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マハロ船長の航海日誌2

マハロ船長は
ミニチュア・シュナウザーの船乗り犬です。
毎日たべものの匂いをたよりに
大海原を航海しています。

チームAlizé 珍しく土曜日に出航

2025-04-21 16:11:54 | ヨット

2025/4/19

チームAlizéとしては珍しく土曜日に集合。

乗艇は私とA通信長氏。

解らん時にその場180°回転するというハプニングもありましたが、何事もなかったかのようにドックアウトしました。

微風なうえに、船底の汚れのせいで、きわめてスピードが遅く、アビームならかろうじて進むものの、クローズホールドの角度は89°くらいでした(笑)

 

ところで、週末ということもあって海には沢山のヨットが出ていました。春本番という感じがしますねー。

(ご近所さん)

(アクアミューズ)

 

A通信長氏にはバウで作業していただいてますが、風のない日を選んで舵を取ってもらおうと考えています。

 


ヨット乗り●●すにゃ刃物はいらぬ、雨の3日も降れば良い

2025-04-13 10:53:50 | ヨット

○○●●すにゃ刃物はいらぬ、雨の3日も降れば良い

 

なんていう言葉があったりしますが、この○○にはヨット乗りも当てはまるかもしれません。

かつて、雪まじりの雨の大晦日にヨットに乗ってたワタクシも、今はもう、寒さに震え暑さにめげて、小雨にあわてて屋内に駆けこむような軟弱ヨット乗りに堕しております。でも、そんな奴でも3日間も雨に降り込まれたら、かなりストレスを溜めこむことになるんですよ。

このストレスという生体反応はなかなか怖いもので、

「ストレス→心の病気→身体的病気→天国行き」ということに繋がっているのです。

たとえストレス対策をしても、

「ストレス→酒を飲んでストレス発散→肝臓こわす→天国行き」

「ストレス→タバコを吸ってストレス発散→肺臓こわす→天国行き」

「ストレス→ギャンブルやってストレス発散→人生破綻→地獄行き?」

なんてことになりかねない???

 

 

ということで、やはり雨が3日も降り続くのはヨット乗りの体に毒なのですよ。

明日天気になぁれ!

 


油壺湾でお花見ランチ〜フルセーリング

2025-04-10 14:27:46 | ヨット

2025/4/9 諸磯に出勤してみると、先週もお会いしたGolden Fleece 4 とまた遭遇しました。上架のために油壺京急マリーナに回航(数100メートルの距離ですが)するところだそうです。

 

我々というと、まずは油壺湾内でお花見ランチです。

静かな水面には舞い散った桜の花びらが一面に浮いてました。ソメイヨシノの見頃は今週末までですかね?

ゆく春を惜しむお花見ランチとなりました。

 

その後はセーリング。

待望のフルセイルで、風もそこそこあるので久しぶりの豪快セーリングを楽しみました。

もっとも、船底の汚れによる抵抗のせいでスピードはそれほどでもないのですが、感覚的には豪快なセーリングだったのです。傍目にはモタモタしたセーリングに見えたかもしれませんが「そんなの関係ネー!」。

 

A通信長氏のセイルトレーニングのために何度もタッキング練習をしました。マストヘッドリグのジェノアでのタッキングは私も苦手ですが。やはり上達への近道は何回も練習するしかないですね。

A通信長氏も、ディンギーとの感覚の違いを掴みつつあるようです。

ちなみに、乾電池の液漏れで動かなくなったGARMINのGPSをA通信長氏に見事に復活していただきました。流石です。古い製品で、モノクロ液晶画面が小さく、常用GPSとしての実用性は""なのですが、HONDEXの予備として貴重な装置だと思います。

 

ワンポイントリーフも試しにやってみました。意外に簡単。ドラフトの深くなった年代物のメインセールは風が上がってきたときには船をヒールさせるだけの代物になるので、"早めのワンポン"は多用すべきなのかもしれません。

 

いつも浮いてる隣艇が出ていて、ドックアウトは問題なかったのですが、ドックインは、左舷に落としていったブイが予想以上に右舷寄りに浮いていて、勝手が違い失敗!

どんな状況でも間違いなくドックインできる方法を考えなければ!

 


2025 始動!

2025-04-06 09:19:52 | ヨット

2025/4/4

3人オーナー体制になって初の出港日です。

キャプテンT氏の膝が万全ではないので、まずはA氏と2人で対岸の浮き桟橋に着けます。

ところで本ブログでの新共同オーナーは根っからのエンジニアーでアマチュア無線もやってるとのことで、本ブログでのニックネームはA通信長氏とします。

 

天気は晴れわたっており、風は弱めなので、本来はフルセールで走りたいところですが、A通信長氏のデビュー日であり、色々と覚えていただきたい事があるので、メインセイルだけのセーリングにしました。

 

ドジャースの大谷選手の投手復活への期待以上に、約半年ぶりに乗艇したキャプテンT氏の完全復活が期待されます。

 

しかし、メインセイルだけでは今日の微風ではさすがにセイル面積が小さく、フルセイルの他艇が羨ましく感じました。

 

帰路、浮き桟橋に着けると、反対側に同型艇のバンドフェットが着きました。Alizéとは違い、船体がピッカピカに白く、聞きましたら塗り替えたとの事。我らがAlizeのくすんだ肌(ハル)が恥ずかしい。たまには磨いてやるかな?

 


海の"貧"栄養化とは?

2025-03-29 09:40:20 | ヨット

近年、魚が獲れなくなったという話はしばしば聞く話です。

 

この原因は、海水温上昇とか乱獲などが原因だと推測されてますが、瀬戸内海や東京湾、伊勢湾などの閉鎖性水域においては海水の「貧栄養化」にあるのではないかという説があるのだそうです。

 

海の「富栄養化」という言葉は聞いたことがありますが、「貧栄養化」という言葉は私にとっては初耳です。

 

富栄養化」とは、水中に溶けている栄養塩(窒素、リン等)が多すぎる状態のことだそうで、日本では高度成長期に、栄養塩を多く含んだ工場排水や生活排水が大量に流れ込み、赤潮の発生などの海洋汚染がすすみましたね。

 

下水施設の高度処理化等の対策がすすんだ結果起きてきたのが「富栄養化」の反対の「貧栄養化」なのだそうです。

 

貧栄養化」は水中に溶けている栄養塩(窒素、リン等)が少なすぎるため、生物の生産性が低くなることだそうです。漁獲量の低下とか海苔の品質低下(色落ち)などの現象は「貧栄養化」の影響なのではないかというのです。

 

そのため、工場や下水処理場の水質基準を緩和する動きさえあるそうです。

 

そういえば、牡蠣の養殖場は、河口部のミネラル分を多く含む水質が重要とのことで、要するにキレイ過ぎる海は牡蠣の養殖に不向きということです。

 

じゃあ、海は適度に汚れていたほうが良いのか?・・・・・んな訳ないよね。

 

 

以上の貧栄養化の話は、アメリカのように汚水をリザーブタンクに貯めておいてマリーナのバキューム施設で処理する方式ではなく、排水パイプの先がダイレクトに海である日本のマリントイレユーザーとしては、少しだけ罪悪感が薄らぐ話でした

 

参考にしたサイト→ココ

水質基準緩和に関する記事→ココ

以前書いたマリントイレの話→ココ