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オーストリア鉄道・ウィーンと映画

2020-09-09 22:45:54 | 日記

みなさん、こんにちは。またまたブレイクみたいな感じで、鉄道と映画について語りたいと思います。今回はオ映画『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』を取り上げます。

「いぶし銀」な恋愛映画

1990年代といえば、華やかな恋愛映画が次々と世に出た印象があります。『タイタニック』や『イングリッシュ・ペイシェント』『恋におちたシェイクスピア』などなど……。7日連続で1990年代の恋愛映画を観たら、「1990年代はいい時代だったんだなあ」と思うかもしれませんね。

さて『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』は『タイタニック』と比べると「いぶし銀」みたいな恋愛映画です。ストーリーはいたってシンプル。ジェシーとセリーヌがハンガリー・ブダペスト発パリ行き列車の中で出会い、ウィーンで1日を過ごす、そんな感じです。

シンプルですが、2人のディープな会話は多くの人々を魅了しました。大人気だったからか、続編も出ましたね。ヨーロッパ好きでまだ観たことがない人はぜひ。

鉄道と『ビフォア・サンライズ』

『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』は鉄道がちょいちょい出てくる映画でもあります。まず最初のシーンはブダペスト発ウィーン行きの車内。1990年代前半には高速列車「レイルジェット」は存在しないため、「EC」と思われる客車が映っています。そして重厚な食堂車も。これが高速列車だと味気ないでしょうね。

ウィーン市内を歩き始めて、とある橋で劇団のメンバーに出会うシーンがありますね。ここでうまいこと地下鉄Uバーンの銀色の電車が通り過ぎます。この地下鉄はUバーン1号線です。

ウィーンで忘れてはならないのは路面電車。映画でも路面電車の車内でユーゴ紛争について語り合うシーンがあります。最後尾に乗り、窓が開いていたことに気づいたでしょうか? 今は最新車両なので窓を開けることも難しいでしょう。

私はこの映画が好きで、2015年にウィーンでロケ地巡りをしました。ロケ地巡りの模様は個人的に聞いてください。後は私がウィーンで語り合えるお相手を見つけるという超難解なミッションが残っているわけで……。



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