今日は大腸内視鏡検査に行って来ました。
ちょうど一年前同じ病院でポリープ五個切除する手術を受け、
一年後にも必ず検査を、と脅かされてましたので。
で、今日も二個発見。
前回の取り残しかも?との先生の見立てでしたが、
とにかく見つけにくいものだそうです。
なんでも、今日二つ見つかっても明日再検査すると一つしか見つからないとか。
かくれんぼが好きなんでしょうね。
いずれにせよ悪性ではなさそうなので切除手術は慌てることは無いですよ、
との言葉にホッとした猫爺です。
また来年の検査と併せてその時に入院、手術、と言う予定で落ち着きました。
そんな話はおいといて、本題の我が老兵、
Nikon Super Cool Scan 4000EDのお話。
昨年末から大量のポジをデジタル化する作業に追われる毎日ですが、
先日作業の途中でスキャナーが停止する不具合が。
それで一日てんやわんやした顛末は既に書きました。
その後しばらくは調子よく動いていたのですが、
また少し前から同じような症状が出始めて、はて?と。
ソフト的な事なら解決策も見つけたのですが、
機械的なことになるとやっぱり手に負えません。
そのうちに『デバイスが認識出来ません』との警告も出て、
システムプロファイラからも4000EDが消滅。
仕方なくニコンに電話すると
それはハード的な故障だと思います、と。
で、案の定、既に修理受付期間を過ぎています、と。
それも去年終了したとのこと。
知らせて欲しかったな~、と愚痴を言いたくもなります。
ちゃんとユーザー登録しているのですからね。
ネットで調べると既にニコンでのスキャナー開発チームも解散?
これまた時代の流れなのでしょうか。
かってニコンサロンでお世話になりましたので
あまり悪口は書けませんが。
この手の苦情は各所で書かれていて、
良くあったのが同じく『デバイスを認識出来ません』の表示が出て
故障としてメーカーに相談された例。
皆さん高価な買い物をされたのに修理できないと聞かれてご立腹。
猫爺も仕方なくスキャナーから電源コード、接続コードを外し、
そのあたりにしばらく放置していたのですが、
やっぱりあきらめきれずまた接続してみると嘘のように復活。
何故~?
じゃ、いったい中ではどうなってるの?と。
で、またネット上をしつこく検索。
とにかく、メーカーが手を挙げているなら
あとは自分で何とかしないと行けないわけで、
頼れるのは善意からネット上で情報を提供されている方たち。
探すとありました、ありました。地獄に仏とはこのこと、
こちらでは本当に分かりやすく説明して頂いています。
http://ariake2007.blog47.fc2.com/blog-entry-95.html
(管理人の黒田さん、かってに転載させて頂きます。)
このサイトではスキャナーの分解方法を掲載されておられますが、
猫爺もダメ元で昨日4000EDの開腹を試みました。
中でどのように作動しているのか、との興味から。
あとは出来る範囲でホコリの除去と
スキャン途中での停止する物理的な傷害があるのかどうかの確認。
分解手順は先の黒田さんのページと内部はほとんど同じでした。
とりあえず左右のパネルを外して
実際スキャンがどのように作動するのか確認してみました。
以下がその動画です。
最初は自分のための記録でしたので携帯電話で撮っただけ。
ぶれ、ピンぼけはご容赦を。
まずはフイルムを入れると(今回はマウントで)
中の作動部分が最初に上下してピントをあわせ、
その後、後方にスライドしてスタンバイ状態に。
Nikon Super Cool Scan 4000ED
次にマックのモニター上でスキャン開始をクリックすると、
スキャン前の露出検出のために前にスライド。
この作業が終わるとまた後ろにバック。
Nikon Super Cool Scan 4000ED
このあと本番のスキャンが始まります。
終わるとまた後ろに戻りスタンバイ状態に。
Nikon Super Cool Scan 4000ED
猫爺のスキャナーを見る限り、
スライドを物理的に妨げるものは見あたりませんでした。
それでも正面から見て左側のパネルの下、
作動部下部には配線コード、フィルム等あり
