動機づけ面接 

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ひばりクイズ _90 ニュースの現実

2024-06-17 05:19:48 | ひばりクイズ

ひばりクイズ _90 6/17  ニュースの現実

スマホの主な悪影響として、以下がある。
・睡眠への悪影響はテレビの4倍、
・YouTubeなどの動画を見ている時にストレス(a. ホルモン)の分泌や、脳血流低下がおきる、
・脳の成長の停止など影響の強さが大きい。


そのためスクリーン断ちを行うことにより、電子スクリーン症候群(ESS)の症状が改善すれば、
発達障害と診断されてしまう子どもが少なくなるのではないか
と思った。

スマホは(b. 違法薬物)に近い結果を脳にもたらすため、もっとニュースなどで取り扱うべき問題だと思う。

 

全く同感です。
(c. メディア)にしばしば出てくる「児童精神科医」は、基本的にスマホの利点を強調する人たちです。

ニュースもスマホの売れ行きに悪影響があるものはしばしば(d. 修正)が入ります。

スポーツ記事でもです。次の例で考えてみましょう。

 

 

大活躍したプロ野球の投手にその秘密を尋ねる素直な記事です。
そして、その秘密はスマホからガラケーに変えたことにあった、という発見も伝えています。


「じゃあ、僕もガラケーにしようかな」と思ったスポーツ好きな子どもたちもいると思います。

ところが、問題はこの後の記事の展開です。

 

 

ここまで読んだら、「ああ、ガラケーは終わってしまうんだ。じゃあ、ガラケーに変えたいけど、スマホのままにしておこうか」と考える人が出てくるのは予想がつきますね。

 

ところが、ここに大問題があるのです。嘘はついていないのですが、何が問題なのか分かりますか?

普通の人には分からないと思いますので、ヒントです。

 

 

 

何が問題か、分かりましたね。

ガラケーに乗り換えよう、と考えた読者を思いとどまらせるために、
4Gのガラケーのことを伏せて、3Gガラケーのサービス停止のことだけ書いたと思われます。

 

ところで、スポーツ記者はこれを書くことを思いつくでしょうか。

 


では、だれが、それを書くように指示したのでしょう。


それが意味するところは、誰かがあらゆる記事をチェックしているということなのでしょうか。

(e. スマホ)の売上に悪影響しないように。皆さんの考えはいかがですか?

 

 

 

【解答例】 a. ホルモン b. 違法薬物 c. メディア d. 修正 e. スマホ

 


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ひばりクイズ _89 周りと話が合わないとき

2024-06-16 05:03:22 | ひばりクイズ

ひばりクイズ _89 6/16  周りと話が合わないとき 

 

三つ目のコラムについて、

仮にスマホがあれば防げたいじめがあったとしても、

逆にスマホが無くていじめられずに済むこともあるし、

スマホのせいでいじめられることもよくあるので、やはりスマホの有無といじめは関係ないなと感じました。

 

また、そもそも、スマホを持たないというような、周りと少し違うといった状況は、これからいくらでもあると思います。

むしろスマホを持たないことで話題についていけない状況も含めて、コミュニケーションの仕方を学ぶきっかけになると考えます。                             

 

→ 

確かに、周りと違う、話が合わない、という状況は社会人になればしょっちゅうです。
いつかはその(a. 練習)をしないといけませんね。


スマホを持たせるのを遅らせる家庭は、しっかりした保護者がいることも多く、スマホを持っていない子ども同士で仲良くなり、コミュ力がさらに伸びていくパターンと、早くからスマホを持ち、LINEの(b. スタンプ)でラクをして、ますますコミュ力が下がっていくパターンと両極化が進んでいる気がします。

 

また、仲間外れといじめとは違う、ということにも注意が必要です。

スマホを持つ持たないといじめは関係ないばかりか、むしろ、今のいじめはLINEが原因となることも多く、
子どもにスマホを持たせるとは、仲間外れを心配して、「(c.いじめ)の素」を持たせているようなものだと思います。

                                                         

ところで、三つ目のコラムでは、スマホを持っていなければ、家に帰ればホッとできるのに、スマホを持っていると、家に帰ってもいじめが続き、24時間逃げ場がなくなってしまう、という事実にほとんどの人が衝撃を受けます。
保健指導をするときは、この辺りがツボになることが多いですよ。 

 

 


【解答例】  a. 練習 b. スタンプ c. いじめ


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ひばりクイズ _88 ぼんやりする時間こそ 

2024-06-15 17:59:24 | ひばりクイズ

ひばりクイズ _88 6/15  ぼんやりする時間こそ

 

