静岡文化芸術大学の室内楽演奏会プロジェクトでは、今年も恒例のバンバン!ケンバン♪はままつ2015を開催いたします。本年は例年と趣を異とし、浜松ならではの二つのレクチャーコンサートを企画いたしました。
日時:11月14日(土)
プログラム1:13:30開場 14時開演
プログラム2:16時会場 16時30分開演
場所:静岡文化芸術大学
プログラム1:自由創造工房
プログラム2:講堂
料金:一般 1,000円(1枚で2公演をご覧になれます)
チケットは事前購入もしくは事前にお申込みのうえ当日引き換えでお願いします。
学生 無料
チケットお申込み方法
氏名(フリガナ)、参加人数、電話番号、住所、一般か学生かの必要事項を添えて、下記のいずれかの方法でお申込みください。
●E-mail acrc@suac.ac.jp
●tel: 053-457-6185(梅田研究室)
●FAX: 053-457-6123
本学学生は2階ラウンジでも受け付けます。
チケット購入
●アクトシティ浜松センター
●静岡文化芸術大学2階ラウンジ(平日の12時20分~12時55分)
お問い合わせ
静岡文化芸術大学・梅田研究室
TEL: 053-457-6185 / E-mail: h-umed@suac.ac.jp
<プログラム1>
「古楽器」における電子楽器の可能性~二つのチェンバロによるトークコンサート
今回のプログラムでは、楽器の街「浜松」で誕生した二つのチェンバロに焦点を当てます。チェンバロといえばバロック時代にヨーロッパで誕生した楽器ですが、今なお新しい楽器が作られています。浜松にある三創楽器は、そんなチェンバロを手作りしている工房の一つ。一方、ローランド社が開発したチェンバロは、国内で開発された電子チェンバロです。本コンサートでは、両楽器の音をチェンバロ奏者、水永牧子さんの演奏でお聞きいただくとともに、開発者お二人のお話を伺います。そして、浜松で誕生した両楽器の特徴を皆様に知っていただこうと考えています。
チェンバロ:水永牧子、トーク:岩上 勝(三創楽器)、刀祢雅弘(ローランド)、進行役:梅田英春
<プログラム2>
浜松では11月21日から浜松国際ピアノコンクールが始まります。本公演はちょうど開催の1週間前にあたりますが、コンクールではまず耳にすることのない音楽作品をお届けします。ちょうどエリック・サティが没後90年の今年に、日本の作曲家とエリック・サティの関わりに焦点を当てます。サティは日本国際では、やっと1970年代後半から1980年代初頭にかけて注目され始めた作曲家でしたが、実は、すでに戦前には日本の作曲たちが見出し、1930年代にはいろいろな作品が日本初演されています。その後、多くの作曲家がサティの作品と接点を持ってきました。
日本の作曲家の作品と、サティの作品の両方をお楽しみいただけるレクチャーコンサートです。
ピアノ:河合珠江、レクチャラー:竹内 直(京都市立芸術大学)