静岡文化芸術大学 室内楽演奏会

静岡文化芸術大学で学生が中心になって企画・運営を行う室内楽演奏会のブログ

沖縄のうた~命薬(ぬちぐすい)としての音楽(6月8日開催)

2015年05月07日 | 室内楽演奏会2015


 室内楽演奏会2015の最初のコンサートのお知らせです。
 
 沖縄のうた~命薬(ぬちぐすい)としての音楽 (シリーズ 音楽の力)

 今年から、静岡文化芸術大学の室内楽演奏会の中で、「音楽の力」と題したシリーズのコンサートを開催します。音楽は人々の心に響くだけでなく、それが街や人々に活気を与え、創造する力となったり、生きる力になったり、時には権力をおびやかすような存在にもなります。このように音楽の力は多様です。そんなシリーズの第1回目として、沖縄の長い苦難の歴史の中で誕生し、人々の生きる力となった「沖縄のうた」をとり上げます。

 沖縄はかつて日本から独立した琉球王国として繁栄しましたが、1609年の薩摩藩の侵略により、幕藩体制の中に取り込まれ、明治以降は近代の日本に編入され、その中でさまざまな苦しみを経験してきました。昭和20年には太平洋戦争の戦場となり、その後、米軍の支配という過酷な運命を享受してきたのです。こうした歴史の延長上に今の沖縄があります。

 「沖縄のうた」は、古典から民謡も含め、その歌詞はそうした社会を反映しています。しかし、苦しさだけを歌うのではなく、平和を望み前向きに生きる沖縄の人々の姿が民衆の目線でその歌詞の中に描かれています。今回はそうした古典から戦後誕生した新民謡までをレクチャーを踏まえて聞いていただくコンサートです。今回は、沖縄音楽や芸能を専門に学ぶ専攻を持ち、沖縄音楽や芸能研究を国内の拠点の一つである沖縄県立芸術大学の教員と大学院生が出演してくださいます。沖縄県立芸術大学と静岡文化芸術大学のコラボ企画といってもいいでしょう。

「沖縄のうた」を通して、音楽の力を体感していただくと同時に、沖縄のこれまで歩んできた道を知っていただきたいと思います。

詳細は以下の通りです。

2015年6月8日(月) 開場18時 開演18時30分
沖縄音楽レクチャーコンサート
場所:静岡文化芸術大学 自由創造工房
料金:無料(要予約、定員80名程度)

お申込み方法:
 E-mail, Faxでお申込みください。
 お申込みに必要な事項は以下の通りです。
 氏名(フリガナ)
 参加人数
 郵便番号
 住所
 電話番号
 (FAXでお申込みの方は、FAX番号も明記してください)

 なおe-mailでお申込みの方は、タイトルに「沖縄音楽コンサート希望」と記載してください。

受付期間:
 2015年5月11日(月)~6月6日(土)
 定員になり次第、締切ます。

お申込み先:
 e-mail: acrc@suac.ac.jp
fax : 053-457-6123

お問い合わせ先:
 静岡文化芸術大学 梅田研究室
 tel: 053-457-6185 (研究室に不在のことが多いのでできるだけ下記のメールにお願いします)
 e-mail: h-umed@suac.ac.jp あるいは acrc@suac.ac.jp まで

大学のアクセス方法は以下のチラシをご覧ください。






 

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