知育アプリに対し、依存性があると考えたことは全くありませんでした。スマホは使用方法によってはかなり便利で、隙間時間に勉強ができるという利点があります。なので、もし教育アプリに制限をかけるのであれば、そのアプリに依存性があるのか、そうでないのかを検討する必要があると感じました。

 

 実は教育現場では教育アプリの依存性はしばしば問題になります。

頻発しているのは、(a.タイピング)の練習をするアプリです。ゲーム要素が強くのめり込みやすいのです。
他のアプリもゲーミフィケーションにより依存性が上がり、体育の授業のたびに無理やり取り上げる必要があるなど実害が広がっています。


そもそも、スマホの存在自体が集中力を低下させ学習を損ねることが判明しています。
ひばりクイズ _69 5/27 机の上にあるだけで

 

ですから、いくら隙間時間に勉強できても、(b. 普段)の勉強に集中できていないとしたら、はたしてトータルとして成績は上がっているのでしょうか? 

また、デフォルトモードネットワークの研究が進み、すきま時間に(c. ぼんやり)することが記憶の定着に重要であると分かってきました。

 

4人の子どもが東大医学部に合格した佐藤ママは、スマホは成績を下げるというアンチスマホ派で有名です。

 

 

 

 

【解答例】 a. タイピング b. 普段 c. ぼんやり


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ひばりクイズ _87 やりがいのある仕事

2024-06-14 05:21:13 | ひばりクイズ

ひばりクイズ _87 6/14  <やりがいのある仕事>

 

米国・英国議会にて、SNSが問題視されるようになり、中国では未成年のオンラインゲームを制限するなど、電子スクリーン症候群(ESS)予防となる対策がとられ始めていることを知り、今後日本でも保健師が大きく関わる可能性があると感じました。

治療法が確立していない中、「スマホ対策MIの三つ葉」に沿ってESS対策ができたらと思いますが、年齢や状況が多岐にわたりますし、タバコのようにスマホ・ゲームも、やりがいのある保健指導になりそうだなと感じています。

 

→ 

保健指導に興味があるのですね。それは頼もしいです。

特に、(a.母子)保健の領域での保護者への指導が大切だと痛感しています。

 

 

ニューヨーク市は2024年

TikTok, Instagram, Facebook, YouTube, snap chat の運営会社に対して

若者の(b.カウンセリング)費用などに年間1億ドル(約150億円)以上かかったとして、

(c.損害賠償)を求める裁判を起こしました。

 

歴史は繰り返すというか、タバコ対策と同じ流れです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240216/k10014361211000.html


タバコ問題でもタバコ会社に対する内部告発ののち、タバコによる健康被害に対して、
巨額の損害賠償訴訟が連発しました。

 

 

 

 

【解答例】  a. 母子 b. カウンセリング c. 損害賠償


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ひばりクイズ _86 私も医療関係者でした

2024-06-13 05:45:19 | ひばりクイズ

ひばりクイズ _86 6/13 <私も医療関係者でした>

 

この記事を見るまで、私もスマホが及ぼす悪影響を軽視していました。

「危険であることを理解していない医療関係者って、ダメじゃないか」という思いにもなりましたが、そういえば私も看護師でした。

看護学校で精神看護について学んできた看護師でも、スマホが及ぼす悪影響について学んだことは(a.ありません)

 

これからESSについての知識が普及し、未成年のスマホ使用が麻薬と同等の扱いになるような法律ができることで、親も医療関係者もESS対策しやすいだろうなと感じました。

 

ユーモラスな文章で楽しく読んでいます。これだけ身近にあるものが、まさか、というか、むしろ「最先端で夢のような」という(b. あおり)まで入ってますから。  

 

 

【参考】 
2014年、「(脳を鍛えるゲームが認知機能の衰えを防ぐという)説得力のある科学的エビデンスは今のところ存在しない」というコンセンサスに75人の科学者が署名。
https://longevity.stanford.edu/a-consensus-on-the-brain-training-industry-from-the-scientific-community-2/


2016年 米連邦取引委員会が、脳トレのリーディングカンパニー、ルモス・ラボ社を「(c. 虚偽)広告」で告発。
同社は和解金として200万ドル支払った。



★効果があるとされた脳トレゲーム「ニューロレーサー」↓

 

 

 

【解答例】 a.ありません b.あおり c.虚偽


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