老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

紅葉

2015-11-22 09:34:19 | ニュース
先日、恵那峡へ紅葉を楽しみたく行って来ました。
早目に出発してもう10時には恵那峡に到着し、30分発のジェット遊覧船に乗船です(1,280円)

周りの山と湖水に映える真っ赤な紅葉を期待したのですが、あぁ~駄目だ~。赤くも黄色くも無い。期待はずれ。

12~3年前に来た時はそれはもう全山が色付いて素敵な景色だったのに・・・
それでも妻は初めてなので案内音声で両側に並んで立つ巨岩の説明を聞きながら景色を楽しんで居ました。

後で乗船券を売る女性に聞くと、今年は例年より色付きも悪く葉っぱが散るのが早かったそうです。

下船後、さざなみ公園を散策し北原白秋の歌碑やこの大井ダム建設に尽力した福沢桃介像を見ました。

ここ恵那市は松茸でも有名なので、昼食は松茸料理をと思い乗船券売り場の女性に手配して頂いたお店へ。
食事処 力 さんへ、松茸だけが入った炊き込みご飯とその他のコケ類を使ったお惣菜で美味しく頂きました。

お土産は湖畔で食べた五平餅のお店で作られた、くるみの入った五平餅のたれです。そして帰途に寄った銀の森のカリテレモンの真っ赤なアップルパイです。
もう一軒、川上屋恵那店にも寄りましたがもう大変な人で目的の柿の実きんとんが無かったので退散でした。

そして、昨日は新米を買い求めて養老町へ、その足で養老公園へ紅葉狩りに。
ここはまだ少し早かったようです。でも滝の両側で太陽の当たる所は紅葉していました。
本当に紅葉の真っ盛りを見るのって難しい。駐車場の近くで抹茶の接待をされていたのでお茶を楽しんで来ました。

東海道五十三次

2015-11-17 17:14:56 | 日記
先日、岐阜県笠松町の歴史未来館へ行って来ました。
朝日新聞の岐阜版で歌川広重作東海道五十三次が展示されて居るとの、記事が在ったので駐車場の確認をして出掛けて見ました。

同町の藤田力様が集められた作品で、東海道の日本橋から京都三条大橋までの55枚の宿場が順序良く展示されて居ました。説明文も添えてあります

いつ見ても歌川広重の浮世絵は繊細に描かれて居て、江戸時代当時の風俗が感じとれます。

恵那市に在る同氏の展示館へも時々訪問するのですが、今回は近場で観賞出来てよかったですよ。

この浮世絵展は12月6日まで、月曜は休館です。TEL058-388-0161

伊東深水展

2015-11-08 14:16:57 | 日記
しばらく途絶えて居た美術館巡りが復活しました。今回は名都美術館へ出掛けました。

12月13日まで開かれている特別展 伊東深水 です。私が大好きな上村松園氏と同じ美人画の画家です。

深水氏も子供の頃から絵を描くのが大好きでしたが、家業の衰退から止むなく看板屋に奉公に。

仕事のかたわら絵画の勉強をし、後に一時やはり美人画の大家である鏑木清方氏に師事されたようです。

松園氏の美人画はモデルが超美人なのが多いですが、深水氏のはやや落ち着いた美人の絵の様に私は思います。

みんな素敵な絵ですが、あえて私が好きな絵を選ぶとしたら 月の出・縫い針・清涼・聞香・吹雪・針仕事でしょうか。

この日は電車が遅延し接続の特急に間に合わなかったり、地下鉄が乗車中に地震訓練の為一時停車が在ったりで、到着が遅れ気分が凹んで居たのですが入館して気持ちが落ち着きました。

平日ですが来館者はまずまずで相変わらず女性の2・3人連れやグループばかりでした。男性は私を含め3人です。

女性の観覧もいいのですが、時々仲間と批評やお話をされながら見られるのが嫌なのです。

私は好きな絵画を観るのは当然ですが、この美術館の静寂が好きなのです。そして一つの絵を観ながらその絵を描かれた時代や雰囲気にしたりたいのも有るのです。

数枚の絵葉書を買い求めて、観覧の余韻を愉しみながら帰途に着きました。

そうそう、今月の17日から展示物の一部が入れ替わるのでした。またゆかなくちゃあ。