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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

ガラスの仮面@さいたま芸術劇場

2008年08月11日 | 舞台
昨日はさいたま芸術劇場にて音楽劇「ガラスの仮面」鑑賞。

私、大の原作好きでございます。
一時期マンガを整理してしまったのでもうないですが、家には全巻揃っていてボロボロになるまで何度も何度も読み返してました。

その大好きなガラスの仮面を蜷川幸雄が演出すると聞いた時は嬉しいのと同時にあんな大作どうやって舞台化するんだってちょっと心配でもありました。

さらに主演のマヤと亜弓はオーディションで選ばれた新人だし、ウエンツ君降板しちゃってキャストがなかなか発表されないし、何故かミュージカルだし、と不安要素も満載。

なのでぜーんぜん期待しないで観に行ったのですが、すんごく面白かったです!

42巻発行されているうち舞台化されたのは最初の10巻位かな。
マヤが月影先生と出会い女優を目指すようになり、様々な舞台経験を積み、これから亜弓さんと2人で「紅天女」役を目指す決意をする、というところまで。
原作のイメージを崩さずよくまとまっていたと思います。

劇中で使われたお芝居のエピソードは「国一番の花嫁」、「逃げた小鳥のエチュード」「若草物語」「たけくらべ」「ジーナと5つの青い壺」だったと思います。
どれも大好きなシーンばかりで、見てるだけで目頭が熱くなりました。

特に若草物語でベスが瀕死の状態でベッドから落ちそうになるシーンは原作通りで鳥肌もんでした。

演出に関してはステージに奥行きを持たせたり、狭めたりと、空間を巧みに使っていたところがすごく印象的で、効果的だったと思います。
また鏡を観客に向けたり、本物の雨を降らせたり、キャストが客席を自由に動き回ったりと斬新な演出が沢山あって驚きの連続でした。

ラストでは、紅天女が宙に浮くのですが、ここにすごく感動し、思わず涙が。
心配していた音楽は、どの曲もとても綺麗で何曲か耳に残りました。
お芝居から歌に入るタイミングも自然で、全く違和感なかったです。

マヤ役の大和田美帆さん、岡江久美子のお嬢さんなのですが、演技も上手いし、嫌味がなくってマヤにぴったり。
亜弓役の奥村佳恵さんはオーディションで選ばれた全くの新人でしたが、堂々とした演技と踊りは初舞台とは思えませんでした。

なんといっても一番存在感があったのは月影先生役の夏木マリ。
夏木マリ以外この役は出来ないんじゃないか?って位イメージもビジュアルも演技もまんま月影先生でした。
歌もまあまあ上手だったと思います。

本当に想像以上に良くて、場所がさいたまでなければもう一度観に行きたいです。
まだチケットは余っているようなので、気になる方は是非観てみてください!

舞台観たらガラスの仮面も最初から読みなおしたくなっちゃいました。マンガ喫茶に一日居れば出来るかしら?悩むな。

でもその前に作者の美内すずえ先生が原作を早く描いてくれないかなって思うんですけどね。
紅天女がどうなるのか、すっごい気になります。


音楽劇『ガラスの仮面』2008年8月8日(金)~24日(日)

脚本:青木豪
演出:蜷川幸雄
作曲:寺嶋民哉

北島マヤ…大和田美帆
姫川亜弓…奥村佳恵
桜小路優…川久保拓司
速水真澄…横田栄司
北島春…立石凉子
姫川歌子…月影瞳
小野寺…原康義
青木麗…月川悠貴
二ノ宮恵子…黒木マリナ
源造…岡田正
月影千草…夏木マリ


↓これがポスター。センスが全く感じられません。苦笑



↓はなまるマーケットから大和田さんに可愛いひまわりが来てましたよ~





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