昨日、新しく見つけたメル友としおと会った。
んで、キスして帰ってきた。
何でキスしたくせに帰って来たかというと。
としおは今日別の女と会ってる。
30歳の女教師らしい。
としおとは、下記参照の婚活サイトでたまたま出会った。
というのも。
普通、そうゆうサイトでは、プロフィールや写真を公開して、
それを相手が探して、いいな、と思った人にメールを出して、
良ければ返事が返ってきて、メールでやり取りするのが普通なんだけど。
たろちゃんとかはそうね。私にメールくれたのがきっかけ。
たまたま夜暇で。
チャットが出来るんだけど、
暇つぶしに複数人でチャット出来る部屋に入ってみたの。
男の人が一人待機してて、
普通に話し始めた。
でも6人まで入れる部屋だったから、
2人きりでは会話することはなく、新しい人が入ってくることがある。
んで、私はその始めに待機してた人と話すつもりだったんだけど。
別の人が入ってくるうちに、そっちの人との会話が中心になってきて。
女は私一人で、1対複数の形になった。
その中で、
途中から入ってきたとしおは、会話のレスポンスが早くて、
どんどん話題を提供してくれるから、
いつの間にか始めに待機してた人は退室し、
私ととしおの会話が中心になった。
途中まで会話に参加してた男性もいたけど、
うちら2人のやり取りがテンポよく進んでいくのを見て退室して行った。
んで、としおとの会話は面白くて。
向こうが主導権取ってくれるから私はとっても楽だったの。
で、何分くらいだろう?1時間くらいかな?
話して、「じゃあそろそろ・・・」ととしおが抜けることになり、
そしたら、内緒話みたいな、私だけへのメッセージが来て、
「一応メール送っといた」とのこと。
そこからメールでのやり取りが始まった。
東京在住のSE、33歳。
写真は、まぁ、見れなくないけど、カッコ良くはないな・・・;
でもメールをし始めたら、
どんどん会話が盛り上がっていった。
私が仕事の悩みを打ち明けると、すごく真剣に返信してくれた。
話の持ってき方も上手いし、
私は返信するとき、どんどん言葉が出てきて。
何通か目のメールのとき、メールの文字数制限である1800文字を超えてしまい送信できないという事態が発生!!
どんだけ打ったのかと見てみたら2200文字くらい打ってた;
それくらいすぐに話が出来て、ポンポン会話が進む相手だった。
こうゆうサイトでメールをしていて思うのは、
やっぱり自分と同じペースでメールをしてくれると心地良いということ。
しんちゃんとは、1日1回。というのが一定のペースだった。
お互い仕事も忙しかったってのもあるけど、
夜に1通メールを送って、次の日返事が来てる。
その返事の返事を1日考えながら過ごして、
夜、返事を書く。
それを1カ月くらい繰り返してたのかな。
メールの量も大体お互い同じくらい。
でも見返すと、徐々に量は増えていってた。段々盛り上がってきてたんだな~
たろちゃんとは、まとめてメールを何通もやり取りする事が多かった。
たろちゃんがケータイでメールしてたから、返事が来るとすぐ分かるんだって。
私はただ単に、暇だからずっとPCの前で画面更新してただけなんだけどね(^^;)
だから返事きたらすぐ返信。というのを繰り返してた。
メールしてた期間は短いな~何通もやり取りしたけど。
どちらの場合も、お互いに返事来ないかな~って思ってる時に返事が来て、
すぐに返信する内容が思いつく。
そんな感じだった。
あれも言おう、これにはあぁ言おう、今度はこれを聞いてみよう、って。
としおとのメールはその典型だった。
どんどん言葉が見つかった。
返信するときに、うーん。なんだろうな~って、考えちゃう人は、
大抵盛り上がらずにメールが中断する。
そして、自分がそう思ってる時、相手も大概同じこと考えてるんだなぁ。。。
でも後で聞いてみたら、
としおはチャットで話す前に私のプロフを見て、お気に入りに登録してくれていたらしい!
