から続き。
今回の旅行、メインの目的地。
芦原温泉(あわら温泉)近くにある「金津創作の森」。
こちらで、2つの展覧会が開催されています。
ひとつめは、「淺井裕介展 星屑の子どもたち」。
美術作家 淺井裕介さんの個展。
巨大な泥絵に、100点を超える小さな陶芸作品、マスキングプラント、そして屋外での展示と、幅広い作品世界を体験できる素敵な展覧会でした。
今回、泥絵の上を歩ける作品もあって。靴を脱いで上がると、ざらざらした土の感触が。そして、大きな絵の上を歩いて隅々まで観ていけるのが普段はなかなかない作品の見方の体験でした。
陶芸作品では、触れる作品もあったり。
淺井裕介展 星屑の子どもたち;屋外にある作品を探すのも楽しかったです。木の上や湖の中にいる陶芸作品は、自然の中にいる神様のよう。
「クマ注意」が怖くて森の奥の方まで行くのはやめておいたけれど💦こんな風に作品を観られるのも楽しい美術館でした。
そして、もうひとつは「小松宏誠展 光と影のモビール 海と歌」。
2年前にこちらで個展を開催されたアーティスト 小松 宏誠(こまつ こうせい)さんの個展。
2年前の同美術館での個展の際には、照明を落とした幻想的な空間での展示が中心だったのに対して、今回は自然光が入る明るい展示室を舞台にしたインスタレーション。
波打つように配置された小さなモビールが風に揺らいで、光が当たって水面のように輝いていて。時間によって自然光の入り方が変わり、観え方も少し変化してきました。
海の音や雨の音、虫の声なども聞こえてきて、静かにずっとこの展示室で過ごしたくなるような展示でした。
光のたっぷり入る広い第一会場から一転。
本来は展示室ではないのかも?とも見える小部屋の第二会場は、光と影の展示室。
光と影から生まれる蝶々の作品群で、こちらもとても静かな展示でした。
そして、ミュージアムショップで、自分用のお土産を。
・淺井裕介さん(歌 安土早紀子さん)CD。ひとつずつ違う、プラ段に土がおかれたパッケージ。(シール付き)
・小松宏誠さん作品Tシャツ。手刷りのシルクスクリーン。各サイズ限定10着。
展示だけでなく、素敵な限定のグッズが買えてさらに嬉しいです。
素敵な展覧会を後に、車で福井市へ。この日は福井駅近くに宿泊。
駅前の福井駅前フードホール MINIE(ミニエ福井)で晩ご飯。
大きな油揚げ美味しい〜
福井駅前には恐竜のロボットやオブジェも多数あって楽しいです。
福井応援ポケモンのカイリューも。
福井城跡は福井県庁なんですね。ライトアップもキレイです。
翌日は旅行最終日。
金沢〜福井、夏のアート旅⑤に続きます。
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