(上の写真は焼岳山頂の物。 雲はもう秋?)
憧れの西穂はまだ憧れのまま。。。
8月21日 新穂高温泉からロープウエーで高所へ上がれ、その後1時間半の道程で西穂山荘へ到着。 実に美味しいルートです。
で、天気が良ければ・・・のこと。 今回、雨? 曇り?を全然予想していなかったんです。 直前まで家族の事でごたごたしていたし、夏山の第一弾が雨だったので、今回は絶対に晴れという強い自信があったんですけど・・・
外れました。 展望が良いはずのロープウエーも真っ白の霧の中。 写真は降りたあと、登山口へ入る辺りです。
それでも、雨、強風の中・・・ 西穂独標までいけました。 その後の西穂までのルート、ちょっと覗かせてもらいましたが、くらくらとする急峻な岩・・・
天候条件の良い日に、再挑戦したいと。
西穂山荘。 小屋のお兄ちゃんが凄く親切で嬉しかった事。 名物のラーメンが食べられた事。 最近の山小屋では常夜灯があるのが当たり前になっている事。 そして、こちらの別館はレストハウスになっていて、宿泊客以外の人にも食事や飲み物が楽しめるほか、 自炊場にもなっていました。 (ちょっと居酒屋風)
ここに置いてあるノートに皆さんがそれぞれ書いてある文章を読んでいくと、今年は本当に晴れが少ない。 我らが行った前日のみ晴れたようです。
この辺りのシシウドが他所で見ないほど美しいです。
ばっちりの晴れ空の焼岳
8月22日
西穂山荘から焼岳を目指すという実にマイナーなルートで。
このコース。 我らが歩いた日は人っ子一人会いませんでした。
稜線歩きは、予想した物と違って、樹林の中をどんどん降りて行き、笹が刈られてルートになってある場所が多く。 そういう場所では笹の根に足をとられて滑らないように気をつけながら歩きます。 この3時間・・・ もうそろそろと痺れを切らす頃。 やっと焼岳小屋到着。
そこから焼岳展望台→焼岳を目指します。 焼岳登山中から西穂山荘までの稜線。
数年前までは入山禁止だった活火山の山。 今でもあちらこちらから煙も出ているし、山頂では、こんな噴火口も。
そして、山頂では、この夏憧れた青空が・・・・
笠ヶ岳、槍、穂高、がずらっと顔を出します。 感激しました。 槍岳の上に不思議な螺旋状の雲があります。
この辺りの花も可愛かったです。 苔桃が美味しいです。 オミナエシ
ワンゲルの創立記念40周年
22日午後。 午後2時半少し前に滑り込みセーフで。 このワンゲルのOG達のバーベキュー大会に参加させていただきました。 小梨平で、このバーベキューセットを使うのは、我らが始めてだったようです。 予想をはるかに超える美味しい牛肉に・・・チョイスは、自然と、「肉、肉、肉・・・そして、肉へ」
この日、素晴らしい穂高の山容をバックに記念撮影。
その後、これからの会のあり方を話し合う・・・ なんてお真面目も。
半そで一つで汗臭い私。 少し寒くなって何か羽織る物を探そうとあせって数歩歩いた途端・・・・・ 悲劇が。
思いがけない怪我
22日夕方
山靴は靴紐が長い・・
で、この靴紐を長くだら~~んとしていて、それを踏むなどと言う事は、絶対にしてはいけない事・・・・だったのですが。
これをすっかり、やってしまいました。
で、手をついた所は良かったのですが。 この時、手のひらを思いがけず深く切ってしまったようです。 そして、その中に入り込んだ土。 ぽたぽたとたれる血
それが良かったのか、良くなかったのか。 たぶん、良くなかったか。
傷口を洗った後、歯ブラシで土をかきだそうとゴシゴシ頑張りました。 でも土は奥へ奥へ・・・
上高地に24時間診療してくれる診療所があるというので、一応其処で見てもらうことに。
お医者さんは若い青年。 応対も親切です。 でも、「傷が深くて筋近くまでいっていますし、土もそこまで入っています。 形成で処置を受けた方が・・・」と。
救急病院へ電話してくれて。 三軒目。 形成外科のお医者さんに連絡がついてそのまま信州大学の付属病院へ。
山で怪我・・・ でも、登山中ではなく、下山後のミスで・・・ 落ち込む私です。
それに、その夜OG達と飲む予定だったワインが目の前をちらついていけません。
