いつか また 韓国?

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御岳山の夜神楽見学

2023-11-27 19:03:07 | 映画

まずは、浅田次郎氏の「神坐す山の物語」を読んで、何回か行っている御岳山にそんな古からの神社があるのだと、怖くもあり、とても興味を惹かれました。

そして、昨年、夜神楽が何回か行われ、一般の人も見学できるということを知り、神にささげられるこの神楽を この地で見たいと思うようになりました。

そして、手を挙げてくれた友達の雅さん。

日曜日の夜に行われるため、 彼女とは、青梅で待ち合わせ。

青梅も映画の看板などで有名ですが、 街歩きというものを一度もしたことがなく、お昼まで、ここで街歩きをしようということに。

10時過ぎ、駅左手の観光案内所に行ってみると、丁寧に教えてくれました。

まずは、旧稲葉家住宅から。 

こちらの見学は無料ですが、 古くは材木や、その後、反物やとして栄えた商家のたたずまいを見せていただきました。 

それから金剛寺へ。 こちらは、青梅という 名前の由来となった黄色にならずに青いままという青い梅の木を拝見。 

綺麗に清められたお寺の中では 法事が行われているようで、私たち、静かに感謝してあとにしました。

それからもう一度、駅方面にもどり、今度は反対側にすすんで、 猫で有名ないろいろなオブジェとか見て回り、津雲邸見学です。

こちらは見学料500円ですが。 しっかりと説明を聞き。 京都の職人を呼んで作ったという、客人をもてなすための建物です。 材木も屋根、天井、手すりの蝶のすかしなど、素晴らしく、感激しておりました。 またこの日、明治の有名人たちの書簡なども展示されていて、坂本龍馬の掛け軸、近藤勇の木刀などもありました。

いやあ~~  良いもの見たねって気分よく、 教えていただいたランチのレストランへ。

繭蔵です。 すでにたくさんの人がランチされていましたが、 われらも席に座ることができ、 材料にこだわった体によさそうなシチューのランチをいただきました。

さ、 このあとのスケジュールも気になるところです。 紙芝居のお誘いもされましたが、 ちょっと時間が足らないことでしょう。 後ろ髪惹かれながら、

駅に戻り、御岳へと

ロープウェーにのり、お終いのころですが、 それでも紅葉の赤いも黄色も見ることができました。

まずは、この日のお宿、 神社に一番近い 蔵やさんにご挨拶して、荷物を置かせてもらいます。

昨年、 雅さんがこの地の計画を立てたときに、飲みそびれたホットワインが気になります。

神社の階段半ばから 左手に折れて、長尾茶屋へ 土日のみの営業なので、 この日、やっと、 

美味しいホットワインは 個人的には、 もう少し、熱かったら、言うことなさいですが、 美味しかったです。 なぜか、このアルコールがおなかにしみわたりました。

長尾平を下に少しおりて、 ススキ越しに霧に浮かぶ、山のはを見ます。 神秘的だ~~

そして、蔵やさんへ チェックイン。

この日は、私たちを含めて二組だけとのことで。 一番に天空のお風呂へ。 そして、2階の角部屋、 このお宿で一番眺めの良いお部屋で 夕食を待ちました。

こちらのご主人、ご主人のお父様、息子さんも、神事にかかわっていらっしゃるようで、 食堂の奥には、神棚があるのはもちろん、3人での装束を付けた写真も飾られていました。

お食事は、どれもおいしく、特に、塩漬けで保存されていた山ウドの煮たのや、小ぶりで、アジのしっかりとしたヤマメ・・量もちょうどよく、体に良いものをいただいた~と思います。 そのあとのお神楽が無ければ、日本酒もいっていたところを ビールで我慢。

7時半、寒いですから~と言われ、 ありったけ着こんで、神社へ向かいました。

 

あの階段、 夜の電気のついた石段は趣があるのはもちろん、 ぜーぜーつらかったです。 

そして、神社横の舞台のある建物にはいり、舞台の前に座った時には、 暑い、暑いと一枚ずつ脱いで、うるさいばあさんになっておりました。

夜神楽は まずは、太鼓の音に驚きます。 どんどんと響き渡る音が 想像以上に大きく、神主さんと一緒に頭を下げてこれからの能の始まりです。

能の面をつけると、これが、また観客の目も見られているようで、 静かな鈴の音にも心を洗われるのでしょうが、 この繰り返し、 しずけさ、 同じような動作の繰り返し・・・  時には、白目をむいて、首を後ろにガクっと倒して、 一番前で、本当に無作法な私がおりました。  眠気との闘い・・・・  

奉幣、 トッパ・住吉、 神功皇后、 山の神という 演目です。

最後の赤い顔の目や口が多少ずれたような磐長姫が入ってくると、目が覚めました。 どこか愛嬌があり、自然と笑みが浮かぶような楽しい舞です。

最後に 紅白の餅まきとなり、 4個もいただくことができました。

 

また暗い境内、階段をおりて、 宿へ。

お風呂で暖まって、すぐに寝ました。

 

朝、お天気ばっちりです。 雅という部屋からの眺めです。

朝風呂もしっかりとあびて、

待ちきれない朝食へ。

またまた 美味しくて、ごはんのお替りまでもしてしまいました。

 

感じの良い女将さんの笑顔も気持ちよく、このお宿を後に。

そして、でて、少し歩いた時。

なんと、この夜神楽の話を聞いたそのご本人との遭遇です。 もしや神楽でお会いできるかと思っていましたが、神楽ではなく、山の仲間と一泊別のお宿にいらしたそうで。 同じ日にいても、この時間にあえたなんて。 

いや~~  うれしかったです。  思わず、抱き合いました。

彼女の大きな明るい笑顔をしっかりと目に焼き付けて。

誰も他には、乗っていない ロープウェー。バスに乗り、 青梅から拝島へと。

 

楽しい一泊二日でした。 沢山持って行って着なかった、 ダウンのロング、 雨具の上下などの入ったリュックを今度はお土産のお餅でさらに、膨らませて戻ってきました。

一緒に行ってくれた雅さんに感謝

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2 コメント

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Unknown ()
2023-11-27 20:42:45
おつかれさま、
ブログ 早!
楽しくよませていただきました。
ありがとうございます。
楽しかったね。
返信する
Unknown (ちゃぎ)
2023-11-27 21:22:51
雅さんへ

楽しい2日間だったね。
山とは違うのんびりした時間だったね
一緒に行ってくれてありがとう
返信する

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