10月31日
朝、6時。 この隊に参加したのは、男子2名、女子4名。 ガイドさんがついてきてくださいます。
6時ピッタリに出発。サンティアゴコンポステーラまで22キロ
11時に教会に入って、12時からのミサに参加してその後、めったに見ることのできないボタフメイロを見る。 この目標に向かって。
7名が真っ暗、土砂降りの中、弾丸のように進みます。全員、ヘッドランプ、雨具。 これまでの巡礼道の歩きとは違う、もう、最高級の速足で・・・
キリマンジャロを上ったリーダーが、モホンを探しながら行きます 見つけると、「あと、〇〇キロ~」というので、それを後ろのグループに伝えます。
暗闇でモホンを探すのも、大変。 ところどころで、ガイドさんの この道は間違っていないと思いますとか。 モホンとは別に柱についている矢印を教えてもらったり・・・
朝ごはん、パスですから、途中、2度ほど、カフェに寄りました。 そのたび、7名が集まって、前の隊も全速力だけど、後ろの隊は足に疲れが出て大変な人もいて、追いついてきます。
7名が一団となって、団結力高まります。
雨でどうせみえませんから と 現場の判断。 モンテゴソはパスしました。
緩い坂をおりて、サンティアゴに入ったときは嬉しかったです。
ここから町に入っていきますが、 なんとしても、ミサに間に合いたい・・・ ここまで頑張ったのですから。
後ろのグループとは別れてしまいましたが。
バグパイプの響く通りを経て、教会へ。入り口では神父さんたちが キリストの像をのせて、入っていかれました。
ガイドさんが 「中へ入ったら、お手洗いはできませんから、その前にぜひ済ませておいてください」は 頭のどこかで、わかってはいても、スルーしていました。 前グループは椅子には座れましたが、 もちろん トイレは行けず、寒いし、我慢、我慢
12時に教会の入り口が閉まってもう人は入ってこれませんが、 11時時ぐらいから12時まで ミサが始まるまでの長いこと。雨具は着ていても、濡れた髪、洋服が徐々に冷たくなって、寒いです。なんとか忍んで、 ミサが始まり。
歌や音楽やありがたいお言葉もおわり、最後、ボタフメイロが始まりました。
想像していたよりも、ダイナミックに大香炉が柱から柱へ ブランブランと揺れていきます。
ガイドさんがおっしゃるように、祭壇に向かって正面よりも 直角の場所で見たほうがこのダイナミックさが伝わったようでした。
興奮さめやらぬ我ら・・・・終了後、行ったのは、カフェを見つけて、お手洗い。 もちろん
このトイレの前の男女の別を表す絵が もじもじしていて笑えます。
残りのツアーメンバーとは2時に教会前で集合。
それまでの30分、石畳をあるき、バールで乾杯。 そして、美味しいピンチョスをいただきました。
2時にみんなと会い、感激。
で、この時は信じられないことに真っ青な空。
この旅一番の興奮の大冒険をなしたわれらは感動しました。
おまけに日程が合わないからもう会うことはないだろうと思っていた韓国人のお姉さんとこの教会前の広場で再会。 抱き合いました。
彼らは二日前には到着したそうです。 さすが・・・・
全員で巡礼証明書をもらって、記念撮影。
聖ヤコブはこの教会のどこか?と思っていたところ。 私が座っていて、正面に見ていたこの方だったのですね。聖ヤコブ年も コロナのせいで後ろからヤコブ像を抱くということはできず、見るだけ。 そして、地下に置かれている棺もみて。
その後、教会横のアルベルゲでお茶をしました。 ハーブティーを頼んだら、クッキーはサービスでした。
ホテルへ戻りました。
濡れたものを脱いで。再度 ロビーで集合。
希望者だけですが、添乗員さんについて、国鉄の駅、そして、お買い物でデパートまで、ここまで30分ほどでしょうか?
駅まわりは リノベーションされていて、バリアフリーになっていました。
デパートではオリーブオイルやチョコの中に入ったイチジクなど こちらでおいしいものを教えていただきました。 イベリコ豚の生ハム。ぶら下がっている先っちょについているのは、油を受けるものだそうです。
戻ったのは、夜8時は越えていて。(我が家では、夜6時では夕食が終わっていることもある)
朝なしで、ピンチョス2個だけの私は、『おなかがすいた、おなかがすいた」と叫んでいました。
というわけで、お買い物をホテルにおいて、
近くの居酒屋さんへ。 ハロウィーンの変装をしたウェイターさんに運ばれてきた、美味しいものとおいしい飲み物をいただきながら、
幸せな夜でした。 (連泊なので、荷物のパッキングがない分、楽)
あと、旅は一日だけ・・・・
長い、長いと思っていたのに、
、
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