いつもながらこの年になって初めて徳島阿波の国
「祖谷渓・大歩危・小歩危・かずら橋に
行ってきました
聞きしに及ぶ絶景が広がる印象を持っていました
特に紅葉の季節は息を飲む美しさということです
バスツアーで京都からは、休憩昼食を挟んで5時間30分も掛かりました
よろしくお付き合いください
バスの車窓より小歩危辺りの渓谷です
駐車場でバスを降り乗船場へ下ってゆくと、「含礫片岩碑」
この峡谷は四国中心部を東西に流れる吉野川に刻まれたV字渓谷です。日本列島を貫く秩父の長瀞峡と同じ3億年前のぺしゃんこに押し潰された含礫片岩の地層が最も露出したところだそうで、天然記念物に指定されています。と云うようなことが刻まれています
船も待っていることだし早速乗船しましょう
水量はさしてありませんが、青や藍色や群青色の水面は美しいグラデュエーションを画いています
暫くは川下りをお楽しみください
行き止まりのように見えますが、曲がりくねって流れは続きます
この辺りが水深がもっとも深いところです
崖の上は道路とこちら側はJR土賛線が崖にへばりつきながら走っていて、今にも落っこちそうです
この鉄塔は川下りの船を運ぶため丘に引き上げる施設です
又この辺りまでが大歩危で、小歩危には行けず遊覧船はここでUターンします
道路もこのように川に迫り出しひやひやものです
右の施設は観光船乗船場と駐車場施設になっています
岩石は左斜め45度に傾いているのは、この下流小歩危の右斜め45度と押し合いをして褶曲した地層の後です
何となく滑らかな岩肌に見えるのは、泥質がそのまま岩石になったためでしょうか
この岩石が「含礫片岩」と云うのでしょうね
水辺には鳥や魚が多く住んでいます。こちらは乗船場で餌を当てにしている「鵜」のようです
岩場には遊覧船の来るのを待ち構えている「鳶」です
船頭さんが播いた餌を求めて翼を広げ
水に浮かんだ餌を足でキャッチする体制
見事捕まえて飛んでゆきます
途中に唯一名前の付いた岩「ライオン岩」
浅瀬には大きな鯉が、これまた餌を待って泳いでいます
カルガモも餌をねだって船に近づいてきます
乗船場には何時も餌がもらえるのか多くの「ウグイ」が群れをなしていました
渦巻く流れはあまりなく、この乗船場辺りだけ、美しい風情でした
乗船場辺りの情景でした
左の赤い線が国道で、そこを吉野川が流れています。左の国道の真ん中辺りから黄色い線が県道で、すぐに「かずら橋」があります
この赤い橋が「かずら橋」です
遠くからは鋼鉄製のように見えていますが・・
近づくと丸太にカズラを絡めた吊橋になっています
ガッチリとカズラの蔓で結ばれています
この上を歩いて渡るのです。細い板の間から15m下の水面が見え、手すりを持たなければ吊橋が揺れ怖くて渡れたものではなっかたですよ
この皆さんのへっぴり腰をご覧ください
ようやくと対岸30m先にたどり着きました
一安心して記念撮影です
滝への道から眺めたカズラ橋です
しばし滝に癒されてオゾン浴でも楽しんで癒されて下さい