これはビックリ。
としおは希望する相手の年齢が27~で、私はギリギリ対象外だったんだけどね。
チャットで話せたのはホントに偶然だったって。
こうゆうのもなんだけど、私もPC歴長いから、
タイピングはそこそこ早いし、
相手の言葉を見て、返事をすぐに返すチャットは、全然苦手じゃなかったの。
そうゆう超厚みのあるメールを何通かしてたんだけど、
としおの方は、なんだか先輩~って感じで、
中々こっちへのアプローチっぽい雰囲気が無かったんだな。
で、ちょっと突っ込んだ質問とかしてみたりして、
私的には、向こうも恋愛対象として見てくれないかな~と思ってた。
私的に、やっぱり追うよりは追われたいしね。
そしたら、始めから向こうはそのつもりだったらしく、
それから、ケータイのメルアドを交換して、会おうかって話をしてたんだけど。
ケータイでメールするんじゃなくて、
2人きりで話せるチャットをすることにしたんだな。
やっぱりお互いレスポンスがイイってところが心地よかったんだと思う。
で、夜な夜な?チャットで話すようになった。
メールも楽しかったけど、
チャットの方も楽しかった。
やっぱり会話してて楽だったし、
向こうの呼吸が伝わるから、よりリアルに相手を感じる事ができた。
チャットもメールも、これだけ盛り上がって、呼吸が会う人だったら、
実際に会っても絶対盛り上がるはず!!
私の中ではちょっとした確証めいた予感があった。
それに、良く当たるということで会社の人から教えてもらった占いサイトで、
としおとの相性を占ってみたら、
なんと!
基本相性92%!
恋愛相性94%!
これは、しんちゃんは勿論、たろちゃんの上を行く、かなり最高の相性・・・
たろちゃんは基本相性85%、恋愛相性89%。
しんちゃんは基本相性61%、恋愛相性89%。
てかしんちゃんとの相性低過ぎだな・・・。
これはかなり決め!でしょう。
ってことで、
私的には、たろちゃんとの復縁がまず無理そうな所で、
かなり期待しちゃったところがある。
で、チャットで話して、その後、少し電話してみようってことになった。
声を聞いたら、なんだか結構落とせそうな予感がしてきた。
それで、たろちゃんの二の舞とならないように、
しんちゃんにお別れメールを打つ。。。
これが最後のメールだって宣言して、
電話も着拒した。
としおとチャットしてる最中に、しんちゃんから何度も電話が来てた。
よく考えてみたら、
しんちゃんが名古屋に引っ越した5/2から、一度も電話はしていなかった。
しんちゃんからメールが来て、何通か下らないメールをしたくらい。
後は適当に理由づけして名古屋に行けなくなったことをメールしたかな。
全然寂しくなんかなかった。
たろちゃんとのことがあって、
私は気付いた。
しんちゃんのこと、もう好きじゃないって。
もちろん考えた。しんちゃんとの1年5ヵ月の日々。
295回のセックス。
「運命の人」の欄にあったお互いの誕生日。
色んな所に行った、たくさんドライブして、
赤信号で止まる度にキスしてた。
いつから、それ、やらなくなったのかな・・・。
でもその考えてる思考は、
たろちゃんによってことごとく阻害されて、停止した。
しんちゃんのことを考えている余裕なんてなかった。
それが恋に落ちるってことだと思った。
たろちゃんに会って、本当はしんちゃんじゃなきゃダメなんて事、あり得ないって分かっちゃった。
どこかで信じたかった。
しんちゃんは運命の相手だから、どんなにケンカをしても、何もかもが合わなくても、
プロポーズをしてくれなくても、名古屋に行っちゃっても、
やっぱり離れられないんだろうって。
けどこんなにあっさりと、
私の心はたろちゃんに奪われた。
好きだって気持ちを、純粋にたろちゃんに向けることができた。
しんちゃんとのことを悩んで、あの夜部屋を出て行った自分を死ぬほど後悔した。
たろちゃんと上手くいかなかったことは、本当に悔やまれるけど、
でもたろちゃんと出会って、
