ひばりクイズ_622_r 2025_6/27 (MI) 両親の考えが違う時
★動機づけ面接を始める・続ける・広げる 愛着障害・トラウマ・発達障害とESS―MIの新しいフロンティア?
精神療法. 48(2) 225-234. (2022) https://x.gd/INf5k
< 質問 >
離婚や親子交流の調停に立ち会っています。
両親で、障害のある子の障害受容に差があったり、子どもとの遊びや教育に関する考え方に違いがあることがあります。
ゲーム依存やESSの治療にあたり、例えば、お父さんがゲーム好きで、子どもも一緒にゲームを楽しんでいるが、お母さんはゲームのやりすぎが心配、というような家庭に関与することはあるでしょうか。
両親の考え方に違いがある場合などで、気をつけておられることがあれば教えていただきたいです。
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両親の考えが異なることはよくあります。
基本的には(a. 動機づけ)面接のスタイルで、ご両親それぞれに情報提供をします。
それからご両親と一緒に会う時には、グループ動機づけ面接のスタイルで(b. 凝集)性を高めるサポートをします。
夫婦間に特有な心理に細かく配慮することも大切で、それについては、(c. ダンクリー)医師の「子どものデジタル脳完全回復プログラム」飛鳥新社刊に詳細に記載されていてとても参考になります。
ESSリセット研究会のWeb
https://uruuishishunki.wixsite.com/website-1
から、上記著作から作成した大人向けの支援ツール(3点セット)がダウンロードできるようになっています。
そのまま保護者に渡すこともできますし、ぜひチェックしてみてください。
【解答例】 a. 動機づけ b. 凝集 c. ダンクリー