引っかかるとすればこのあたりの可能性も無いとは言えないかな?と。
と言うのはネット上での事例の中で、
ジャンク品を安く手に入れて分解してみたら
機械の作動する部分にコードが引っかかっていて
外すと難なく動き出した、と言う例もありましたから。
ところで今回分解して気がついたことですが、
作動部がスライドする丸いステンレスで出来た棒状のレールですが、
左側は白色のグリスが残っていましたが、
右側にはほとんど見かけられませんでした。
そう言う仕様なのかどうかは分かりませんが、
猫爺は一日中稼働し続けていますし、
購入して既に9年経過していますので
あるいは右側のグリスの不足からスライド部が摩擦熱で膨張し、
その抵抗からスキャナーの停止もあり得るかな?と。
あとは他の方で書かれていた事例ですが、
スリーブの場合、これが奥につかえてしまって作動が止まる例も。
ただし猫爺の4000EDでは経験したことがありません。
これ以外、本体との接続のコード端子の不良に関する
ニコンからの報告事例もありました。
(端子を逆向きに突っ込むと故障の原因になります、と)
それからスキャナーの話とは異なりますが、
パソコンの基板で一時出回った粗悪コンデンサーのせいで
起動できなくなった例も。コンデンサーを換えると蘇るそうな。
天下のニコンさんががまさかこんなものを使ってはいないでしょうが。
とにかく今回は分解しホコリの清掃だけして終わりました。
またグリスアップは考えて見るつもり。
その後作業は再開しましたが今のところ不具合は出ていません。
子供の頃、ブリキのおもちゃを分解しては壊してしまった猫爺ですが、
今の歳になってもやっぱり分解してみるのはドキドキ。
今回は組み立て後、何とか動いてくれています。やれやれ。
考えて見たら、人間も機械も歳を取れば不具合も出てきます。
でも双方同じく、メンテナンス次第でまだまだ現役でも役立てます。
メーカーに踊らされず爺婆は爺婆で「爺婆の知恵袋」を大いに活用せねば、と。
と言う事でまた明日からデジタル化作業を頑張ります。
ちょうど一年前同じ病院でポリープ五個切除する手術を受け、
一年後にも必ず検査を、と脅かされてましたので。
で、今日も二個発見。
前回の取り残しかも?との先生の見立てでしたが、
とにかく見つけにくいものだそうです。
なんでも、今日二つ見つかっても明日再検査すると一つしか見つからないとか。
かくれんぼが好きなんでしょうね。
いずれにせよ悪性ではなさそうなので切除手術は慌てることは無いですよ、
との言葉にホッとした猫爺です。
また来年の検査と併せてその時に入院、手術、と言う予定で落ち着きました。
そんな話はおいといて、本題の我が老兵、
Nikon Super Cool Scan 4000EDのお話。
昨年末から大量のポジをデジタル化する作業に追われる毎日ですが、
先日作業の途中でスキャナーが停止する不具合が。
それで一日てんやわんやした顛末は既に書きました。
その後しばらくは調子よく動いていたのですが、
また少し前から同じような症状が出始めて、はて?と。
ソフト的な事なら解決策も見つけたのですが、
機械的なことになるとやっぱり手に負えません。
そのうちに『デバイスが認識出来ません』との警告も出て、
システムプロファイラからも4000EDが消滅。
仕方なくニコンに電話すると
それはハード的な故障だと思います、と。
で、案の定、既に修理受付期間を過ぎています、と。
それも去年終了したとのこと。
知らせて欲しかったな~、と愚痴を言いたくもなります。
ちゃんとユーザー登録しているのですからね。
ネットで調べると既にニコンでのスキャナー開発チームも解散?
これまた時代の流れなのでしょうか。
かってニコンサロンでお世話になりましたので
あまり悪口は書けませんが。
この手の苦情は各所で書かれていて、
良くあったのが同じく『デバイスを認識出来ません』の表示が出て
故障としてメーカーに相談された例。
皆さん高価な買い物をされたのに修理できないと聞かれてご立腹。
猫爺も仕方なくスキャナーから電源コード、接続コードを外し、
そのあたりにしばらく放置していたのですが、
やっぱりあきらめきれずまた接続してみると嘘のように復活。
何故~?
