2週間毎に名作の2本立てを見られて、一年で一万円。 ギンレイの会員なのですが。
今回は「リトル・ランナー」と「マンダレイ」
リトルランナーは カナダの9年生がロンドンマラソンに行くという夢見たいなお話。 それなりに感動しました。
で、「マンダレイ」・・・見たこともない舞台形式の劇のような形で話が進んでいきます。
場所はアメリカのマンダレイ。 時は1933年。 奴隷廃止から70年もたっているのに、そこでは、 ランク付けされた奴隷達がいて・・・・
そこに成り行きでいることになった白人の女主人公が厳しい規則に従うだけの現状にびっくりして、皆に多数決、会議のやりかたを教えてやって、 奴隷達に自由の意味を一生懸命伝えようとする・・・・
そして、衝撃のラスト・・・。 実は、自分の心の奥にあった黒人への蔑視の気持ちを吐露することになって・・・・
エンドロールで、キング牧師の暗殺、 KKK、 処刑されている黒人、その下に平然と座る白人・・・ 目を背けたくなるような手足が無くなったり、焦げたりしている死体の写真も 今回は目を背けられずにじっと見ました。
ああ、こういう映画もあるんだ・・・と不思議・・・
他民族への綺麗事のうわべと 本音・・・・・
面白い作品です。
僕も、ギンレイで、この組み合わせで、見てきました。だけどねぇ、ちょっと、「喰い合わせが悪い」というか、もうひとつ、このカップリングの意図はわかりにくかったですね(笑)
kimionさんとは”ギンレイ”つながりだったのですね。
ここの2本立ては、途切れないように見せていただいてます。 朝から行くので、昼食後に眠くなっちゃうのが難点なんですが。 2本立てのカップリングもグッドな時と ?な時とありますよね。
この回ではリトル・ランナーでアクの無い映画で素直だったので、エネルギーが『マンダレイ』に集中できましたか!
どこかですれ違っているかもしれませんね!