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何の因果か、ペットボトル風車を作る

2024年09月16日 | その日その日
土曜日にペットボトルで作った風車を庭に設置しました。
というのは、最近、庭の片隅に土盛りが3個できたからです。これはモグラ塚に他なりません。
モグちゃんに憾みはありませんが、我が家の地下にモグラ君たちの巣ができるのは歓迎できません。捕まえることはできない(鳥獣保護法)ので、どうにか去って散居していただけたらうれしい。

というわけでお定まりのペットボトル風車の製造、ということになりました。
好きなものを工作するのは楽しいのですが、仕方なく作るものは積極的になれません。ましてや、個人的に好きにはなれないPET樹脂。熟考5日、資材調達3日くらいでようやく製作する気になりました。



部材はトマトジュース(720mL)の空きボトルにしました。このボトルは4面構成なので4枚プロペラの風車にします。
手順は、ボトルを3つの部分に分け、中央部を折って羽根を作り、そこに切り離した底部を逆向きに押し込んで蓋をし、キャップから針金を通して回転可能にできたら、一方の針金を曲げてパイプに差し込めば出来上がりです。(詳細は下図ご参照)

初めての工作でしたので、ネット動画を見ながら作り約1時間ほどかかりました。途中、錐で穴開けをしていて自分の指を刺しそうになるヒヤリハット事案も発生しましたが*、最終的には無事に完成。名付けて「もぐらバスター1型1号」(笑)。う~ん、このネーミングのためだけに作ったフシが(笑)。

*言うまでもなく刃物は危険です。工作の際は十分ご注意ください。



上は完成間近の様子です。手作り感というよりも投げやり感が芬々…
針金はホムセンで買った1.2mm径のもので、もう少し太い方がしっかりしそうですが、これでも用は足りました。(少し撓みます)
安全のため、プロペラの先端にRを付け、先端と元にシールを貼りました。

もぐらバスター 概念図

この図はメモであり極めてアバウトです。ご了承ください。
制作費は、針金と塩ビ管で500円でお釣りがあったと思います。百均でビーズも買いましたが使用していません。


ところで、製作前にも動画とホームページをいくつか見て研究しましたが、羽根の製作には詳しいのですが軸(パイプ、支柱)の部分の仕組みはどこにも説明がありませんでした。
そんなに軸は難しいのか、軸受けやもしかしたらベアリングなどが必要なのかと悩んでしまいました。

しかし、そこはパイプに針金を差し込むだけでした。一言説明して欲しかったところです。
分かりきったことだからと省略されるのは世の常なのかも知れませんが、予備知識がない人間にとっては簡単なことが分からないものです。私だけかも知れないけれど。

今日の風に吹かれて回る庭の番人

出来上がった風車を庭に設置すると、風が強い日だったこともあり、いきなり超高速回転!どこから出るのか、普通なら不良とされる特有のカタカタという軽快な音を立てて元気に回っています。回転しすぎて風車が飛んで行くようなこともなく、大成功です。

突然、地中に響いた不協和音にモグラも慌てているのではないかと思います(思いたい)。ただし、モグちゃんが退去してくれたかどうかは地面の中なので検証ができません。
Panasonic / LUMIX LX9



回る、と言えばこの人、この曲。
懐かしいです。私が就職した頃リリースされたのですね。今聴くと歌詞の内容が深く、普遍性を感じます。輪廻転生までも…(1975年)

中島みゆき 【時代】 弾き語り (ギターも本人)