じゃ、いったい中ではどうなってるの?と。
で、またネット上をしつこく検索。
とにかく、メーカーが手を挙げているなら
あとは自分で何とかしないと行けないわけで、
頼れるのは善意からネット上で情報を提供されている方たち。
探すとありました、ありました。地獄に仏とはこのこと、
こちらでは本当に分かりやすく説明して頂いています。
http://ariake2007.blog47.fc2.com/blog-entry-95.html
(管理人の黒田さん、かってに転載させて頂きます。)
このサイトではスキャナーの分解方法を掲載されておられますが、
猫爺もダメ元で昨日4000EDの開腹を試みました。
中でどのように作動しているのか、との興味から。
あとは出来る範囲でホコリの除去と
スキャン途中での停止する物理的な傷害があるのかどうかの確認。
分解手順は先の黒田さんのページと内部はほとんど同じでした。
とりあえず左右のパネルを外して
実際スキャンがどのように作動するのか確認してみました。
以下がその動画です。
最初は自分のための記録でしたので携帯電話で撮っただけ。
ぶれ、ピンぼけはご容赦を。
まずはフイルムを入れると(今回はマウントで)
中の作動部分が最初に上下してピントをあわせ、
その後、後方にスライドしてスタンバイ状態に。
Nikon Super Cool Scan 4000ED
次にマックのモニター上でスキャン開始をクリックすると、
スキャン前の露出検出のために前にスライド。
この作業が終わるとまた後ろにバック。
Nikon Super Cool Scan 4000ED
このあと本番のスキャンが始まります。
終わるとまた後ろに戻りスタンバイ状態に。
Nikon Super Cool Scan 4000ED
猫爺のスキャナーを見る限り、
スライドを物理的に妨げるものは見あたりませんでした。
それでも正面から見て左側のパネルの下、
作動部下部には配線コード、フィルム等あり
引っかかるとすればこのあたりの可能性も無いとは言えないかな?と。
と言うのはネット上での事例の中で、
ジャンク品を安く手に入れて分解してみたら
機械の作動する部分にコードが引っかかっていて
外すと難なく動き出した、と言う例もありましたから。
ところで今回分解して気がついたことですが、
作動部がスライドする丸いステンレスで出来た棒状のレールですが、
左側は白色のグリスが残っていましたが、
右側にはほとんど見かけられませんでした。
そう言う仕様なのかどうかは分かりませんが、
猫爺は一日中稼働し続けていますし、
購入して既に9年経過していますので
あるいは右側のグリスの不足からスライド部が摩擦熱で膨張し、
その抵抗からスキャナーの停止もあり得るかな?と。
あとは他の方で書かれていた事例ですが、
スリーブの場合、これが奥につかえてしまって作動が止まる例も。
ただし猫爺の4000EDでは経験したことがありません。
これ以外、本体との接続のコード端子の不良に関する
ニコンからの報告事例もありました。
(端子を逆向きに突っ込むと故障の原因になります、と)
それからスキャナーの話とは異なりますが、
パソコンの基板で一時出回った粗悪コンデンサーのせいで
起動できなくなった例も。コンデンサーを換えると蘇るそうな。
天下のニコンさんががまさかこんなものを使ってはいないでしょうが。
とにかく今回は分解しホコリの清掃だけして終わりました。
またグリスアップは考えて見るつもり。
その後作業は再開しましたが今のところ不具合は出ていません。
子供の頃、ブリキのおもちゃを分解しては壊してしまった猫爺ですが、
今の歳になってもやっぱり分解してみるのはドキドキ。
今回は組み立て後、何とか動いてくれています。やれやれ。
考えて見たら、人間も機械も歳を取れば不具合も出てきます。
でも双方同じく、メンテナンス次第でまだまだ現役でも役立てます。
メーカーに踊らされず爺婆は爺婆で「爺婆の知恵袋」を大いに活用せねば、と。
と言う事でまた明日からデジタル化作業を頑張ります。