そこはサブリエがアビスに飲み込まれた後も残った跡地の中心部付近、そこには血塗られた鎌を持ったローブを被った少年と走って息の上がった二人の少年達が見つめ合っていた。
「お前、オズ ベザリウスか!?」金色の髪をなびかせる少年ペアの一人、エリオットは息を荒くしたまま絞り出すように少年に問うた。
「。。。」しかし少年は答えない。
「ねーオズ君、何静まってるの?」息を早くも整えたもう片方のペアのリーオが近づいて行く。その瞬間、エリオットはその少年から膨大な殺気が放たれるのを感じた。
「リーオ!逃げ。。。」言い終わる前に少年は鎌をリーオに振りかざしていた。しかし、リーオは慌てる事なく難無く鎌を避け、エリオットの所に戻る。少年の顔を隠していたローブは鎌を振るった勢いで彼の頭から外れた、そこにはやはりオズの顔があった。だが。。。
「お前、誰だ?」エリオットは警戒しながら聞いた。それもそのはず、彼の姿はオズではあるが、彼のまとう雰囲気がいつもの呑気なものとは打って変わって、相手の足をすくます程の恐怖で満たされていた。
「壊さなきゃ、壊さなきゃ、壊さなきゃ、こわs。。。」オズはそれだけを繰り返し呟いていた。
「どうしちゃったのかな、彼?」リーオは先ほど殺されかけたにも関わらず、呑気にノホホんとしていた。
「恐らくあれが彼の本来の姿だと思いますよ。」どこからともなく、ブレイクは二人の間から顔を出してきた。
「「!!」」気配を消して後ろから声がして来たので、低血圧のエリオット程ではなくとも、さすがのリーオも少し驚く様子を隠しきれていなかった。
「貴様!あの赤マントの二人組はどうした!?まさか、逃げ出して来たのか!?」
「うるさいよ、それよりも、どうゆう意味?」リーオは怒鳴りつけるエリオットの首筋にチョップをいれて黙らすと同時にブレイクに聞く。
「どうもこうもありません、言ったまんまですよ。あと、さっきの二人なら壁に釘で止めてありますから大丈夫ですよ。」とんでもない事をさらっとブレイクは言ってのけた。
「だからそれが何だと聞いておるんだr。。。」痛みから回復したエリオットはすぐさま話に介入して来たが、後ろのリーオからもとんでもない殺気が感じ取れたので口を途中で黙らすしかなかった。
「ウーン、難しいですね。ま、簡単に言うと、オズ君は恐らくは自分でも気づかない内に自らの力を今まで封印していた。そして今回の何らかのキッカケでその力が解放されたんだと思いますよ。」
「「??」」少年達は二人してその「力」と「キッカケ」とやらが分からず、頭をかかげた。
ブレイクはそんな事はおかまいなしに続けた、「分からないならそれでいい、だけど、ここから先の話は君たちには早すぎるよ。」
「な、。。。」その理由を聞こうとしたエリオットの声がブレイクのストレートパンチをくらって途切れ、身体が地面に倒れた。リーオもその後を追うかの様に同じように地面倒れ伏せ、気を失った。
「は~、どうしたもんかね~。」ブレイクは深いため息をついた後、近くにある岩陰にふり向く。
「いるんでしょう、お二人さん。」
ブレイクが言い終えると共に岩陰から二つの影がゆらめいた。
続...かない!
「お前、オズ ベザリウスか!?」金色の髪をなびかせる少年ペアの一人、エリオットは息を荒くしたまま絞り出すように少年に問うた。
「。。。」しかし少年は答えない。
「ねーオズ君、何静まってるの?」息を早くも整えたもう片方のペアのリーオが近づいて行く。その瞬間、エリオットはその少年から膨大な殺気が放たれるのを感じた。
「リーオ!逃げ。。。」言い終わる前に少年は鎌をリーオに振りかざしていた。しかし、リーオは慌てる事なく難無く鎌を避け、エリオットの所に戻る。少年の顔を隠していたローブは鎌を振るった勢いで彼の頭から外れた、そこにはやはりオズの顔があった。だが。。。
「お前、誰だ?」エリオットは警戒しながら聞いた。それもそのはず、彼の姿はオズではあるが、彼のまとう雰囲気がいつもの呑気なものとは打って変わって、相手の足をすくます程の恐怖で満たされていた。
「壊さなきゃ、壊さなきゃ、壊さなきゃ、こわs。。。」オズはそれだけを繰り返し呟いていた。
「どうしちゃったのかな、彼?」リーオは先ほど殺されかけたにも関わらず、呑気にノホホんとしていた。
「恐らくあれが彼の本来の姿だと思いますよ。」どこからともなく、ブレイクは二人の間から顔を出してきた。
「「!!」」気配を消して後ろから声がして来たので、低血圧のエリオット程ではなくとも、さすがのリーオも少し驚く様子を隠しきれていなかった。
「貴様!あの赤マントの二人組はどうした!?まさか、逃げ出して来たのか!?」
「うるさいよ、それよりも、どうゆう意味?」リーオは怒鳴りつけるエリオットの首筋にチョップをいれて黙らすと同時にブレイクに聞く。
「どうもこうもありません、言ったまんまですよ。あと、さっきの二人なら壁に釘で止めてありますから大丈夫ですよ。」とんでもない事をさらっとブレイクは言ってのけた。
「だからそれが何だと聞いておるんだr。。。」痛みから回復したエリオットはすぐさま話に介入して来たが、後ろのリーオからもとんでもない殺気が感じ取れたので口を途中で黙らすしかなかった。
「ウーン、難しいですね。ま、簡単に言うと、オズ君は恐らくは自分でも気づかない内に自らの力を今まで封印していた。そして今回の何らかのキッカケでその力が解放されたんだと思いますよ。」
「「??」」少年達は二人してその「力」と「キッカケ」とやらが分からず、頭をかかげた。
ブレイクはそんな事はおかまいなしに続けた、「分からないならそれでいい、だけど、ここから先の話は君たちには早すぎるよ。」
「な、。。。」その理由を聞こうとしたエリオットの声がブレイクのストレートパンチをくらって途切れ、身体が地面に倒れた。リーオもその後を追うかの様に同じように地面倒れ伏せ、気を失った。
「は~、どうしたもんかね~。」ブレイクは深いため息をついた後、近くにある岩陰にふり向く。
「いるんでしょう、お二人さん。」
ブレイクが言い終えると共に岩陰から二つの影がゆらめいた。
続...かない!
思ったより出来が良かったから、また作って。
あと、タイトルで J. 世界の果て、ジエンド
の「ジエンド」ってエウレカセブンのパクリ?
でもやっぱり、もう少し延長するか、刺激を加えて欲しッス!
あと、タイトルはその他で「神と魔の儀式」「月神と太陽神」等等。。。