馬とお昼寝

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フリージア

2007年12月16日 22時14分35秒 | 映画
フリージアを見ました。
漫画が原作の邦画です。

近未来戦時下の日本では敵討ち法が制定されていた。
政府の管理の下、法的に敵討ちが認められ、依頼人の代わりに執行人が警護人に守られた対象者を殺しに行く。
ルールがあるので、生き延びることも可能である。
15年前軍の実験で被験者である子供達を引率した時の影響で感情と痛みの感覚を失った叶(玉山鉄二)は執行人として働いていたが、当時一人だけ生き延びた被験者のヒグチの計画に利用され、軍での上司だったトシオと戦うことになる。

設定が変わってておもしろいです。
主人公の叶は無表情で機械のような男ですが、ふだんはおとなしくているのかいないのかわからない感じなのに何の躊躇も無く銃を撃つギャップがいいです。
無痛症なので、ほとんど無敵に見えますが、不死身ではありません。
彼をやっている玉山鉄二、とてもハンサムですね。
黒縁メガネをかけているのがもったいないですが、警護人の幽霊と戦う時にめがねをなくしてしまったときは美しい顔に惚れ惚れしました。
しかし、めがね無いと見えないんだからコンタクトにすればいいじゃん。
ハードな仕事なんだから危ないじゃん。

15年前の仇をうとうと自分の立場や叶を利用しようとするヒグチ、気持ちはわかりますが、うつべき相手が違うような気がします。
本来は作戦を決定していた指揮官をうつべきですが既にボケてしまっていたので、引率した上官(と言っても少年兵)だったトシオを殺そうとします。
ちょっとそれはかわいそうな気が・・・
トシオは当時子供だったわけだし・・・
命令だったわけだし・・・

銃撃戦は迫力があります。
でも、叶やヒグチの会話がとてもスローなので間延びしてだるいです。
銃撃戦の時のインパクトが強い分、それ以外のシーンが中だるみするっていうか、会話のシーン、まじでだるい・・・

映画では時間が決まっているので掘り下げた展開は出来ないけれど、結構設定がおもしろかったので原作の漫画を読んでみたいと思いました。



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