クリスマスパーティ

母が通って居るディサービス施設で行われた、クリスマスパーティに参加して来ました。

まずパーティのランチを頂きました。職員さん達の手作りによる、たらこパスタやハンバーグ・チキンナゲット等が一つの大皿に盛って在ります。
もう一つはチーズフォンデが用意されて居ました。ホットプレートに銀紙で出来た器にチーズが溶かしてあります。上手く考えたものですね。
具材は小エビ・ソーセージ・じゃがいも・カリフラワー・サイコロ状に切ったパン等が用意されて居ます。
それぞれが一口サイズに包丁を入れて在るので、串に刺して溶けたチーズを絡ませば上手に美味しく食べれます。

食事を済ませて各人の歯磨きと口内洗浄を職員さんの手助けにより行われました。

次は職員さん達に因るお楽しみ会です。まず最初は利用者さん３人のファッションショーでした。
三人それぞれがお気に入りの服装と帽子や小物を手にしての登場です。司会者から自己紹介や元気な頃の逸話も紹介されました。

次は男性職員の手品が披露されました。彼はこの日に備え努力されて居たのでしょう、失敗も無く上手に出来て皆さまから拍手です。

また次は利用者が知って居そうな懐かしのメロディのイントロクイズでした。イントロだけではなかなか曲名が出ません。歌詞を出すとやっと記憶につながります。

最後はイエス・ノークイズでた。日常お世話になっている職員さんの趣味や思いが問題で、グループで〇×のボードを上げます。
得点が多いグループから順に、後で貰うプレゼントの中のクッキーの数に増減があるようです。じゃあ張り切りますよね。

余興が終わったらクリスマスケーキを頂くティータイムでした。

私達家族会に参加する人４人は別のテーブルに移動してケーキを頂きながら、施設の主任さんを囲んでの話し合いでした。
日頃の介護における相談や施設での行動を聞きました。でも最後の方は雑談となり愚痴や不満話で盛り上がりました。

お互いに介護をして居ると言う環境の中での日常生活を送る者ですから、こうした雑談が出来たのは少しはストレス発散の場になって良かったです。

レース切り絵

皆さんはレース切り絵とはご存知でしたか。

私はジェイアール高島屋の美術画廊で開催して居る蒼山日菜レース切り絵展を見て来ました。

会場にて初めて見た切り絵に驚きました。とにかく細かくて繊細な切り絵でした。

使われて居るハサミも一緒に展示してありましたが、そんなに特殊でも無くこれで切りぬいて行くの？と思いました。

何せレース切り絵と言うのですから絵として切り残す部分はほんとレース糸みたいなものです。

当然、制作中に手や指で作品の一部にでも引っ掛けたら千切れて完成品にならないと思う。

作品名はほとんど憶えて無いのですが、誕生月の星座をモチーフにした作品が在りましたね。

その繊細な作品はここで文章で表現出来ない程のすごい切り絵でしたよ。

川合玉堂展

岐阜県美術館で開催中（12月8日迄）の日本画の川合玉堂氏の作品展を見て来ました。

玉堂氏は愛知県生まれですが少年時代は岐阜で過ごしております。

だから岐阜には友人・知人が多く、上京してからもこれらの人達との交流は続いて居たようです。

平日だったにも来館者は多くいらっしゃって、でも静かに見る事が出来ました。

屏風図老松を始め深林宿雪・鵜飼・月天心・日光裏見瀧・細雨等沢山の作品を見る事が出来ました。

私が好きなのは氏の力強い線に反して細かい部分の細い線で描かれた部分です。

そして感心するのが鵜飼や雪・瀧で見られる水しぶき・もやの様に空気の濁った部分が何とも言えないタッチで描かれて居る事です。

限られた期間の平日ににこうした日本画の巨匠の作品を見る事が出来て良かったです。