最後まで体に入っていたカテーテルが抜けました。
これで体から出ているパイプ類は一切無くなりました。
手術から1週間以上経ったんですね。早いものです。
本来のスケジュールでしたら、昨日カテーテルを抜いて、本日抜鉤(ばっこう)を行う予定だったのですが、1日遅れています。
土日での退院を夢見ていたのですが無理かもしれません。
もしかすると明日抜鉤して日曜日退院かもしれませんが・・・
(主治医が週末の退院でも構わないか、打診してきましたので)
ところで、自由度が増してくると、本当に痛い所が異常に痛く感じますし、色々な事を考え過ぎちゃいますね。
結局、色々なものを切り取ってしまいましたから・・・
「あるべきものがそこにない」という寂しさ というより 恐怖心が増してきました。
私の場合、見た目では切除したことがわかりませんが、男性しかもっていないものを失ってしまった訳ですから、今後どのように生活していけるのか全く分かりませんし、非常に不安です。
女性が乳癌の手術で切除された場合の心情が良く取りざたされていますが、ほんの少しだけ気持ちが分かるような気がします。
私の場合、臓器や神経の温存ではダメなほど進行していましたから、大きく全てを切り取ったのは仕方が無いのですが、後から考えると「あるべきものを失った」恐怖と不安が込み上げてきています。
他の方々より若くして発症し摘出してしまったので、余計に強く感じるのかもしれません。
少し、弱気です。
(腫瘍精神科でも行ってこようかな?)