goo blog サービス終了のお知らせ 

チェリスト 阪田宏彰のBlog

日々感じたこと、おすすめなモノ、お気に入りなど

ボヘミアン・ラプソディ

2013-07-31 | Cello Ensemble 008

言わずと知れた、ロックバンド「クイーン」の代表曲の一つです。
ロック史に残る名曲。

まずはそのとんでもない歌詞から。


これは現実なのか?
それともただの幻か?
まるで地滑りに遭ったようだ
現実から逃れることは出来ない
目を開いて
空を仰ぎ見るがいい
僕は哀れな男 だが同情は要らない
いつでも気ままに流離(さすら)ってきたから
いいこともあれば 悪いこともある
どっちにしたって 風は吹くのさ僕にはたいしたことじゃない

ママ たった今、人を殺してきた
あいつの頭に銃口を突きつけて
引き金を引いたらやつは死んだよ
ママ 人生は始まったばかりなのに
僕はもう駄目にしてしまった
ママ ああ ママ
ママを泣かせるつもりじゃなかったんだけど
明日の今頃になって 僕が戻らなくても
今のままで生きていって、まるで何事も無かったかのように

もう遅すぎる 僕の最期が来た
体中を震えが走る
体中が苦痛に責めたてられる
さようなら みなさん 僕はもう行かなくては
あなた方の元を離れ 真実と向かい合う時だ
ママ ああ ママ
僕は死にたくないよ
時々 考えてしまうよ、いっそのこと生まれてこなきゃよかった

1人の男のシルエットが小さく映る
スカラムーシュ 道化の者よ ファンダンゴを踊っておくれ
雷鳴と稲妻ーとても恐ろしい
ガリレオ ガリレオ
ガリレオ ガリレオ
ガリレオ フィガロ~貴き人よ

彼は貧しい生まれの哀れな男この怪奇な運命から命を救ってやろう
気ままな人生を送ってきたんだ 僕を逃がして
「神に誓って お前を逃がしはしない」ー 彼を逃がしてやろう
「神に誓って 逃がしはしない」ー彼を逃がしてやれ
「神に誓って 逃がすわけにはいかない」ー 彼を逃がしてやれ
「いや 逃がさない」ー僕を助けて
「いや絶対にダメだ」ー助けて
ノーノーノーノーノーノー
ママ ママ 愛するママ 僕を助けて
魔の王ビールズバプよ 僕から悪魔を取り除いてくれ
僕の為に、
僕の為に

それじゃ 僕に石をぶつけ顔につばを吐きかけようと思ってるんだな
僕を見殺しにしてそれでも僕を愛していると言うつもりか
ああ 君がそんな仕打ちをするなんて
すぐに逃げ出さなくては、今すぐ ここから逃げ出さなくては

何もたいしたこと無い 
誰もが知ってることさ
たいしたことじゃない本当に僕にはたいしたことじゃないさ

どっちみち 風は吹くのさ



よくある繰り返しの多い歌詞と違って、クラシック的、オペラ的な作りです。
「1番だけやればいいんじゃない?」
なんて言える曲では無いのです。
大河ドラマのようなストーリーを持った、足すことも引くことも出来ない曲。
もちろん、全ての音楽に愛情を持って書いてくれる近藤さんです。
このストーリーにも何も加減はしていません。


「クイーン」と言えばフレディ・マーキュリーのインパクトが強いですね。

僕も最初見た時は度肝を抜かれました。
正直なところ「見てはいけないものを見た」感に襲われました。
誰でもが知っている、彼が同性愛者であったことすらその後で知りました。
そして、「見てはいけないもの」は「近づいてはいけないもの」という認識にすりかわりました。
決して同性愛者を否定するわけではありませんが、ストレートのヒヨワな男としては、マッチョな同性愛者は怖いのです!

彼は、ゾロアスター教徒のペルシャ系インド人の両親のもと、タンザニアのザンジバル島で生まれました。
ムンバイ(インド)の学校に入り、祖父母と暮らしましたが、ザンジバル革命の影響で両親とともにイングランドに移住します。
この時、17歳。
アートカレッジでデザイン・グラフィックを学び、後の独特な衣装のデザインに役立てたようです。

彼が尊敬していたプレスリーの影響を受けたそうなんですが・・・・そうか?

そうかも・・・。


クイーンは、4人のバンドで、ライブでも録音でもサポートメンバーはほとんど使わなかったそうです。

ドラムス・叫び担当のロジャー・テイラーの歌唱力は驚異的です。

なんでこいつがボーカルじゃないのか、と首をかしげたくなります。
歯学部から生物学部卒のインテリ。

ベース担当のジョン・ディーコンは温厚で、衝突しがちなバンドメンバーのまとめ役だった人。

工学大を首席卒業。

少年時代になんと手作りしたギターを、ピックではなくコインで弾いていたのがブライアン・メイ。

天文学・物理学で大学院を卒業、フレディの死後、天文学の博士号を得たそう。

みんなお勉強好きなんですねぇ。
ロックは頭が悪い子には出来ないのかな?
僕には無理かもしれない。。。


今日の動画は、デーモン閣下のボヘミアン・ラプソディ。
Bohemian rhapsody by デーモン小暮閣下

バックのヴァイオリンが徳永二男先生!? ギターの鈴木大介くんやピアノが故羽田健太郎さんだったり、その他も偉い方々が勢揃い。
なんなんだ? この企画は?

最後に本物も。
Queen - 'Bohemian Rhapsody' (Live)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水とワイン | トップ | アルフィー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Cello Ensemble 008」カテゴリの最新記事