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JATM「『日本のなかでロシア旅』ニコライ皇太子の足跡を旅する」に参加した

2020-09-06 22:04:51 | 日記

みなさん、こんにちは。9月6日(日)、JATMが企画するツアー「『日本のなかでロシア旅』ニコライ皇太子の足跡を旅する」に参加しました。その模様を簡単にお伝えします。

はじまりは大津歴史博物館から

10時、JR湖西線「大津京駅」で集合、参加者数はガイドを入れて3名でした。最初に向かったのは大津歴史博物館でした。館内では学芸員による「大津事件」の解説が聞けました。

「大津事件」は1891年、警察官の津田三蔵がロシア帝国のニコライ皇太子(後のニコライ二世)に切りつけるというもの。幸い、ニコライ皇太子は軽症で済み、この事件で日本とロシアとの関係が悪化することはありませんでした。

先述したとおり、学芸員が「大津事件」を解説したわけですが、とても内容が充実して良かったですね。印象に残ったのは「津田三蔵を死刑にしろ」という政府の圧力にめげず、司法が独立を保つ形で判決を下した点ですね。あと、公文書を作成・管理することの意義を学びました。

三井寺から「大津事件」の石碑へ

大津歴史博物館から三井寺に行き、高台からニコライさんが見たであろう琵琶湖を眺めました。現在はビルが立ち並んでいますが、当時はビルもなく、美しい琵琶湖を一望できたことでしょう。

三井寺から「大津事件」が起きた現場に行きました。さすがに現場では津田三蔵役のエキストラは来ませんでしたが……。石碑はとても小さいので、要注意ですよ。

レストラン「キエフ」でロシア料理を舌つづみ

京阪大津線「上栄町駅」から「三条京阪駅」まで乗り、レストラン「キエフ」へ向かいました。「キエフ」は1972年にオープンした関西を代表するロシア料理店です。

おなじみのボルシチやピロシキはロシアよりも上品な味でした。ゴルブッツィ(ロールキャベツ)はこってりとした味で、これで思ったよりもお腹が膨れました。

「キエフ」はロシア料理だけでなく、マトリョーシカなどの民芸品や絵画も楽しめます。また歌手の加藤登紀子さんによるコンサートが行われるときも。参加者と歓談しながらのロシア料理は本当に楽しかったです。

山下りん作画のイコンが残る京都ハリストス教会

最後に訪れたのは日本正教会の京都ハリストス教会です。京都のど真ん中にこんな立派な聖堂があるとは思いませんでした! 聖堂内には立派なイコンの壁「イコノスタス」や山下りんさんのイコンがありました。

なおロシアと同じく聖堂内は「撮影厳禁」です。これは見学しないといけませんね。

ぜひJATMの国内ロシアツアーに参加しよう!

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