猫爺のひとりごと

Macと写真と猫のことなどつづってます

郁ちゃん号

2015年09月20日 08時22分20秒 | 日々のこと


しばらく連日の雨、その後は不安定な日がこれに続いていましたが、
今日は晴れるかな?と希望的観測で朝から大物を洗濯機で回しました。
それでもまだどんよりの空、小屋に干して様子を見ています。
めっきり朝晩が涼しくなりましたが、それでも日中はまだミンミンゼミの声が。

昨日は久しぶりにバイクで隣町の海を見に行きました。
バイクと言っても50CCの原付。私が譲り受けてから既に7年。
1988年から1990年に発売されていたバイクですから、
少なくとももう御年25才?

前の持ち主は親友の娘さん。
乗らなくなって廃車にし、ガレージに置いてあったのを私が見つけ、
厚かましく譲ってもらいました。
その後は彼女の名前を付けて「郁ちゃん号」と勝手に命名。

自宅から数キロの職場に通うのに何年か活用し、引退後は近所をウロウロする程度。
近所の悪ガキ共に散々悪戯されて、ガソリンを抜かれたり、タイヤを切られたり、
挙げ句の果てはサイドカバーを割られて、
仕方なく黒いプラスチック板で覆ってごまかしていました。

4年前に母の介護のため単身帰省する際に、
そのまま自宅に残すのも、と思い、実家に連れ帰って来ました。
でもカバーをかけているとは言え保存は軒の下、車輪も錆が浮き、バッテリーも上がり、
キックでもエンジンがかからなくなり修理に出したことも。

月初めに一年間続けたもう一つのブログも終わって後、ぽかんと空いた時間に、
じゃ、この際「郁ちゃん号」をきちんと手入れを、と。
狭い小屋に持ち込んでそれからちょくちょくとメンテナンスを。

アマゾンでこのバイクのサイドカバーが売られているのを発見し注文。
純正部品ではなく細工も少し荒いけど割れてるよりはマシかな、と。
ネットの動画や情報を頼りに試行錯誤で分解し、なんとか付け替えました。

分解したついでにプラグも交換、
タイヤのホイルも錆取りスプレーや金ブラシでゴシゴシ。
こうなるとだんだん面白くなってきて、
擦れて破れかかっていたシートも張り替えてみよう、
とで、これもアマゾンで注文、見違えるようになりました。
折れたままだったセンタースタンドもオークションで中古を見つけ落札、
これもなんとか自分で交換出来ました。

上がってしまったバッテリーも中国製の安物の充電器でなんとか蘇り、
で、昨日はガソリンを入れるのを兼ねて隣町の海へ。
そこでiPhoneで記念写真。ぱちり。写真だけで見ると新車?
帰ってきて温まったギヤオイルも抜き替えました。

手を入れようと思うとまだまだ課題はありまして、
せっかく交換したプラグも正規のものに交換する必要が。
(工具箱にあったものを使ったのですが正規品で無かったようです)
あとは分解したときに見た錆だらけのガソリンタンク、動きの悪いフロントフォーク、
切られたままのフロントタイヤ、ブレーキシュー、これらも何とかしたいな、と。

ありがたい事にたいがいの部品はネット上に。
ほとんどが純正よりずいぶん安い中国製ですが。
その気になれば、と一応アマゾンの「ほしいものリスト」に上げています。

元の所有者のその「郁ちゃん」ですが、今では立派な働く女性戦士。中学生二人の母親。
働くときはてきぱきと、遊ぶときは豪快に、そんな勝ち気な性格に
男のおばさんを自称する猫爺はちょっとドキドキ。
こんな娘がいたらな、と思う事もしばしばです。
だから現物の「郁ちゃん」は無理ですから、
せめて嫁いでくれた「郁ちゃん号」は大切にせねば、と。

自賠責保険も新たにまた5年加入しましたので、
まだまだ「郁ちゃん号」はこれからも乗っていくつもりです。

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2 コメント

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いいな~♪ (mirro)
2015-09-20 21:44:32
こちらの「郁ちゃん」もあちらの「郁ちゃん」も大喜びですよね☆☆☆
いつかの体温計もそうですが、こんな風に修理できるのが羨ましいです。

それにしても、もっと羨ましいー
海へバイクでいけるなんてー
誰もいないのですからー

ああー海へ行きたくなってきたー

バイク、もちろん原付ですが乗ってました。
もうずーとずーと前です。
私のは「らんちゃん」って呼んでました。
2年程乗ったかな?盗まれて行く方しれず。。(;´;∀;`)

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おはようございます (猫爺)
2015-09-21 07:17:25
mirroさま

いつもありがとうございます。
海までは実家から10キロちょっとです。
子供の頃は自転車を漕いで泳ぎに行ってました。

私が大阪に出て後、ここの砂浜が埋め立てられ海浜公園となり、
都会から季節を問わずサーファーなどが来るようになりました。
夏など人が多くてうんざり。近寄ろうとは思いません。

この公園の端にわずかながら昔を偲ばせる防波堤があり、
今でも時々懐かしくなるとこの海岸に来ます。
ここは岩場もあり、サーファーも敬遠してますし。

冬場など海からの風をビュンビュン身体で受けていると、
いろんな雑念を一緒に吹き飛ばしてくれる様な気がします。
ちょっとした「みそぎ」感覚です。

老後は海の側で、と言うのも夢の一つでしたが、
自宅に比べれば少しは近くなったのかも?

「らんちゃん」も猫みたいに修業の旅を終えて
また姿を変えて帰ってきてくれたら良いですね。
もっとも我々の歳には都会じゃバイクは危ないかな?
こっちではどう見ても80以上の爺婆様たちが、
車線の真ん中をよたよたカブで走っておられますがね。

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