そんな風に好きになってしまうくらい、簡単にたった一晩で、恋に落ちてしまうくらい、
しんちゃんはもう私にとってその程度の存在でしかなくなっていたことを痛感させられた。
いつから冷めていたのかは、よく分からない。
段々連絡取る事が少なくなっていた。
しんちゃんが仕事を探している間は、頻繁に会う事が出来たけど、
仕事が決まって、研修が始まって、しんちゃんが実家に戻ってしまって、
今まで電車で2駅のところに居たのに、車で1時間になった距離。
会える時間も限られて。
でもそれは、出会った当初も同じだったはず。
しんちゃんの仕事はべらぼうに忙しくて、土曜も仕事だった。
会えるのは少なくとも土曜の夜から日曜の夜まで。
そんな生活でも、何故かあの頃の方が気持ちが繋がっていた。
メールもいっぱいしてたし。電話も。。。
しんちゃんが電車で2駅のところに仕事を辞めて引っ越してきた後は、
電話やメールをするより会った方が早かった。
しんちゃんは暇だったから、(転職活動しろよ。)頻繁にうちに来てた。
ご飯を作ってあげて、うちに来た時だけ日本酒を飲んで、心から寛いでいた。
そんな風に、私たちの恋愛は少しずつ変化していた。
時間が経てば冷めて行ってしまう恋愛感情。
それを近くにいて、たくさん会って、たくさんセックスすることで、埋めていた。
しんちゃんが実家に戻ってから、週末会うのも、土曜の夜からになることが多かった。
本当なら金曜の夜からだって会えたけど。どちらもそうしようとはしなかった。
恋愛感情は薄れていて、尚且つ会える時間は減っていった。
4月はホントに、別れの予兆が色んなところに漂っていた気がする。
決定的だったのは、しんちゃんの名古屋勤務決定(と車売却)だけど、
その前から、例えしんちゃんが関東近郊での勤務だったとしても、
いずれはこうなっていたのではないかな、と冷静に分析出来るくらいに気持ちは落ち着いていた。
恋愛は、
やはりタイミングだ。
何者にも訪れ、それは誰にも予想出来ない。
一つ一つのことが、タイミング次第で刻一刻と変化していく。
例えばしんちゃんが、仕事を辞めていなかったら。
私が無理にでもしんちゃんに付いて行っていたら。
そんな大きなことでなくてもいい。
例えば4月のあの日、しんちゃんが朝起きない私を置いて、帰ってしまわなければ。
あの時一緒に買い物に行ってくれてたら。
最後に会った時、風邪を言い訳に、朝見送る時にキスしてくれなかった。
あの時キスしてくれてたら。
しんちゃんが離れたのが悪いと、責めるつもりはない。
でも離れなければ、私たちの関係が、実は少しずつ温度を下げていることに気づいて、
「やっぱりしんちゃんじゃなきゃダメだな」って思いなおすチャンスがあったかもしれない。
離れる時に、口先だけでもいいから「毎週末会おうね」とか「落ち着いたら結婚しよう」とか言っておけば良かったかもしれない。
無理にでもGWに会いに行っていれば良かったかもしれない。
すぐに浮気しようとして、サイトに登録した私は相当浮気者で、非難されて然るべきだけど。
私はそれが当たり前だと思ってる。
だってしんちゃんの事はもう好きじゃない。
そしてそれに気付かせてくれたのは、たろちゃんだった。
もしたろちゃんと出会えてなかったら、
そんなに急に別れようなんて考えなかったかもしれないけど、
それはただの延命措置でしかなくて、何の解決にもならない。
いつかきっと私は浮気する。
しんちゃんの転職が、
名古屋の駐車場代が高く、車を売る事になったことが、
GWにしんちゃんが風邪をひいたことが、
たろちゃんからメールが来た事が、
たろちゃんと出会えた事が、
そしてとしおと話せた事が、
全ての事が、この別れに繋がっていた。
2日の時をおいて、
昨日の夜しんちゃんからメールの返事がきた。
別れたくないってことが、何だか全然見当違いの見解で書かれていた。
そんなことじゃないって、、、
と突っ込みながら、
もうメールは返さないという覚悟は揺るがなかった。
