独力で犯人捜しを始め、担任の瑛子(小島聖)からアドバイスを受け、その内容をノートに書き付けていく。そして近所の白瀬さん(木野花)らに聞き込みを行なおうとするが、父親の誠(入江雅人)は、他人のことに首を突っ込むな、と息子を叱りつけるのだった。

幸人は誠の言いつけを聞かずに捜査を続けていたが、誠が捜査の詳細を書いたノートを見つけ、言う事を聞かない息子を殴り、ノートを取り上げてしまう。

幸人は、取り上げられたノートを探そうと誠の部屋を調べていると、自分宛ての手紙を何通か見つける。その手紙の差出人は、2年前に病院で心臓発作により急死した母親の広美(高岡早紀)からだった―――。

[原作]マーク・ハッドン
[脚本]サイモン・スティーヴンス
[上演台本]蓬莱竜太
[演出]鈴木裕美
[出演]森田剛 高岡早紀 小島聖 西尾まり 宮菜穂子
     柴一平 安田栄徳 石橋徹郎 久保酎吉
     入江雅人 木野花



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