そして、この日、タクシーを待つ間、夕焼けの山容が美しいので、パチリ。
最後まで親切なFさんのお陰で上高地から病院までタクシー、15000円もお借りしてしまいましたが(こういう時の為に多めに持って出かけなくちゃいかん!って教訓も)
病院ではすでに受け入れの準備が出来ていて、イケメン4名に囲まれて、処置していただけました。
手術室の大きな電気。 顔を見ているわけではないのに、 覗きこまれて思わず赤面の私。
「あのぅ、ずっとお風呂に入っていなくて、体が汚いのですけど・・・」 「・・・・確かに・・」などと、恥ずかしい会話も。 そりゃ、注射の前の消毒綿についた汚れ具合を見れば一目瞭然です。 こちらの料金は後日郵送で送られてきて、銀行振り込みでも良いそうで。 ちょっと、安心しました。
病院や怪我にご縁が無かったのですが・・・・ あれこれ、自分の中の自信が崩れて・・・
良かったのは、怪我のお陰で久しぶりに松本の友達に会えたこと。 この日は救急病院まで車で来てくれて、おうちにお泊りさせていただきました。
心細かったところ、人の温かみに触れて・・・幸せでございました。
で、診療所や病院の皆さんもとても親切で、これは松本という土地柄なのか。 弱った者にとても嬉しかったです。
右手の怪我って大変と思ったけど。
キーボードが打てるので、大丈夫かも。
マイナーのルート。詳細を知らない時に歩いといて良かった。多分、もう行かない・・かも。
ワインは逃したが、美味しいお肉一杯食べたから、差し引きプラスです。
キーボードが打てるから・・なんて冗談が言えるから大丈夫かな。でも、無理しないでね。
松本から見た、とんがった槍が印象的でした。
ちゃぎさんの友好関係素敵です。
写真のシャッターもブレルことなくバッチリだから大丈夫と思ったら、これは怪我する前のものですねぇ~
ケンチャナヨ?
下山しての油断でしょうか?
それでも適切な対応で、少しホッとしてます。
お大事になさってくださいね。
ワンゲル部大先輩として可愛い後輩達に慕われて、またそれもいい関係。
こうして親子2代にもわたっての登山とかって中々素敵です。
そして松本でも駆けつけてくれる地元のご友人、心強いですね。
本当に、今年の夏は雨具は必須アイテムでした。
お陰でジップロックに着替えを入れておく事だとか、雨具の手入れが必要な事がお勉強に。
松本の友達の家からの常念の横の槍が、思い出にのこりました。
怪我は思ったより深くて泥が奥まで入ってしまったので、何度もかき出しては洗うを繰り返して頂きました。
オッチェトン、ケンチャナヨ。 カムサンミダ。
ワンゲルの親子二代は・・
下のどんちゃんの事でしょうか? 不思議なご縁で、ヨンハのコンサートのすぐ近くに座った方が、お友達のお友達。 ブログを読んでいてくださって、「もしかして●大学の方?」と話しかけてくださったのです。
もちろん、その学校名はビンゴ! どこかで雰囲気が出ちゃってるんでしょうか? 見る人が見たらバレバレ? って、訳で、彼女の娘さんはワンゲルの後輩って事が分かって、お会いしていない彼女のお嬢さんにいつかお目にかかりたいと思っているんですよ。
ワンゲルのお付き合いがこうして上高地集結で出来上がるのも嬉しいし。
松本で急なお願いに気持ちよく迎えてくれる友達にも。 もう大感激でした。
どうぞお大事になさってください。
うわぁ~すごいキレイな風景というか、これを登ってるというちゃぎさんに感動です。すごいですね、とても私にはムリです(笑)
ケガされちゃったんですね!大丈夫ですか?
形成外科のお医者さんに診てもらうほどとは。
そもそも、歯ブラシで洗うなんて痛そうです(涙)
キーボード、打ってないでゆっくり休んでくださいね。
こんな機会に会っちゃうのも、微妙だったんですが。
本当に本当にありがとうございました。
北アルプスの山並みに囲まれたオタクが素晴らしく居心地がよく。
ご飯も美味しかったです。
お風呂に入っていれば、赤面する事も無かったかも。
でも、イケメンドクターってのも、なかなか無い事ですよね。
本当は、一緒に写真でもとりたいなんて、治療してもらいながら、不謹慎な事考えていました。