さよなら、しんちゃん。
さよなら、私の運命の人。
んで、キスして帰ってきた。
何でキスしたくせに帰って来たかというと。
としおは今日別の女と会ってる。
30歳の女教師らしい。
としおとは、下記参照の婚活サイトでたまたま出会った。
というのも。
普通、そうゆうサイトでは、プロフィールや写真を公開して、
それを相手が探して、いいな、と思った人にメールを出して、
良ければ返事が返ってきて、メールでやり取りするのが普通なんだけど。
たろちゃんとかはそうね。私にメールくれたのがきっかけ。
たまたま夜暇で。
チャットが出来るんだけど、
暇つぶしに複数人でチャット出来る部屋に入ってみたの。
男の人が一人待機してて、
普通に話し始めた。
でも6人まで入れる部屋だったから、
2人きりでは会話することはなく、新しい人が入ってくることがある。
んで、私はその始めに待機してた人と話すつもりだったんだけど。
別の人が入ってくるうちに、そっちの人との会話が中心になってきて。
女は私一人で、1対複数の形になった。
その中で、
途中から入ってきたとしおは、会話のレスポンスが早くて、
どんどん話題を提供してくれるから、
いつの間にか始めに待機してた人は退室し、
私ととしおの会話が中心になった。
途中まで会話に参加してた男性もいたけど、
うちら2人のやり取りがテンポよく進んでいくのを見て退室して行った。
んで、としおとの会話は面白くて。
向こうが主導権取ってくれるから私はとっても楽だったの。
で、何分くらいだろう?1時間くらいかな?
話して、「じゃあそろそろ・・・」ととしおが抜けることになり、
そしたら、内緒話みたいな、私だけへのメッセージが来て、
「一応メール送っといた」とのこと。
そこからメールでのやり取りが始まった。
東京在住のSE、33歳。
写真は、まぁ、見れなくないけど、カッコ良くはないな・・・;
でもメールをし始めたら、
どんどん会話が盛り上がっていった。
私が仕事の悩みを打ち明けると、すごく真剣に返信してくれた。
話の持ってき方も上手いし、
私は返信するとき、どんどん言葉が出てきて。
何通か目のメールのとき、メールの文字数制限である1800文字を超えてしまい送信できないという事態が発生!!
どんだけ打ったのかと見てみたら2200文字くらい打ってた;
それくらいすぐに話が出来て、ポンポン会話が進む相手だった。
こうゆうサイトでメールをしていて思うのは、
やっぱり自分と同じペースでメールをしてくれると心地良いということ。
しんちゃんとは、1日1回。というのが一定のペースだった。
お互い仕事も忙しかったってのもあるけど、
夜に1通メールを送って、次の日返事が来てる。
その返事の返事を1日考えながら過ごして、
夜、返事を書く。
それを1カ月くらい繰り返してたのかな。
メールの量も大体お互い同じくらい。
でも見返すと、徐々に量は増えていってた。段々盛り上がってきてたんだな~
たろちゃんとは、まとめてメールを何通もやり取りする事が多かった。
たろちゃんがケータイでメールしてたから、返事が来るとすぐ分かるんだって。
私はただ単に、暇だからずっとPCの前で画面更新してただけなんだけどね(^^;)
だから返事きたらすぐ返信。というのを繰り返してた。
メールしてた期間は短いな~何通もやり取りしたけど。
どちらの場合も、お互いに返事来ないかな~って思ってる時に返事が来て、
すぐに返信する内容が思いつく。
そんな感じだった。
あれも言おう、これにはあぁ言おう、今度はこれを聞いてみよう、って。
としおとのメールはその典型だった。
どんどん言葉が見つかった。
返信するときに、うーん。なんだろうな~って、考えちゃう人は、
大抵盛り上がらずにメールが中断する。
そして、自分がそう思ってる時、相手も大概同じこと考えてるんだなぁ。。。
でも後で聞いてみたら、
としおはチャットで話す前に私のプロフを見て、お気に入りに登録してくれていたらしい!
