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最後の常磐線を走る73系電車

2022年10月03日 | その日その日
先日、実家のアルバムを整理していたところ、電車の写真が出てきました。
当時、常磐線の複々線化に伴い、旧型の73系と新型の103系が入れ替わった時期で、その記念に運転士だった父(あるいは同僚)が撮影したものと思われます。少しは貴重な写真と言えるかも知れません。
いずれも、昭和46年5月頃撮影と思われます。写真の脇に万年筆で「最後の常磐線を走る」と父の字で添え書きがありました。



新旧国電のすれ違い
複々線となった常磐線松戸駅西方の戸定邸付近でエメラルドグリーンの上り103系とすれ違う光景です(右端の線路は松戸電車区への引込線)。戦中派の苦労人が戦後生まれの元気者にバトンタッチというところでしょうか。



松戸駅に到着した柏行き下り電車クモハ73-151(13H)
屋根の上の大きな前照灯、窓の上下のヘッダーとシル、鉄板の行き先表示板、屋根の上にはパンタグラフと丸型のベンチレーター。もちろんクーラーはありません。そして、塗装は言わずと知れたチョコレート色。いやはや、オールドファッション。(奥に新京成電車がわずかに顔を見せています。)


最近の電車を見慣れたせいか、写真の73系の顔を見ると思った以上に古めかしく感じてしまいます。撮影時から既に半世紀が過ぎていますので無理もないですね。当時の新型103系ですら2006年3月でこの線から姿を消しています。


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