中東欧・ロシア鉄道旅行ドゥネーヴニク

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シベリア鉄道のバーチャル旅行 

2020-09-22 09:41:55 | 日記

みなさん、こんにちは。今回は世界最長のシベリア鉄道のバーチャル旅行をお伝えします。ただしウラジオストク~モスクワだと長すぎるので、ウラジオストク~ハバロフスクに留めたいと思います。それでは見ていきましょう。

ウラジオストクから出発!

シベリア鉄道の始発駅は極東ロシアのウラジオストク駅です。ウラジオストク駅21時30分発ノボシビルスク行きでハバロフスクへ向かいましょう! 21時30分発ですが1時間前に駅舎に入りました。シベリア鉄道の始発駅らしく立派な待合室ですね。

そうそう、階段を上がって預けた荷物を引き取らないと。ウラジオストク駅にはロッカーはありませんが、荷物預け窓口があります。

ホームに行くとノボシビルスク行きが入線していました。残念ながら、まだ車内には入れませんね。少し待ってみましょう。

2等車の車内を観察してみよう!

さあ、ドアが開いたら予約した2等車の車内に入っていきましょう。2等車には1室4人分のベッドがあります。できればベッドは下段を予約することをおすすめします。

背ずりを倒すとベッドになります。シーツや枕カバーは昔の日本の寝台車と同じくセルフサービスとなっています。横になったら『地球の歩き方』を見ながら、明日の計画をプランニングしてみましょう。なお荷物置き場はベッド下、ドア上にあります。

ところでスマホを充電するためにコンセントプラグはあるのでしょうか。比較的新しい客車には机の下にコンセントプラグがあります。

そうそう寝る前にトイレや洗面台に行かないと。トイレや洗面台は各車両に備わっています。トイレはバイオトイレで清潔ですから問題ありません。

問題は洗面台です。すいません写真がピンボケしていますが、日本のように青色の蛇口を回しても水は出ません。水が出るところを上に持ちあげたら、チョロチョロ水が出ます。やっと歯磨きができるくらいですね。

ハバロフスク着は9時31分

ハバロフスク駅には9時31分に到着します。到着前に予約した朝食を受け取ります。朝食はパンや肉、ミネラルウォーターが入ったセットを食べます。朝食ならこれで十分ですね。

飲み物はサモワールという給湯器を使え、紅茶パックやコップは車掌から購入できます。後はのんびりと風景を楽しみながら朝食を食べましょう。

ハバロフスク周辺はこのような荒涼とした風景が広がっています。アムール川を渡るシーンは迫力満点ですが、残念ながらハバロフスクまでの乗車でしたら見られません。

9時31分、ハバロフスク駅に到着しました。ハバロフスクでは約40分も停車し、多くの方がホームで休憩しています。ハバロフスク駅の駅舎は実にご立派です。ここでトイレや食事を済ませることをおすすめします。

駅舎内には食堂があり、格安で食事がとれます。ハバロフスク駅で朝食をとるのもアリですよ。

切符購入はロシア鉄道のホームページから

シベリア鉄道の切符はロシア鉄道のホームページから購入できます。必ずEチケットをプリントした上でウラジオストク駅に行きましょう。

 

 

 


【必見】9月27日予定表正式版

2020-09-21 21:34:19 | 日記

9月27日(日曜日)

12:10~12:40 レクチャー「路面電車でプラハを楽しむ」。

https://youtu.be/vAn7uSwoOTc

14:00~16:00 ZOOM交流会。

ZOOMリンク&パスワード。https://bit.ly/3cjKSZg、ミーティングID: 890 2298 0175、パスコード:942465。   

20:00~22:00 ZOOM交流会&後夜祭

ZOOMリンク&パスワード。https://bit.ly/32Np4ln、ミーティングID: 857 1365 6936、パスコード: 444070。

※ZOOM交流会のイメージとしてはリアルイベントでブースで交流する感じです。お気軽にどうぞ。

                                   


シベリア鉄道の食堂車のメニュー 

2020-09-19 22:27:05 | 日記

みなさん、こんにちは。1回だけやってみたかったのですが、シベリア鉄道の食堂車のメニューを書き出してみました。2018年11月当時のメニュー表です。1ルーブル=1.38円(2020年9月20日)

食堂車メニュー(KTA社)

スープ

ウハー:489ルーブル

(サーモンとハーブ入り)

サリャンカ:288ルーブル

(ピクルスと燻製肉のスープ)

ボルシー:192ルーブル

(ポテト入り)

 

サイド

きゅうり:50ルーブル

グリーンピース:50ルーブル

ピーマン:50ルーブル

コーン:50ルーブル

トマト:50ルーブル

 

メインディシュ

フランス風ステーキ:736ルーブル

(テンダービーフ にんじん ケチャップとハーブ)

ステーキ マッシュルームとサワークリームを添えて:686ルーブル

メダリオンビーフ ピーマンを添えて:665ルーブル

豚料理「森の話」:714ルーブル

(マッシュルーム、にんじん、トマトを添えて)

自家製ロースト:679ルーブル

(ポテト、野菜、マッシュルームを添えて)

