闘病日記

これは私の独り言に過ぎません。「SLE」との出会いから共存に至るまでの体験談です

どうすんの?

2009年10月07日 23時05分01秒 | 日記
さあ、どうするか

私は19歳であった

主治医は言った。

「産んでも産まなくても、二度と子供を産むことはできないだろう。

もし産むのなら、覚悟をして一緒にがんばろう」

二度と産むことは出来ない

昔から子供は好きじゃなかった。

母と喧嘩をしたときは「お前も親になれば親の気持ちがわかる」

と言われ「子供なんか産まないから親の気持ちなんか一生わからん」

と返していたほど。。。

しかし、二度と産むことはできない。。。

その一言でわたしの人生がこんなにもかわるとは思わなかった

せっかくこの世に芽生えた「命」

半分ヤケクソ気味になっていたわたしを180度変える出来事であった

朗報を持って帰宅同棲中の彼氏は働くことが嫌いであった

から、その日も仕事に行かず大好きなパチンコへ行っていた

彼の帰宅を待つこと数時間。帰るなり妊娠したことを報告をすると

少しびっくりした感じででもはっきりと

「どうしたいの?産みたいなら産めばいいよ」であった


両親を説得することが大変であったことは言うまでもない

彼のうちは自営の職人であった。

うちは私の病気を心配した。

しかし当人達はちっとも話を聞かないのであるから仕方がない

結局は親が折れ、私達の意見が通ったのである