これはビックリ。
としおは希望する相手の年齢が27~で、私はギリギリ対象外だったんだけどね。
チャットで話せたのはホントに偶然だったって。
こうゆうのもなんだけど、私もPC歴長いから、
タイピングはそこそこ早いし、
相手の言葉を見て、返事をすぐに返すチャットは、全然苦手じゃなかったの。
そうゆう超厚みのあるメールを何通かしてたんだけど、
としおの方は、なんだか先輩~って感じで、
中々こっちへのアプローチっぽい雰囲気が無かったんだな。
で、ちょっと突っ込んだ質問とかしてみたりして、
私的には、向こうも恋愛対象として見てくれないかな~と思ってた。
私的に、やっぱり追うよりは追われたいしね。
そしたら、始めから向こうはそのつもりだったらしく、
それから、ケータイのメルアドを交換して、会おうかって話をしてたんだけど。
ケータイでメールするんじゃなくて、
2人きりで話せるチャットをすることにしたんだな。
やっぱりお互いレスポンスがイイってところが心地よかったんだと思う。
で、夜な夜な?チャットで話すようになった。
メールも楽しかったけど、
チャットの方も楽しかった。
やっぱり会話してて楽だったし、
向こうの呼吸が伝わるから、よりリアルに相手を感じる事ができた。
チャットもメールも、これだけ盛り上がって、呼吸が会う人だったら、
実際に会っても絶対盛り上がるはず!!
私の中ではちょっとした確証めいた予感があった。
それに、良く当たるということで会社の人から教えてもらった占いサイトで、
としおとの相性を占ってみたら、
なんと!
基本相性92%!
恋愛相性94%!
これは、しんちゃんは勿論、たろちゃんの上を行く、かなり最高の相性・・・
たろちゃんは基本相性85%、恋愛相性89%。
しんちゃんは基本相性61%、恋愛相性89%。
てかしんちゃんとの相性低過ぎだな・・・。
これはかなり決め!でしょう。
ってことで、
私的には、たろちゃんとの復縁がまず無理そうな所で、
かなり期待しちゃったところがある。
で、チャットで話して、その後、少し電話してみようってことになった。
声を聞いたら、なんだか結構落とせそうな予感がしてきた。
それで、たろちゃんの二の舞とならないように、
しんちゃんにお別れメールを打つ。。。
これが最後のメールだって宣言して、
電話も着拒した。
としおとチャットしてる最中に、しんちゃんから何度も電話が来てた。
よく考えてみたら、
しんちゃんが名古屋に引っ越した5/2から、一度も電話はしていなかった。
しんちゃんからメールが来て、何通か下らないメールをしたくらい。
後は適当に理由づけして名古屋に行けなくなったことをメールしたかな。
全然寂しくなんかなかった。
たろちゃんとのことがあって、
私は気付いた。
しんちゃんのこと、もう好きじゃないって。
もちろん考えた。しんちゃんとの1年5ヵ月の日々。
295回のセックス。
「運命の人」の欄にあったお互いの誕生日。
色んな所に行った、たくさんドライブして、
赤信号で止まる度にキスしてた。
いつから、それ、やらなくなったのかな・・・。
でもその考えてる思考は、
たろちゃんによってことごとく阻害されて、停止した。
しんちゃんのことを考えている余裕なんてなかった。
それが恋に落ちるってことだと思った。
たろちゃんに会って、本当はしんちゃんじゃなきゃダメなんて事、あり得ないって分かっちゃった。
どこかで信じたかった。
しんちゃんは運命の相手だから、どんなにケンカをしても、何もかもが合わなくても、
プロポーズをしてくれなくても、名古屋に行っちゃっても、
やっぱり離れられないんだろうって。
けどこんなにあっさりと、
私の心はたろちゃんに奪われた。
好きだって気持ちを、純粋にたろちゃんに向けることができた。
しんちゃんとのことを悩んで、あの夜部屋を出て行った自分を死ぬほど後悔した。
たろちゃんと上手くいかなかったことは、本当に悔やまれるけど、
でもたろちゃんと出会って、