豚料理「脂身」:626ルーブル

(クリーミーなワインソースで)

シュ二ツェル:481ルーブル

(にんじん、トマトを添えて)

チキン・ブリゾール(キルギス風お好み焼き): 360ルーブル

鶏肉のフィレット:335ルーブル

フライドポテト マッシュルームを添えて:452ルーブル

 

ステーキ

サーモンステーキ:868ルーブル

ビーフステーキ:519ルーブル

(ハーブを添えて)

ポークステーキ:476ルーブル

(ハーブを添えて)

 

サイドディシュ

煮物「虹」:289ルーブル

(グリーンピース、コーン、にんじん、パプリカ、マッシュルーム、トマト)

ポテト サワークリームとマッシュルームを添えて:241ルーブル

フライドポテト:195ルーブル

ボイルのポテト:145ルーブル

ソバの実:154ルーブル

おかゆ:101ルーブル

パインナッツ:204ルーブル

ブラックオリーブ:140ルーブル

ウォルナッツ:138ルーブル

チーズ:109ルーブル

 

デザート

フルーツパラダイス:889ルーブル 

(りんご、オレンジ、パイナップル)

パイナップル シロップを添えて:282ルーブル

りんご または オレンジ:78ルーブル

スナック:54ルーブル

 

飲み物

コーヒー:174ルーブル

ホットチョコレート:60ルーブル

紅茶:59ルーブル

グリーンティー+砂糖:52ルーブル

グリーンティー 砂糖なし:40ルーブル

 

朝食

ミルクライス バターを添えて:106ルーブル

オートミール バターを添えて:90ルーブル

セモリナ バターを添えて:90ルーブル

こちらのメニュー表を参考にしました。全ページをミラーレスで撮っていると、かなり怪しまれました。

 


ルーマニアの鉄道 

2020-09-15 18:01:11 | 日記

みなさん、こんにちは。今回は東ヨーロッパにあるラテンの国、ルーマニアの鉄道を紹介します。ルーマニアは意外と(と言って失礼ですが)鉄道網が充実している国です。

どこかレトロなルーマニアの鉄道

私がルーマニアを訪れたのは2015年です。ハンガリー・ブダペストからティミショアラ行きに乗りました。車内はガラガラ、外国人観光客はゼロでした。

この客車は2007年~2011年製造なのですが、雰囲気がレトロなんですよね。とても数年前に製造された客車だとは思えません! そして埃っぽく、ちょっと蒸し暑かったのを覚えています。とにかくチェコやポーランドとは一味違う客車でした。

こちらはブカレスト北駅です。何だか共産主義時代みたいな雰囲気でした。ガイドブックでは「ブカレスト北駅の治安に注意」と書いてありましたが、治安が悪いという感じはしませんでした。

ブカレスト北駅から北東の街、ヤシ行きの客車に乗りました。車内ではルーマニア人男性が「売り子」として小物を販売していました。そのとき、怪我をしていたので「絆創膏があればなあ……」と思っていました。「おそらくないだろう」と思って「売り子」さんに尋ねたら、絆創膏があったのは本当に助かりました。

ところでルーマニアの鉄道もどんどん近代化しているようです。シビウ駅からブラショヴ駅までは新型車両に乗りました。線路の近代化工事も進めていましたし、ひょっとすると「ガラリ」と変わっているかもしれませんね。


クロアチア・ヤセノヴァツ駅について

2020-09-13 16:00:50 | 日記

みなさん、こんにちは。今回はクロアチアにあるヤセノヴァツ駅のエピソードをお伝えします。私が訪れたのは2011年のことです。

クロアチア紛争の激戦地であったヤセノヴァツ

ヤセノヴァツはクロアチアの首都ザグレブから南東約100キロのところにある小村です。第二次世界大戦時、ヤセノヴァツには大きな強制収容所があり、セルビア人やユダヤ人など多くの人々が亡くなりました。現在はモニュメントと博物館があります。

ヤセノヴァツには鉄道駅がありますが、支線なので本当に小さい駅です。ザグレブ駅から普通電車に乗り、ヤセノヴァツ駅に到着したときに驚きました。なんと! ボロボロの駅舎が目に飛び込んできました。安心してください、これは旧駅舎です。

1990年代前半に起きたクロアチア紛争において、ヤセノヴァツはセルビア人支配地域「クライナ・セルビア人共和国」に属していました。そのため、クロアチア政府VSセルビア人の争乱に巻き込まれたわけです。おそらく、ボロボロの旧駅舎は紛争により破壊されたのだと思います。

帰り、ザグレブ方面行きの列車にギリギリで乗り過ごしたので、60分以上ヤセノヴァツ駅で待つことになりました。「新駅舎の中で待とう!」と思っていたら、何と鍵がかかっていました。

そこで30度以上の暑い中、ハチがぶんぶん飛ぶ中、駅の外にある小さなベンチで待っていました。この待っている時間はなかなか厳しかったですが、今となってはいい思い出ですね。

ヤセノヴァツを訪れたのが9年前。今はどのような様子なのでしょうか。