一人旅は出来ても、外国での一人ハイクは無理か~と なんとか亭主を誘い込みました。
という訳で・・・ 石仏が沢山見られる慶州の南山へ。
インターネットで調べても、分かりにくく、 昨日の地図を見ても良く分からない。
想像だと、辺鄙な場所で道標も少なく、人にも出くわさない・・・そんな場所を思い描いていたのですが。 実際は・・・
1.道標ははっきりと。
2.月曜日というのに、人が沢山
3.道もしっかりとついている。
って、訳で。 紅葉の美しいシーズンにもまた行ってみたいと思いました。
朝、7時に起床。
地下鉄一号線の終点。 ノポドンから歩いて出たところにある釜山総合バスターミナル。 ここで、慶州までの高速バスのチケットを購入しました。
バスは8:30、9:10・・・・・ となっていて、座席指定。 われ等は9時10分のチケットをゲット
バスの中は日本?と思うほど。 われらの他に2グループは日本人。 横3席でリクライングでき快適です。
高速道路の街路樹は桜で、 この満開のピンクが続く道を1時間乗って、到着。
すぐに客引きのタクシー運転手が待っています。 ふと気がつくとウリヨボはすっかりつかまっていました。 横をさっと潜り抜けて、 観光案内所へ。 あとから亭主が追いかけます。
中は、ハングルで話しかけても、流暢な日本語で 2時間ほどのハイキングのルートとバスを教えてもらいました。
市内バス乗り場から502番以外の500~508番までのバスに乗って三陵(삼릉)まで。
この通りも両脇の桜が綺麗です。
ドキドキのハイクの始まり・・・
ルートは材木で整備されていたり、階段がついていたり足場がしっかりしています。、チンダルレが満開でした。
この首の無い石仏坐像の前で真剣にお祈りをあげている女性が印象的です。
そして、10分たつと、磨崖観音菩薩像。 こちらは随分修復されて新しいです。
こちらから10分ほどで線刻六尊 岩にこういうなだらかな線で描くのは、それだけ技術が要求されるのだそうです。
途中、リスにあいました。
上禅庵 こちらは桜とケナリ(レンギョウ)の黄色が綺麗です。 中を覗くと・・・ やはり異文化の仏教です。
観光案内で教えていただいた2時間ハイクの終点ですが。 亭主をなだめながら、もう少し先まで行ってみます。
☆磨崖釈迦如来坐像 高さ7メートルで三陵渓谷では一番大きな仏像。 ここにお参りするには、靴を脱いで・・・。 今回、ここが一番来たかった場所です。
(一番上の写真はこの像を相思岩から見たところ)
そして、お許しをもらって相思岩を通って、金鰲峰まで来ました。 まだこの後に続く石仏達に後ろ髪引かれながら、 今回のハイクはここでストップ。
こちらから同じルートを通って戻ろうかと思っていたら、 三陵まで2.8キロと書いた標識を見つけた亭主が。 そのルートで下りようと・・・
短いコースというのは、 それだけ急峻なのだと言うことを忘れていました。
若者やおばちゃんたちがワーワーキャーキャー言う中を 滑りそうになるところを一生懸命踏ん張って降ります。
最後の頃、 ちょっと脇見をした瞬間に亭主が足を捻ったようです。
なんとか降りてきましたが・・・・・
タイム:ハイク開始10:45-磨崖釈迦如来坐像12:00-金鰲峰12:30-終了13:30
ひとまず、釜山まで帰るということで、釜山までまた高速バスに乗って戻ってきました。
こんな岩だらけのような山をよくぞご主人登ってくれました。
春の花が一辺に咲いて一番美しい季節ですね。
日本も今年は桜の花が長く楽しめて、八重桜やツツジも一緒に咲き始めて、何とも得したような春です。
わたしも凄く心配したのですけど。
あれは、そう見えるだけで そうでもないのです。
ただ、くだりのルートは間違って選びました。
春はこれから、楽しいシーズンですね。
家の近所のロータリーではしだれ桜も咲いていました。 楽しみですよね~