しばらく連日の雨、その後は不安定な日がこれに続いていましたが、
今日は晴れるかな?と希望的観測で朝から大物を洗濯機で回しました。
それでもまだどんよりの空、小屋に干して様子を見ています。
めっきり朝晩が涼しくなりましたが、それでも日中はまだミンミンゼミの声が。
昨日は久しぶりにバイクで隣町の海を見に行きました。
バイクと言っても50CCの原付。私が譲り受けてから既に7年。
1988年から1990年に発売されていたバイクですから、
少なくとももう御年25才?
前の持ち主は親友の娘さん。
乗らなくなって廃車にし、ガレージに置いてあったのを私が見つけ、
厚かましく譲ってもらいました。
その後は彼女の名前を付けて「郁ちゃん号」と勝手に命名。
自宅から数キロの職場に通うのに何年か活用し、引退後は近所をウロウロする程度。
近所の悪ガキ共に散々悪戯されて、ガソリンを抜かれたり、タイヤを切られたり、
挙げ句の果てはサイドカバーを割られて、
仕方なく黒いプラスチック板で覆ってごまかしていました。
4年前に母の介護のため単身帰省する際に、
そのまま自宅に残すのも、と思い、実家に連れ帰って来ました。
でもカバーをかけているとは言え保存は軒の下、車輪も錆が浮き、バッテリーも上がり、
キックでもエンジンがかからなくなり修理に出したことも。
月初めに一年間続けたもう一つのブログも終わって後、ぽかんと空いた時間に、
じゃ、この際「郁ちゃん号」をきちんと手入れを、と。
狭い小屋に持ち込んでそれからちょくちょくとメンテナンスを。
アマゾンでこのバイクのサイドカバーが売られているのを発見し注文。
純正部品ではなく細工も少し荒いけど割れてるよりはマシかな、と。
ネットの動画や情報を頼りに試行錯誤で分解し、なんとか付け替えました。
分解したついでにプラグも交換、
タイヤのホイルも錆取りスプレーや金ブラシでゴシゴシ。
こうなるとだんだん面白くなってきて、
擦れて破れかかっていたシートも張り替えてみよう、
とで、これもアマゾンで注文、見違えるようになりました。
折れたままだったセンタースタンドもオークションで中古を見つけ落札、
これもなんとか自分で交換出来ました。
上がってしまったバッテリーも中国製の安物の充電器でなんとか蘇り、
で、昨日はガソリンを入れるのを兼ねて隣町の海へ。
そこでiPhoneで記念写真。ぱちり。写真だけで見ると新車?
帰ってきて温まったギヤオイルも抜き替えました。
手を入れようと思うとまだまだ課題はありまして、
せっかく交換したプラグも正規のものに交換する必要が。
(工具箱にあったものを使ったのですが正規品で無かったようです)
あとは分解したときに見た錆だらけのガソリンタンク、動きの悪いフロントフォーク、
切られたままのフロントタイヤ、ブレーキシュー、これらも何とかしたいな、と。
ありがたい事にたいがいの部品はネット上に。
ほとんどが純正よりずいぶん安い中国製ですが。
その気になれば、と一応アマゾンの「ほしいものリスト」に上げています。
元の所有者のその「郁ちゃん」ですが、今では立派な働く女性戦士。中学生二人の母親。
働くときはてきぱきと、遊ぶときは豪快に、そんな勝ち気な性格に
男のおばさんを自称する猫爺はちょっとドキドキ。
こんな娘がいたらな、と思う事もしばしばです。
だから現物の「郁ちゃん」は無理ですから、
せめて嫁いでくれた「郁ちゃん号」は大切にせねば、と。
自賠責保険も新たにまた5年加入しましたので、
まだまだ「郁ちゃん号」はこれからも乗っていくつもりです。
いつかの体温計もそうですが、こんな風に修理できるのが羨ましいです。
それにしても、もっと羨ましいー
海へバイクでいけるなんてー
誰もいないのですからー
ああー海へ行きたくなってきたー
バイク、もちろん原付ですが乗ってました。
もうずーとずーと前です。
私のは「らんちゃん」って呼んでました。
2年程乗ったかな?盗まれて行く方しれず。。(;´;∀;`)
いつもありがとうございます。
海までは実家から10キロちょっとです。
子供の頃は自転車を漕いで泳ぎに行ってました。
私が大阪に出て後、ここの砂浜が埋め立てられ海浜公園となり、
都会から季節を問わずサーファーなどが来るようになりました。
夏など人が多くてうんざり。近寄ろうとは思いません。
この公園の端にわずかながら昔を偲ばせる防波堤があり、
今でも時々懐かしくなるとこの海岸に来ます。
ここは岩場もあり、サーファーも敬遠してますし。
冬場など海からの風をビュンビュン身体で受けていると、
いろんな雑念を一緒に吹き飛ばしてくれる様な気がします。
ちょっとした「みそぎ」感覚です。
老後は海の側で、と言うのも夢の一つでしたが、
自宅に比べれば少しは近くなったのかも?
「らんちゃん」も猫みたいに修業の旅を終えて
また姿を変えて帰ってきてくれたら良いですね。
もっとも我々の歳には都会じゃバイクは危ないかな?
こっちではどう見ても80以上の爺婆様たちが、
車線の真ん中をよたよたカブで走っておられますがね。