そんな風に好きになってしまうくらい、簡単にたった一晩で、恋に落ちてしまうくらい、
しんちゃんはもう私にとってその程度の存在でしかなくなっていたことを痛感させられた。
いつから冷めていたのかは、よく分からない。
段々連絡取る事が少なくなっていた。
しんちゃんが仕事を探している間は、頻繁に会う事が出来たけど、
仕事が決まって、研修が始まって、しんちゃんが実家に戻ってしまって、
今まで電車で2駅のところに居たのに、車で1時間になった距離。
会える時間も限られて。
でもそれは、出会った当初も同じだったはず。
しんちゃんの仕事はべらぼうに忙しくて、土曜も仕事だった。
会えるのは少なくとも土曜の夜から日曜の夜まで。
そんな生活でも、何故かあの頃の方が気持ちが繋がっていた。
メールもいっぱいしてたし。電話も。。。
しんちゃんが電車で2駅のところに仕事を辞めて引っ越してきた後は、
電話やメールをするより会った方が早かった。
しんちゃんは暇だったから、(転職活動しろよ。)頻繁にうちに来てた。
ご飯を作ってあげて、うちに来た時だけ日本酒を飲んで、心から寛いでいた。
そんな風に、私たちの恋愛は少しずつ変化していた。
時間が経てば冷めて行ってしまう恋愛感情。
それを近くにいて、たくさん会って、たくさんセックスすることで、埋めていた。
しんちゃんが実家に戻ってから、週末会うのも、土曜の夜からになることが多かった。
本当なら金曜の夜からだって会えたけど。どちらもそうしようとはしなかった。
恋愛感情は薄れていて、尚且つ会える時間は減っていった。
4月はホントに、別れの予兆が色んなところに漂っていた気がする。
決定的だったのは、しんちゃんの名古屋勤務決定(と車売却)だけど、
その前から、例えしんちゃんが関東近郊での勤務だったとしても、
いずれはこうなっていたのではないかな、と冷静に分析出来るくらいに気持ちは落ち着いていた。
恋愛は、
やはりタイミングだ。
何者にも訪れ、それは誰にも予想出来ない。
一つ一つのことが、タイミング次第で刻一刻と変化していく。
例えばしんちゃんが、仕事を辞めていなかったら。
私が無理にでもしんちゃんに付いて行っていたら。
そんな大きなことでなくてもいい。
例えば4月のあの日、しんちゃんが朝起きない私を置いて、帰ってしまわなければ。
あの時一緒に買い物に行ってくれてたら。
最後に会った時、風邪を言い訳に、朝見送る時にキスしてくれなかった。
あの時キスしてくれてたら。
しんちゃんが離れたのが悪いと、責めるつもりはない。
でも離れなければ、私たちの関係が、実は少しずつ温度を下げていることに気づいて、
「やっぱりしんちゃんじゃなきゃダメだな」って思いなおすチャンスがあったかもしれない。
離れる時に、口先だけでもいいから「毎週末会おうね」とか「落ち着いたら結婚しよう」とか言っておけば良かったかもしれない。
無理にでもGWに会いに行っていれば良かったかもしれない。
すぐに浮気しようとして、サイトに登録した私は相当浮気者で、非難されて然るべきだけど。
私はそれが当たり前だと思ってる。
だってしんちゃんの事はもう好きじゃない。
そしてそれに気付かせてくれたのは、たろちゃんだった。
もしたろちゃんと出会えてなかったら、
そんなに急に別れようなんて考えなかったかもしれないけど、
それはただの延命措置でしかなくて、何の解決にもならない。
いつかきっと私は浮気する。
しんちゃんの転職が、
名古屋の駐車場代が高く、車を売る事になったことが、
GWにしんちゃんが風邪をひいたことが、
たろちゃんからメールが来た事が、
たろちゃんと出会えた事が、
そしてとしおと話せた事が、
全ての事が、この別れに繋がっていた。
2日の時をおいて、
昨日の夜しんちゃんからメールの返事がきた。
別れたくないってことが、何だか全然見当違いの見解で書かれていた。
そんなことじゃないって、、、
と突っ込みながら、
もうメールは返さないという覚悟は揺るがなかった。
さよなら、しんちゃん。
さよなら、私の運命の人。